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HD遺伝子検査確立で股関節形成不全で苦しむわんこをゼロにしたい!

HD遺伝子検査確立で股関節形成不全で苦しむわんこをゼロにしたい!
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支援総額

30,000

目標金額 3,000,000円

支援者
3人
募集終了日
2021年8月29日

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プロジェクト本文

わんこにとって生きやすい社会を。

〜HD(股関節形成不全)の遺伝子検査手法を確立したい!〜

 

皆さまはじめまして。

株式会社VEQTA取締役の津曲 茂久と代表取締役の俵 文利と申します。

 

突然ですが、皆様は盲導犬・警察犬、救助犬の※半分以上がHD(股関節形成不全)という病気で歩けなくなってしまう可能性があることをご存知でしょうか。

 

アメリカにおける※HD発病率は12%、スウェーデン19%、フィンランド30%なのに対して、日本は47%と飛び抜けて高い発病率であり、日本では検査手法すら確立されていない現状があります。

 

こうした検査体制の遅れが、日本のわんこたちを苦しめてしまっているのです。

 

この病気を少しでも早く発見し、一匹でも多くのわんことその家族が幸せに暮らせる社会を実現するために、クラウドファンディングを立ち上げました。

 

ぜひ皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

 

※数値情報出典元:日本動物遺伝病ネットワーク

 

 

 

▼HD(股関節形成不全)について

 

 股関節の発育異常が原因で疼痛(とうつう)が発生し、悪化すると歩けなくなってしまいます。

 

盲導犬、救助犬、警察犬などでも活躍する「ラブラドール・レトリバー」や「ジャーマン・シェパード」に特に多く見られ、発症してしまうとほとんど活動ができなくなってしまいます。

 

モンロー歩行やうさぎ跳び歩行などの歩行の異常が見られたり、座り方(親父座り)が異様になり、生活に多くの支障をきたします。

 

また最近では大型犬だけでなく、小型犬、時には猫においても発症してしまう病気なのです。

 

 

       

<正常の股関節>             <股関節形成不全により異常がみられた股間節>

 

 

▼アメリカの約4倍!日本でHD(股関節形成不全)が多い理由とは?

 

※ラブラドール・レトリバーのHD発病率はアメリカでは12%、スウェーデン19%、フィンランド30%なのに対して、日本は47%と飛び抜けて高い発病率です。

 

アメリカや諸外国では犬の販売時にHDの検査が義務付けられているのに対して、日本では検査手法すら確立されていない事が挙げられます。

 

こうした検査体制の遅れが、日本のわんこたちを苦しめてしまっているのです。

 

さらに、※子孫にもHDを遺伝させてしまうリスクがある「HD重度」と「HD中度」が71%を占めており動物愛護の観点でも大きな問題とされています。

 

※数値情報出典元:日本動物遺伝病ネットワーク

 

 

 

▼現状の診断方法、治療の負荷は…

 

現在の検査方法は、触診とレントゲンによる検査にて関節の緩みを確認する診断方法がとられています。しかし、レントゲンによる診断をするために2歳まで待つ必要があります。

 

さらに国内でHDの認識不足が原因で、HD診断はあまり普及していません。

 

HDの治療は内科療法として非ステロイド系抗炎症薬、体重減少、環境改善などである程度軽減されますが、発症後の根本治療は手術しかありません。

 

治療自体もできる動物病院が限られており、また手術費用も150万円~200万円の高い手術費がかかってしまいます。 また何よりリハビリ期を含めわんこ自身に辛く不自由な時間を与えてしまうのです。

 

 

 

 

▼HD(股関節形成不全)の遺伝子検査手法を確立したい!

 

近年、HDの遺伝子検査がラブラドール・レトリバーとジャーマン・シェパードにおいてかなり高い精度で診断できることが報告されました。国内においてそれらの遺伝子検査の診断精度が確認されれば、飛躍的にHD発症率の抑制が進むものと期待されます。

 

そこで2犬種におけるHD遺伝子検査を確立するためには、まず小動物外科専門医の協力の元にサンプリングを行う必要があります。さらに、2犬種において合計11種(7種類と5種類)の遺伝子検査を必要としています。

 

いま遺伝子検査を確立するための大きなチャンスが目の前にあるものの、資金的なハードルが存在しています。

 

そこで私たちは、HDを一人でも多くの方に知ってもらいながら、資金のハードルを乗り越えるためにクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

 

HDで苦しむわんこたちを減らし、飼い主を含む家族が幸せな人生を歩める社会を実現したいと思っております。そのためにぜひ皆さまのご支援をお願いできないでしょうか。 

 

 

 

 

▼HD(股関節形成不全)の検査方法を確立するメリット

〜私たちが思い描く未来とは〜

 

遺伝子検査法の最大の利点は幼齢時期、未発症でも検査が可能になるということです。

 

仮に遺伝的にHDの因子が見つかっても、単に繁殖ラインから外すという対応だけではなく、飼い主さまにHDについて丁寧に説明し、「発症させない為のケア」「症状の兆候を見逃すことなく、早期治療」を目指しております。また、交配前に遺伝性疾患の発症リスクの低い、個体同士の交配に繋げることでHDの削減を目指します。

 

現在はわんこの販売においてHDのX線診断が義務付けられていないため、こうしたHDの遺伝子検査の確立は重要な意味を持つのです。

 

盲導犬や警察犬として私たちの暮らしを支えてくれているラブラドール・レトリーバーやジャーマン・シェパードがHDで苦しむことがなくなれば、私たちの生活も豊かになります。わんこにとって生きやすい社会づくりは私たち人間にとっても非常に重要なものだと考えているのです。

 

 

 

 

▼最後に

 

この病気は遺伝性疾患であることから遺伝子検査によるマーカーを検出することで、早期発見・早期治療を行うことができ、多くの股関節形成不全で苦しむわんこたちを救うことが可能になると信じております。

 

 現在、ラブラドールレトリーバーとジャーマンシェパードでは股関節形成不全の遺伝子検査マーカーの可能性が確認されており、それを今回実際に動物病院にて使用できるようにすることをファーストゴールと致します。

 

また、セカンドゴールを達成することができれば、ゴールデンレトリーバーの検査も確立することができます。次に、サードゴールを達成することができれば、HD好発犬種(パグ、フレンチブルドッグ、ブルドッグなど)の股関節形成不全の遺伝子検査を確立することができます。

 

皆様のご協力をいただくことで、股関節形成不全に苦しんでいるわんこたちを救うことが出来ると確信しております。 

 

 ●遅延の遅延の可能性と遅延した場合の対応について現在、国内外ともにコロナ渦にあり、股関節形成不全のサンプリングを行う活動にも影響を及ぼす可能性も否定できません。その場合は、半年間実施期間を延長する予定です。

 

●中止になった場合の集まった資金の代替用途遺伝病で苦しむペットたちを少しでも減らしていくために、今後の遺伝子検査の研究に充てさせていただきます。  

 

 

▼私たち(VEQTA)について

 

 

 

▼プロジェクト実施スケジュール

・クラウドファンディング実施期間:2021年6月〜2021年7月末

・研究期間:2021年8月〜2021年10月

 

▼HD(股関節形成不全)検査手法確立に必要な資金

 

・分析(研究)費用:1,500,000円

・検体採取サンプル費用:400,000円

・広告宣伝費用:500,000円

クラウドファンディング手数料(Readyfor12%、外部サポート8%):600,000円

合計:3,000,000円

 

▼プロジェクトの達成、ネクストゴールについて

 

当プロジェクトのファーストゴールとして、HD(股関節形成不全)の遺伝子マーカーの情報が報告されている「ラブラドールレトリーバー」「ジャーマンシェパード」の2犬種の検査手法確立を目標とします。ファーストゴール達成後、クラウドファンディングの達成額に応じて検査可能犬種を増やして参ります。 達成額とHD検査手法確立対象犬種は以下の通りです。

 

★300万円:「ラブラドールレトリーバー」「ジャーマンシェパード」

★500万円〜:上記2犬種に加え「ゴールデン・レトリーバー」

★1000万円〜:上記3犬種に加え「パグ」「フレンチブルドッグ」「ブルドッグ」

 


【プロジェクト終了要項】

■運営期間    
2021年2月1日~10月31日

■運営場所    
日本大学生物資源学部
株式会社VEQTA

■運営主体    
株式会社VEQTA

■運営内容詳細    
【犬の遺伝性疾患である股関節周囲不全(CHD)の遺伝子検査パッケージ開発のための、材料採取、遺伝子検査、統計解析を実施するプロジェクト】

遺伝性疾患であるCHDの診断は国内外で従来からX検査により実施されていますが、X線検査によるCHD評価だけでは、既に発症している犬にしか判断ができず、CHD削減に限界のあることが指摘されておりました。しかし近年、X線検査より精度の高い遺伝子検査法が、ジャーマン・シェパードとラブラドール・レトリーバーについてそれぞれ報告されたことを受け、株式会社VEQTAにて、CHDを削減する有力なツールとなる遺伝子検査法を国内で初めて検証するプロジェクトです。

本病気は遺伝性疾患であることから、原因となる塩基を発見し、陽性反応がでた犬については未病の段階で関節強化の処方や筋力強化法により発症を抑えるなど積極的な治療が将来的に可能となると期待しています。

<CHD遺伝子検査の採材内訳>
臨床的CHD診断はX線検査などにより、以下の4段階に区分して、専用スワブにより口腔粘膜細胞を採取します。ジャーマン・シェパードについては4つのSNP、ラブラドール・レトリーバーについては7つのSNPを検査して、SNP変異数と臨床評価との遺伝子検査の相関性について分析します。

● ジャーマン・シェパード
正常(優良) 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD軽度 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD中度 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD重度 10頭をかなり上回る検体数を予定

● ラブラドール・レトリーバー
正常(優良) 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD軽度 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD中度 10頭をかなり上回る検体数を予定
CHD重度 10頭をかなり上回る検体数を予定

※すでに動物実験計画書の承認が下りています。

■その他    
・日本大学生物資源学部(整形外科 枝村教授(獣医学博士))とは共同研究確定済み

・サンプリング数はジャーマン・シェパードとラブラドール・レトリーバーの正常犬、軽度、中度、重度を各10頭、計40頭×2犬種を目標にしております。枝村一弥准教授との共同研究を中心に考えておりますが、今後、研究室に所属する研究員(獣医師)にもサンプリングを協力してもらう予定です。

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プロフィール

津曲茂久 獣医師・博士 (獣医学) 前日本大学動物病院院長 元日本獣医学会理事 日本獣医学会分科会会長歴任 動物臨床医学会評議員歴任 繁殖学・遺伝学が専門。愛玩動物における遺伝性疾患の研究で権威とされている。 国内外において、遺伝性疾患についての獣医師向け講演及び執筆多数。 VEQTA創設メンバー ーーーーーーーーーーーーーー 俵 文利 松下電器産業株式会社入社 在職中 経済産業省国家プロ参画。 新規事業担当GMを経験。 自身の子息が5歳で先天性心臓疾患で なくなったことから遺伝疾患の研究に始まり、 MMP(マイクロミニ豚)活用した代替臓器の研究を目的に 14年8月パナソニック株式会社を退社。 同月愛媛大学発ベンチャー「VEQTA」を創設。

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3,000


愛犬のために応援プラン - 3,000円 -

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■サンクスメール
■活動報告レポート

支援者
0人
在庫数
-
発送完了予定月
2021年11月

10,000


愛犬のために応援プラン - 10,000円 -

愛犬のために応援プラン - 10,000円 -

■サンクスメール
■活動報告レポート
■ビデオメッセージ(限定公開URL)
■ホームページにお名前を掲載 ※ご希望者のみ
※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix )の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。 

支援者
3人
在庫数
-
発送完了予定月
2021年11月

30,000


愛犬のために応援プラン - 30,000円 -

愛犬のために応援プラン - 30,000円 -

■サンクスメール
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支援者
0人
在庫数
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発送完了予定月
2021年11月

100,000


愛犬のために応援プラン - 100,000円 -

愛犬のために応援プラン - 100,000円 -

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-
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2021年11月

プロフィール

津曲茂久 獣医師・博士 (獣医学) 前日本大学動物病院院長 元日本獣医学会理事 日本獣医学会分科会会長歴任 動物臨床医学会評議員歴任 繁殖学・遺伝学が専門。愛玩動物における遺伝性疾患の研究で権威とされている。 国内外において、遺伝性疾患についての獣医師向け講演及び執筆多数。 VEQTA創設メンバー ーーーーーーーーーーーーーー 俵 文利 松下電器産業株式会社入社 在職中 経済産業省国家プロ参画。 新規事業担当GMを経験。 自身の子息が5歳で先天性心臓疾患で なくなったことから遺伝疾患の研究に始まり、 MMP(マイクロミニ豚)活用した代替臓器の研究を目的に 14年8月パナソニック株式会社を退社。 同月愛媛大学発ベンチャー「VEQTA」を創設。

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