こんにちは。

 

共同実行者の田辺です。

 

3月に訪米する「ハーバード社会起業大会スタディプログラム2016」(ほぼ終売が近づいていますが、まだ募集中です)の7日間コースでは、初回の2010年以来にして初めてワシントンDCと、ハーバード社会起業大会が開催されるボストンを訪ねます。

 

若者たちがワシントンDCで訪問予定である、アショカDCセントラルキッチンティーチ・フォー・アメリカ(TFA)ユニオン・キッチンポインツ・オブ・ライトマジョリタスに続いて、ボストンで開催されるハーバード社会起業大会について、これまでのご紹介(なぜ「世界トップ12大会」なのか趣旨「ハーバード白熱教室」全体構成「都市を変えていくこと」「目的を持った利益」「環境と持続可能性」)に続いて、今回もお話したいと思います。

 

以前ご紹介した通り、2016年大会では4つのトラック(=部会のテーマのくくり)が設定されることになりました。

 

今回は、トラックの4番目の「機会の分断 (Opportunity Divide)」について、大会HPの予告を踏まえて、お話しします。

 

 

「古代ギリシャの著述家であるプルタルコスは「富めるものと貧しきものの不均衡は、すべての共和制国家において、最も古く、最も根深い病根である」と記しました。("The Greek biographer Plutarch wrote: “An imbalance between rich and poor is the oldest and most fatal ailments of all republics.”")」

 

「このトラックでは以下の問いについて探求します。("This track explores people and inequality through questions like:")」

 

「『誰が貧しいのか?』『不平等とはどのようなものか?』『どうやってこの不平等は人々に示されるのか?』個人そして社会レベルの両方から不平等についての解説を共有します。("Who are the poor? What does “inequality” look like? How does this inequality manifest for people? Sharing narratives of what this looks like from both an individual and societal level.")」

 

何を私たちは不平等で意味するでしょうか? - (社会資源へ)アクセスする機会でしょうか? 社会資源(資本、才能)でしょうか? サービス提供でしょうか?いつ私たちはこの代償を支払うことになるのでしょうか?どうやって私たちは不平等とその結果を測定するのでしょうか?社会へのコストは何でしょうか? ("What do we mean by “inequality” – is it access, resources (capital, talent), services delivered? When do we pay the price? How do we measure this inequality and its consequences? What is the cost to society?")」

 

なぜ: 不平等の根源的な原因は何でしょうか?貧困、特権やアクセスの不足、人的資源の不足、汚職の資金構造や、正当なインセンティブの適用の欠如でしょうか?("Why: What are the root causes of inequality? Poverty, privilege/lack of access, lack of human capital, a perverse funding structure or lack of correctly aligned incentives?") 」

 

どこにこの分野の最大の推進者や、破壊者がいるのでしょうか?誰がこの分野の主たるプレイヤーなのでしょうか?この複雑性はどこからきているのでしょうか?サービスへのアクセスがさほど問題にならないとされる他の分野とこの分野は何が違うのでしょうか?問題をマスターした他の分野から何を私たちは学べるのでしょうか? ("Where are the biggest movers or disrupters of this field? Who have been the main players within this field? What is the complexity coming from? What makes this field different from other types of fields where equality of access and services is not such a problem? What can we learn from other fields that have successfully mastered this?")」

 

そして、機会(Opportunity)として、下記のテーマを列挙しています。これらは恐らく部会のテーマになるものと思われます。今後の登壇者の確定等に応じて、より詳細の発表があるものと思われます。

 

公益を定義する: 民間ファンド、実践、従来の公共財の領域における財の役割 (Defining A Public Good: The Role of Private Funds, Practices, and Goods in the Territory of Traditional Public Goods)

教育ハッカソン! (Education Hackathon!)

社会的包摂: 貧しいことのコスト (Inclusion: The Cost of Being Poor)

不平等をより親しみやすく: 機会格差を橋渡しするツールの解説 (Humanizing Inequality: Narratives As A Tool to Bridging The Opportunity Gap)
 

ハッカソン(英語: hackathon、ハックとマラソンを合わせた混成語)とはソフトウェア開発分野のプログラマ(中略)らが集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベントである。出典 Wikipedia )

 

IDEO.org主催のデザイン思考ワークショップに参加、2014年大会)

 

以上で今回の「ハーバード社会起業大会スタディプログラム2016」で訪問を予定しているワシントンDCの団体、そしてハーバード社会起業大会2016についてのご紹介を終わります。

 

次回からは、昨年ご支援をいただきました若者たちからの御礼と近況報告を予定しています。昨年の訪米のご支援をいただいた若者たちは、訪米中に何を考え、その後どう変わっていったかを、ご覧いただけるのではと思います。

 

今回、2/15(月)の最終日まで全く予断を許しません。ぜひご賛同くださいました皆様のシェアやご支援をお願い申し上げます。

 

趣旨にご賛同されたものの、「初めてで、支援方法がわからない」「銀行振り込みにしたい」という方は、下記のマニュアルのご参照をお願い申し上げます。

 

図で解説された支援マニュアル(PDF, 827KB)

振り込み方法のマニュアル(PDF, 803KB)

 

何卒、人材教育投資案件として、訪米して学ぶ若者たちへのご支援をお願い申し上げます!