第6弾 国立大学本気の挑戦!筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト

第6弾 国立大学本気の挑戦!筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト

寄付総額

6,175,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
379人
募集終了日
2021年7月31日

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2021年07月29日 15:50

いくつもの波を乗り越え成長 24年振りの筑波大新(岩佐一楽)

いくつもの波を乗り越え成長 24年振りの筑波大学新記録

先輩の背中を追って芽生えた自覚

 

筑波大学 陸上競技部 長距離パート

3年 駅伝副主将 岩佐一楽

 

昨年、急成長を遂げ、1万mで24年振りの筑波大新記録を樹立した岩佐

 

筑波大学 陸上競技部 長距離パート3年 駅伝副主将の岩佐一楽です。日頃より多大なるご支援、ご声援、誠にありがとうございます。このコロナ禍で僕たちの活動は、多くの方々のおかげで成り立っているのだと感じることが増えています。

 

当たり前だと思っていた日常は、実は、見守ってくださっている方々のご理解とご協力があってのことと身に染みて感じています。その感謝の気持ちを忘れることなく、これからも実直に活動していきたいと思います。

 

僕は、筑波大学に一般入試で入学しました。推薦入試ではないので、走力や競技経験に自信を持てるほどのものはありませんでした。さらに、一年次の半年は、自宅から片道2時間かけて通学していたため、練習についていくだけで精一杯でした。常に疲労と疲弊との戦いでした。
 

1年次に6大学対校のオープン1500mが正式なデビュー戦

 

これには両親の「陸上に専念した環境を当たり前だと思ってほしくない」「最初から恵まれた環境を与えたくない」という強い考えがありました。そんな想いを理解できなかった僕は、当時、つくばに住むチームメイトと比べて、「どうして僕は、こんな辛い思いをしているのだろう」と両親の考えに不満を持ちながら、千葉とつくばを往来する日々を悶々と送っていました。

 

「このままでは、文武両道に集中できない」としびれを切らし、「もっと強くなりたい」という思いから、つくばへの引っ越しを直談判しました。僕の熱い思いが伝わったのか、両親はやっと、つくばに引っ越すことを許可してくれました。それからは今まで以上に競技と学問の熱意が高まり、チームの中で順調に実力を伸ばしていきました。

 

1年目の夏を越して急成長した岩佐

 

そんな大学一年目は、自宅通学の生活から始まり、最終的には筑波大学の代表として箱根駅伝予選会や本戦を走るような選手にまで成長でき、自分でも驚くほどの成長を遂げることできました。1年生の時は、ただただ強くなりたくて突っ走っていただけでしたが、今振り返ってみると、苦労(鞭)と報い(飴)がセオリー通りに訪れた1年だったような気がします。

 

両親の僕への深い願い(意図)から経験した過酷な生活、その経験があったからこそ、今では、恵まれた環境で活動できていると感じることができています。でも、1年次の僕にとっては、そんなことを感じることすらできないほど「余裕のない激動の文武両道生活」だったのかなと思います。

 

大学デビュー戦となった6大学対校のレース後(初々しさが残る)岩佐

 

しかし、去年から現在にかけて立て続けに起こった出来事は、チームや僕の競技人生に良くも悪くも大きな影響を与え、一生懸命に過ごした一年次を遥かに超える波が押し寄せてくる激しい時期となりました。

 

大学での活動は、自分のキャパシティを大きくする(限界値を高める)大きな波から逃げない精神が求められるような気がします。今回は、激動の1年半を振り返って、その波をどう乗り越えたかについて書き述べたいと思います。
 

1年目は、目の前のことをこなすだけで精一杯だった

 

<2019年11月~2021年1月>
筑波大学は2019年の箱根駅伝予選会を突破し、2020年の箱根駅伝に出場しました。僕は予選会も本戦にも出場しましたが、予選会はチーム7番目、本戦は区間最下位と、チームに貢献したと胸を張って言えるような結果を出すことができませんでした。

 

実は、本戦出場は本番の1週間前に決まったのです。前回、小林竜也の手記にあるように、直前の選手交代でした。予選会でチーム7位だった僕は、予選会後から少しずつ調子を落としていました。張り詰めた気持ちで乗り切った夏合宿と酷暑の予選会で初めてハーフマラソンを走り切ったことなど、知らず知らずのうちに疲労が蓄積され、貧血に陥り、それが思うように快復しなかったからです。

 

1年目からチームの戦力となり箱根駅伝予選会を力走する岩佐

 

11月の記録会でチームメイトが29分台をマークする中、僕は30分08秒に留まり、予選会後から調子が下降していることが客観的な記録として出てしまいました。選手10人から外れていくような状況になっていく中、予選突破を決めたメンバーとして、「箱根駅伝本戦の選手は、絶対に譲れない」という気持ちが強かったのですが、見えない敵(貧血)との戦いに敗れ、補欠が濃厚となっていく状況は痛恨な思いでした。

 

そんな中、急遽、出番が回ってきたのですが、特殊な区間である6区は、下見もしていない選手が走れるような甘い舞台ではありませんでした。小田原の中継所では、意識が朦朧となり先導バイクに付いていきコースを間違える始末。沿道の観衆の多さと応援の凄さは感動しましたが、僕の中では情けなさしか残りませんでした。この時、僕は誓いました。

 

第96回箱根駅伝6区を力走する岩佐(写真:アフロスポーツ)

 

次の箱根駅伝では、計画的にしっかり準備をして、正々堂々と戦う!と。
 

箱根駅伝本戦が終わった1月中旬、2020年の個人の目標を立てるときに、「今年はチーム上位の戦力として活躍したい」という思いから、「箱根駅伝予選会で、チームで5番以内、且つ、個人総合で50位以内」という目標を立てました。正直に言って、その頃の自分にとってはかなり思い切った目標だったと思います。

 

意識朦朧となりながらタスキを渡した岩佐(写真:アフロスポーツ)

 

そんな僕にとっての大目標を達成するためには、「5月の試合期に5000mでは、最低このくらいの記録は出さないと」であったり、「全日本大学駅伝予選までに1万mは、このくらいでは走れてないとな」など、僕が苦手とする『逆算による小目標』も立てました。

 

僕は元来、最大限の成果を出すことだけを考えるタイプです。計算すると、計算通りに進むことで安心したり、慢心したり、努力がストップするような気がするからです。でも、それが1年次は仇となった気がするので、考え方を改めることにしました。

 

<2020年2月~3月>
「これでいくしかない!」という目標を立てたものの、2~3月は、なかなか自分が思い描くような練習ができずにいました。それもそのはず、弘山監督からは、箱根駅伝が終わってから「3週間は走るな」という指示があったからです。

 

それは、6区の山下り(怪我のリスクが高い)区間を走ったからなのですが、当時の僕には、6区のリスクがどのくらいあるかもわかっていません。さらに、僕は、中学までハンドボールをしていましたから「そんな弱い身体ではない」という自負もありました。でも、知識が豊富な監督が言うのだから、間違いないだろうと指示に従って、走る以外の練習を続けていました。

 

クロスカントリーコースの練習で課題を感じる岩佐

 

そんな状況を経て、2月からチームの練習に合流しました。箱根駅伝の6区を走った僕ですが、元々クロスカントリーコースの練習が苦手で、BチームやCチームで練習しても、最後にペースアップする肝心なところで遅れてしまうということが続いていました。

 

同期の仲間が順調に練習できていたこともあり、この時期は正直、「このまま進んでいて、僕の今シーズンは大丈夫なのか(僕は伸びるのか)」と不安な気持ちで一杯になることも。だからこそ、フォーム改善やスピード走能力の向上に、真剣に取り組まないといけないと感じていました。

 

<2020年4月~6月>
「どうしよう」「どうすればいいんだ」と悩んでいた春先に、追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が発出されました。それからは、チームでの活動が禁止となり、自主練習となりました。学内施設(競技場)の使用も禁止になってしまったため、コーチ陣の指導を受けることもできず、練習の質を確保することが難しくなっていきました。

 

課題であるスピード走能力を高めたいと考えていた僕にとって、この状況は、本当に辛いもので、「これからどのように練習していけばいいのか」と悩んでいました。

 

頼りになる先輩方の存在は大きかった

 

そんな時に先輩から「競技場が使えなくてスピード練習ができないなら、ロードを使って距離を追えば(走り込めば)いいじゃないか!?」というアドバイスをもらいました。今、冷静に考えてみるとそりゃそうだろと思うのですが、上手くいかずに視野が狭くなっていた自分は、その考えに至ることができなかったのです。

 

そこからは、気持ちを入れ替えて、自主練習期間中は徹底的に走り込みました。取り組み始めて3週間目くらい経った頃、体に異常な重さを感じましたが、「ゆっくりでもいいから走る」という約束を自分の中で作り、休まずに体づくりをしていきました。

 

また、学生たちで決めていた自主練習メニューの中で、スピード練習が週に2回ほどありました。スピード練習をしないで、走り込み重視で進んでいく選択肢もあり、とても迷いました。「スピード練習をしないと、周りに遅れをとってしまうのではないか」という不安と、「自分は器用じゃないから量と質の両立はできない」という自信も足りていませんでした。

 

走り込みを増やして成長した岩佐

 

その中で出した結論は「スピード練習の質は多少なりとも落ちても、走る量を最大限確保することを意識しよう」でした。「今は我慢の時期だ」と自分に言い聞かせて練習していました。

 

以前までの僕は、ポイント練習に備えて、繋ぎの(回復させる)日の練習量を減らしていたのですが、それは「練習のための練習」になってしまっていたように思います。この時の自主練習と葛藤のおかげで、弘山監督が常々僕たちに話す「長期的に練習を考える力」というものが身に着いていったような気がします。

 

4月の後半は体の疲労感に慣れず、苦しい期間でしたが、そこを過ぎると体も慣れてきて、5月は1ヶ月を通してしっかり走ることができました。それまで500kmちょっとだった月間の走行距離が、4月は700km、5月には900kmを超えました(他の大学からは笑われるようなレベルです)。

 

時間を有効活用し競技に全てを注いだ

 

距離を伸ばしたことで、やはり、体にかかる負担は大きくなっていたので、ケアの時間はそれまでよりも確保するようにしました。それに加えて最も力を入れたのが走動作の改善でした。練習前はもちろんですが、日中の空いている時間にも近くの公園に行き、取り組むようにしました。

 

このように練習を頑張ることができたのは、相馬先輩(現・大塚製薬)や猿橋先輩をはじめとした今年卒業した先輩方の存在が大きかったからです。私生活でもよく面倒をみてくれた先輩方が多く、「早くこの人たちと一緒のメニューができるようになりたい」「同じレースで勝負したい」という思いが練習のモチベーションにもなっていた気がします。
 

大好きな先輩と一緒に練習できるレベルのなることが目標だった

 

6月の後半からは、開放された近隣の競技場へ行き、徐々にトラックでのスピード練習ができるようになりました。持久力からスピードへの移行期間は、久しぶりのスピード走練習(高い出力発揮)に苦しみましたが、2ヵ月半を体づくりに充てていた効果が出て、スピード練習を高いレベルでこなせるようになり、Aチームの練習に合流できるようになったのです。

 

<2020年7月~9月>
目に見えるかたちで結果が伴ってきたのはこの頃からです。練習での3000mタイムトライアルでは8分11秒(筑波大記録を上回る)、ホクレンディスタンスチャレンジ大会の5000mでは、14分5秒と自己ベストを大幅に更新することができました。

 

また、毎年合宿中に行われる14kmの上り坂のタイムトライアルでもチームでトップをとることができました。起伏走が苦手な僕がチームでトップになれたことは大きな自信となりました。

 

練習のタイムトライアル3000mで大幅な自己新に手応え

 

自己ベスト更新というわかりやすい結果がでたことによって、4月からの自分の取り組みに自信を持つことができ、自分の練習スタイルがある程度は確立できたと思います。さらに春に走り込みを徹底し、しっかりと土台を固めた状態で夏合宿に臨めたおかげで、怪我することなく夏の強化練習をやりきれました。

 

この頑張りができたのは、西先輩(現・大阪ガス)をライバルと思って常に意識したからです。3000mタイムトライアルでもホクレンディスタンスチャレンジでも西先輩には完敗でした。練習で西先輩と競り合うことができれば、それは学生の中でもトップに近づくことを意味しますから、わかりやす目標だったのです。
 

2020ホクレンディスタンスチャレンジのレース後

 

でも、西先輩を目標にした理由は、ただ単に速い選手だからではありません。ひょうきんで掴みどころがない雰囲気を漂わせている先輩なのですが、裏では、虎視眈々と学生界のトップを狙って練習していることを知らされたからです。2年の春に「強い選手には、その根拠がある」ことを身近な具体例と共に理解できたことは、僕にとって意味は大きかったと思います。

 

<箱根駅伝予選会敗退から11月の試合期>
チームとしても良い練習ができていたので、箱根駅伝予選会には自信をもって臨みましたが、結果は10位と18秒差の11位に終わり、箱根駅伝に出場することは叶いませんでした。予選会が終わってから数日は「前回のリベンジを誓った箱根駅伝に出場できないのか」「もう4年生と走ることはできないのか」と涙が止まらず、部屋で一人泣いていました。
 

第97回箱根駅伝予選会で力走するも・・・(写真:アフロスポーツ)

 

しかし、「いつまでもこんな状態じゃだめだ」と思い、11月の記録会(1万m)に向けての準備を始めました。この時は11月14日の日本体育大学長距離競技会の1万mで大幅な記録更新=28分台を目標に強い気持ちをもって練習していました。

 

その過程で、11月1日の筑波大競技会の5000mに出場し、西先輩にペースメイクしてもらい、14分00秒で自己ベストを更新できました。でも、あくまで1万mに向けた練習の一環だったので、この5000mで調子のピークを迎えることがないように、前の週の練習量は落とさないように気をつけていました。
 

西先輩に引っ張られ5000mで14分00秒をマークした岩佐

 

また、コーチからよく1万mは 前半(3000)-中間(5000)-後半(2000) で考えるようにアドバイスを受けていたので、練習では真ん中の5000mのイメージを持つように常に意識していました。かなり良い準備ができていたので、自信をもって日体大長距離競技会のスタートラインにつくことができました。

 

その自信からかスタートしてすぐに先頭にたってしまったのですが、そこまで焦っていない自分に驚きました(笑)。3周目くらいに先頭から代わったので、そこからは3番手くらいで冷静にレースを進めることができ、28分41秒の大幅自己ベスト更新を果たすことができました。
 

1万mで28分41秒の筑波大新記録をマークした岩佐

 

それと同時に、長年破られていなかった渋谷俊治先輩の28分45秒を上回り、筑波大学記録を24年振りに更新することができました。入学当初、普通に弱い選手だった僕ですが、このようにして筑波大学の歴史に名を刻めたのはとても光栄なことです。

 

筑波大新記録をマークしガッツポーズでゴールする岩佐

 

筑波大新記録のゴール後に喜び合う岩佐と弘山駅伝監督

 

<2020年12月~2021年4月>
さて、1万mで結果が出たのは良かったのですが、そこから調子は徐々に落ちていきます。12月初旬の日体大長距離競技会5000mでは最初の1000mできつくなってしまい、不甲斐ないレースで全く話になりませんでした。でも、原因は明らかです。

 

レースのための調整が続き、まとまった強化練習ができず、体力の「貯め」がなくなっていることが自分でもわかっていたので、「ここから走り込んでまた体づくりだ!」と思っていた矢先に、レースの連戦で負担が掛かり続けていた足が耐え切れず、アキレス腱を痛めてしまいました。

 

入学以来の初めての故障、こんなに長引くとは思いもしなかった

 

このアキレス腱の故障が長引いてしまったのが自分にとってキツい出来事で、苦しい時期となりました。「一向に良くならないアキレス腱」「参加できない冬季トレーニング」焦りはもちろんですが、トラックシーズンに向けて、冬季の練習の重要性はわかっていたからこそ、歯がゆい気持ちになりました。

 

5000m(14分00秒)と1万m(28分41秒)の記録を春シーズンにどこまで伸ばすことができるかを僕自身が楽しみにしていましたし、全日本大学駅伝予選会でも最終組でトップ争いをすることを目標にしていたので、苦しみと悲しみはピークになっていきました。

 

<僕を救ってくれる仲間と先輩>

長い期間の練習離脱を経験していなかった僕は、このまま痛みが引かないんじゃないかという不安に駆られる日々が続きました。また、小林竜也や福谷、松村をはじめとする同期の活躍もうれしかったですし、凄いと思いましたが、素直に喜べない自分もいました。「周りはどんどん成長しているのになんで自分はこんなところで立ち止まっているのだろう」と自暴自棄になったりもしました。

 

練習でも生活面でもアドバイスをくれた先輩方

 

そのような苦しい中でも、先輩が助けてくれました。相馬先輩は、僕と同じく2年の冬にアキレス腱を痛めていたこともあり、よく相談に乗ってくれました。その度に「気持ちは切らすなよ」と言ってくれました。一つ上の先輩・駅伝主務の森山さんは、常に明るく接してくれました。僕の不安を取り除くように、意識して言葉を掛け続けてくれました。

 

卒業してからも連絡をくれる先輩や常に見守ってくれる先輩がいて、こんなに気にかけてもらっているのだから、必ず強くなった姿を再び見せなければいけないという想いが僕を支え、半年にも及ぶ練習離脱を乗り越えることができたと思います。

 

故障期間も気持ちを切らさずバイクトレーニングを続ける岩佐

 

去年からの一年を振り返ってみると、嬉しかった瞬間もあれば、悔しい瞬間もありました。生き生きと活動できた期間、苦しい期間など状況は常に同じではありません。しかし、一年次と大きく違っていたのは、どんな時でもチームのことを考え、忘れなかったことです。

 

陸上は個人競技ですが、個人だけでは絶対に戦えません。一緒に練習する人がいて、それを支えてくれる人がいて、それを見てくれる人がいる。一年次は自分のことで精一杯でしたが、去年はチームのことを常に思い、みんなのために頑張ることができました。

 

支え合いながら切磋琢磨する仲間がいるから頑張れる

 

その結果、苦しい時期を乗り越え、筑波大記録を更新することができたのだと思います。そうやって後輩たちを導いてくれる先輩たちのやさしさと箱根駅伝に対する熱い気持ちを受け継ぎ、今年こそ箱根駅伝本戦への扉をこじ開けたいと思います。

 

<何度も押し寄せる波と支え合い>

あらためて今までを振り返ると、大きな波が何度も僕に押し寄せてきました。

 

・両親から課せられた往復2時間通学の文武両道生活

・今まで経験したことのないハードな練習の日々

・貧血に苦しみ途絶えそうになった箱根駅伝出場

・急遽出番が回ってきた箱根駅伝で屈辱の区間最下位

・コロナ禍での4ヶ月間の自主練習

・18秒という僅差での箱根駅伝予選敗退

・半年間の故障期間

 

など、乗り越えなければならなかった波が数多くありました。その波を皆で支え合い乗り越えたときに、大きな喜びを味わうことができることも、同時に経験しました。

 

結果を自分のことのように喜んでくれる仲間たちと共に

 

とくに、半年間にも及ぶアキレス腱の故障という大きな波に飲み込まれ、僕は海底に沈み込んで、もがき苦しむ状態が続きました。やっと這い上がり、5月からアキレス腱の状態もよくなり、徐々に走り始められるようになりました。今はまだ体づくりの途中ですが、7、8、9月で元の状態に戻すだけでなく、さらにそこから強くなってみせます。

 

今年の6/20 、半年ぶりにレースに復帰した岩佐

 

長い故障期間を経て、走れる喜びや自分の活動を支えてくれる人への感謝の気持ちは前よりも一層強くなり、その人たちの期待に応えたいという気持ちも練習のモチベーションになっています。巨大な波に押しつぶされそうになりながら、蘇った僕がいろんな意味で強くなっていることを絶対に証明したいと思います。

 

今までは、多くの先輩方やチームメイトに支えてもらいました。これからは僕がチームを支えていく番です。エースとして、駅伝副主将として、上級生として、それらの覚悟を胸に日々精進していきたいと思います。

 

目標の存在だった先輩(西、猿橋、相馬)と昨年の夏以降は同じレベルで練習した

 

予選会突破に向けて、チームとしても個人としても強くなり、必ず予選会を突破します。これからもご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。
 

ギフト

5,000


【5千円】共に箱根を目指す伴走者になる

【5千円】共に箱根を目指す伴走者になる

■ 活動報告(E-Mailでの送付)
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【1万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

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【1万5千円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【1万5千円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

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【2万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【2万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

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【3万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【3万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

■ オンライン応援会への参加(箱根駅伝予選会当日)
(オンラインミーティング形式でTV観戦しながら、支援者の皆様で声援を送っていただく会になります。前日までにミーティングのURLをお知らせ致します。)
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【5万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【5万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

■ オンライン激励会への参加(2021年8月、9月、10月開催予定)
(弘山駅伝監督、主力の学生数人、支援者の方々で懇親を深めながら、学生たちを激励していただく会になります。開催の2週間前までに、ミーティングのURLをお知らせ致します。)
■ オンライン応援会への参加(箱根駅伝予選会当日)
(オンラインミーティング形式でTV観戦しながら、支援者の皆様で声援を送っていただく会になります。前日までにミーティングのURLをお知らせ致します。)
■ 応援Tシャツ(チームTSUKUBA)の送付
■ 選手から箱根駅伝予選突破へ向けた宣誓の動画配信
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※tsukuba@tsukuba-hakone.winからのメールを受信できるように設定をお願い致します。
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【10万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【10万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

■ 歓迎!練習見学に来ていただき、選手に激励をしてください
※コロナ禍が続く場合は、健康チェック表を提出いただき、マスク着用の上、練習見学や選手への激励をお願いします。希望される場合は、日時の調整をさせていただきますが、非常事態宣言や蔓延防止条例が発令された場合は、不可とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

----- 以下は5万円のお返しと同じ内容です-----
■ オンライン激励会への参加(2021年8月、9月、10月開催予定)
■ オンライン応援会への参加(箱根駅伝予選会当日)
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【30万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【30万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

■ スタッフウェアの進呈、および、WEBサイトにサポーターとしてお名前を記載します
■ 箱根駅伝2022に出場が決まった場合、「決起集会(オンライン)」に出席いただき激励していただく(出場が確定した場合、決起集会の詳細が決まり次第ご案内させていただきます)

----- 以下は10万円のお返しと同じ内容です-----
■ 歓迎!練習見学に来ていただき、選手に激励をしてください
■ オンライン激励会への参加(2021年8月、9月、10月開催予定)
■ オンライン応援会への参加(箱根駅伝予選会当日)
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1,000,000


【100万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

【100万円】予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

■ 筑波大学の箱根駅伝に対する想いを寄せていただき、WEBサイトに掲載させていただく
■ 選手および筑波大学学長からの感謝状贈進

----- 以下は30万円のお返しと同じ内容です-----
■ スタッフウェアの進呈、および、WEBサイトにサポーターとしてお名前を記載します
■ 箱根駅伝2022に出場が決まった場合、「決起集会(オンライン)」に出席いただき激励していただく(出場が確定した場合、決起集会の詳細が決まり次第ご案内させていただきます)
■ 歓迎!練習見学に来ていただき、選手に激励をしてください
■ オンライン激励会への参加(2021年8月、9月、10月開催予定)
■ オンライン応援会への参加(箱根駅伝予選会当日)
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