動物殺処分ゼロへ！新しい寄付の仕組を導入したサイトを作りたい

こんにちは！玉城です。

昨日の記事に引き続き、私が何故このような取り組みを始めたのか、きっかけと今回のチャレンジに至るまでの経緯を書かせて頂こうと思います。

長文となりますが、お読み頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

（3年前の愛猫。お昼寝から目覚めてご機嫌ななめの様子。）

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自分に何もする力が無いのであれば、"誰か"がやってくるとして、あったらいいなと思うものは何だろうと考えました。

企業が継続的に支援してくれる。そんな仕組みがあったらいいな。

企業が企業の名のもとで、動物福祉の問題について声を上げ、寄付をしてくれたら素敵なんじゃないでしょうか。
じゃあ企業に寄付してもらうのにはどうしたらいいのでしょうか。
ペット関連企業にメールを送る？署名を集めてみる？

そう友人に相談したところ、友人から口ぐちにこう言われました。

「利益が無ければ企業は動かないよ。企業は慈善活動じゃないんだから。」
  「まずは玉城の会社でやってみたら？自分の会社にも認めて貰えないんじゃぁ、どこの企業も聞いてさえくれないよ。」

「でもさ、玉城の会社(IT企業)が動物保護活動を支援をする利点ってなんだと思う？」

問いに答える事ができない私に、友達は重ねて言いました。

「考えても答えは"無い"だよ。今のところはね。でも、それは創るものなんだって玉城の会社のボスは言ってるんでしょう？」

 できない理由ではなく、できる理由を考える！
それから私は、自ら務めている会社に認めてもらえるような"社会貢献活動"をつくるべく、ともかく行動に移すことにしました。

①
まずは何よりも、"動物保護団体の方々が何を感じているか"を知る為に、アポイントメントを取ってお会いし、お話を聞かせて頂きました。
それは、現場の声を聴きたいという気持ちが強くあった事と、実際に保護活動をしている方々が"企業"に対してどんな事を望むのかを知りたかったからです。

動物保護の事に関して初心者な上、会社に活動許可を取っておらず社名を出さずに個人として伺った私に対し、ある2団体の代表がお時間を割いて下さり真摯に対応して下さいました。
とても心を打たれたのは「何をしてほしいですか？」と聞いた私に対して、会社の立場という事を理解してくださり、色々な提案をして下さった事です。

私は反省しました。
何かしてあげたいなんておこがましい。一緒に"殺処分ゼロ"という目標に向けて協力しあう気持ちでいないとけないんだ、と。

②
次に私は一般の方々の意見を聞きたいと思いました。
動物保護団体の方々は、動物を助けると同時に一般の方々への啓発を行っていましたが、それが思うように進まないのなら、どのように進めていけばいいのか、一般の方々に聞くのが一番良いと思ったのです。

私は10問ほどの質問票を持って駅前に立ちました。
「アンケートお願いしますー！」と言って回ったのですが、ほとんどの人がスルー。
やっと答えてくれた人に言われたのが、「あんた、めっちゃ不審者だよｗ」と言う言葉でした。

たしかに当時の私は片足骨折して松葉杖。
8月の炎天下で汗だくで、薄ら笑い浮かべながら「アンケート・・」なんて近づいて来られたら誰だって逃げる事でしょう。

という事で、次に私は首から"動物保護のアンケートお願いします"というプレートをぶら下げて、クラーバックの中に冷たいジュースと氷とヒエピタを入れて立ちました。
見た感じ不審者に変わりはありませんが、これは大正解でした。

ジュースやヒエピタにつられて答えてくれる人が沢山いたのです。
その中で一人、路上で生活されている方がアンケートに答えてくださり、こんな事を仰られました。

「これに 答えたら犬っころが助かるのか？」

私は「助ける方法を作っているところです。お父さんのアンケートは無駄にしません。」と答えました。すると路上で生活されている方は

「金がなくても、なんかの役に立てるんだな（笑）俺も昔は犬っころを飼ってたんだ。かわいいやつだったんだ。がんばれよ。」

///次に続きます。