こんにちは。

 

共同実行者の田辺です。

 

3月に訪米する「ハーバード社会起業大会スタディプログラム2016」(かなり終売が近づいていますが、まだ募集中です)の7日間コースでは、初回の2010年以来にして初めてワシントンDCと、ハーバード社会起業大会が開催されるボストンを訪ねます。

 

若者たちが訪問予定である、ワシントンDCの訪問先団体とハーバード社会起業大会について、アショカDCセントラルキッチンティーチ・フォー・アメリカ(TFA)に続いて、今回もご紹介したいと思います。

 

今回は、ユニオン・キッチンです。

 

 

アメリカであれ、日本であれ、地域経済において飲食業のスモールビジネスは不可欠ですが、画一的なFC化ではなく、多様な個人の飲食経営者を支援するインキュベーター(Incubator,  事業の立ち上げ支援団体)です。

 

創業支援・起業支援を行う、行政・団体・NPO法人や、地域おこし協力隊(現役の隊員または隊員OBG)にも参考になることが多々あるのではと思われます。

 

日本では農産物の6次化など食の分野での起業・地域おこしとして、個人の小規模飲食業をおこすことはポピュラーですが、競争が激しいです。

 

個人経営の魅力を生かすという以前に、ビジネスの継続性が難しいのです。地方でも、個人経営の商店が生き残るのは難しく、大型資本のショッピングセンターに押されてしまいます。

 

多様な個人経営の未来を考えるインキュベーションの仕組みを作り上げ、日本よりも広大な米国で、飲食業の経営支援を行っている同団体の取り組みから、ヒントを多々得られるものと思います。

 

さらには、犯罪者の出所後の新しいキャリアとして、ユニオン・キッチンにてスタートアップに挑戦する人も少なからずいるということです。 資金の無い個人や零細事業主だけでなく、社会復帰を目指す人のためにも機能しています。

 

日本でも、犯罪を犯してしまったものの、服役中に手に職を付け、更生し、少なくとも自分が食べていけるくらいの小さな商売を始めることができれば、犯罪者の再犯を防ぐことができるかもしれません。

 

一概に比較できないですが、例えば以下の日本での取り組みとも親和性があるかもしれません。

 

新宿駆け込み餃子公式HP

 

"元受刑者が働く居酒屋を歌舞伎町に開店したワケ"(日経ビジネス)

 

"元受刑者の活動支援 菅原文太も名を連ねる『駆け込み餃子』"(週刊女性)

 

実際に私たち本スタディプログラムの過去参加者で、今年1月の新年会に、新宿駆け込み餃子を訪ねてみました。「今年3月の訪米でのユニオン・キッチン訪問も大変楽しみです」と、同店で語り合いました。

 

(2016年1月に本スタディプログラムの過去参加者で、新宿駆け込み餃子を訪問してみました)

 

つまり、ユニオンキッチンは、地方創生やスモールビジネス支援に加えて、服役者にフードビジネスへ挑戦する機会を提供する団体としても、必見の訪問先といえます。 

 

本スタディプログラムはまだ募集を継続しています。さらには、本クラウドファンディングでの助成を希望する若者の募集も継続しています。

 

またとない貴重な機会で学ぼうという若者へのご支援を、何卒お願い申し上げます。