【中高生ロボットチーム】世界規模のロボットコンテストに挑戦！！！

◆ ご支援いただきましてありがとうございます！！

皆様、ZENSHINのクラウドファンディングに支援していただきまして、心から感謝申し上げます。次なる目標に向けて、新たな挑戦を始めます。今回の目標金額は、第一目標で集めた金額も含め、総額400万円を目指します。これから集める資金は、ロボットの追加製作費やフィールドの製作費、さらには一部メンバーの渡航費の補助に充てさせていただきます。これらの費用は、プロジェクトの円滑な進行に不可欠です。ネクストゴールの金額を達成できなかった場合でも、私たちは自己資金を投入し、プロジェクトを続ける覚悟です。しかし、皆様からのご支援があれば、より大きな可能性を追求できると信じています。今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

◆ 中高生がロボットで世界へ

私たちは中高生で構成されたロボットチーム、ZENSHIN Roboticsです。この春、FRC（FIRST Robotics Competition）という中高生を対象とした、約4000チームが参加する世界規模のロボットコンテストに挑戦します。

私たちのチームのミッションは、現代の中高生に理系＋グローバルな活動への挑戦できるエキサイティングな機会を提供し、STEM教育と国際的な交流の魅力を最大限に伝えることです。

FRCは、ロボットの製作技術、組織の運営力、そして世界に通用する英語力とコミュニケーション能力の四つの力を磨くことでこれらのミッションを達成できると私たちは確信しています。

また、若者たちにFRCに参加してもらうことにより、この大会を通じてグローバルな視野とリーダーシップの重要性を伝え、彼らが未来の世界を牽引する存在に成長するお手伝いができると確信しております。さらにこれらの活動は、将来SDGsを解決する若者たちを、著しく成長させるきっかけに必ずなります。

今年度はハワイの予選大会に参戦しますが、この大会に挑戦するためには約200万円のロボット製作費、渡航費、宿泊費に約700万円という膨大な資金が必要です。

どうか私たちの活動をご支援していただけませんでしょうか？

◆ ZENSHINとは

ZENSHIN Roboticsとは、中高生がプロのエンジニアや企業などの大人のサポートを受けながら、FRCで世界1位を獲ることを目指し、未来の若者の成長と産業界の進化を支援する新しい架け橋となることを目標とするロボットチームです。

2022年度JAXAが主催するAPRSAF水ロケット国際大会と呼ばれる大会に日本代表として選ばれた3人が、1年間の海外留学の期にFRCに出会い、その活動内容に刺激を受けたことがきっかけとなります。

ロボットに興味がある学生はもちろんですが、FRCは技術力だけが試される大会ではないので、日本で力を持て余している学生たち、何かに挑戦したいけど一歩踏み出せない学生たちなど、各々の個性を活かし、世界という大きな舞台で挑戦する場を共有したいと思い、チームを設立しました。

FRCに挑戦するにあたって、チームメンバーは14〜18歳の中高生で構成しつつも、運営資金も自分たちで調達しなければならないというのが、第一の壁でした。資金調達のみならず、ロボット大会の参加自体が初めてのメンバーもいる中、メンターやスポンサーなどたくさんの方々からのサポート無くしては、この夢の実現は難しいと考えました。

そこで私たちは郁文館夢学園のサポートのもと、一般社団法人を立ち上げ、大会へのステップがよりスムーズに進められるよう準備を始めました。郁文館夢学園を拠点として2023年より活動しており、FRCへの参加は今回が初です。現在のメンバーは約20名ほどで、中1〜高2までのバラエティに富んだメンバーで活動しています。

現在、日本の社会問題として、「英語人材の不足」「理系人材の不足」が懸念されています。国境を越えた企業活動が増加する中、必要とされるのは「試験で点数の取れる英語力」ではなく「豊富なコミュニケーションがとれる英語力」です。

FRCという世界的な大会で各国のチームとコミュニケーションをとりながらリーグを進めていくというのは、まさにこれからの企業が必要とする人財育成の一歩となるはずです。また、ロボット作成を通じてトライ&エラーを繰り返し、考えているものを実現できるという体験が、科学技術への探究のきっかけとなることでしょう。

クラスメイトや部活動とはまた違う「一般社団法人」に参加することで、挑戦することの楽しさ、組織運営の大変さ、人間関係構築の難しさを体感し、学び、共に成長し、グローバル社会で生き生きと活動できる「人財」へと成長することへのサポートになれれば嬉しいです。 

◆ FRC(FIRST Robotics Competition)とは

FRCとは、アメリカのNPO法人FIRSTが主催する世界最大規模のロボット競技大会です。

北米を中心に約4000チーム、約10万人の中高生が世界中から集まり、世界一の座を目指して戦います。またスポンサーとしてボーイングやGoogle、アマゾン、NASAが支援をしており他のロボコンとは一線を画す規模の大会です。

面白いところはFRCは単にロボットの技術力だけでなく、チームワークや戦略も重要であるということです。各チームは1対1ではなく、3対3の形式で試合に臨み、他の2つのチームと協力して戦います。これにより、パートナーチームと連携し、戦術を練り、お互いの強みと弱点を理解しながら試合に挑む必要があります。

予選では、ランダムに選ばれたパートナーと連携し、協力して勝利を目指します。英語で意見を交換し、ロボットの特長を理解し合うことが求められます。そして、決勝ではランキングが上位のチームがパートナーを選ぶ形式となり、相性の良いチームを選ぶアピール力も重要です。

つまり、勝つためには一チームですべてできる必要はないのです。お互いを補完し、共に高めあって行くことが最も大切なのです。

そしてロボットの製作期間は大会ルールに則ったわずか6週間の中です。この中で、ほかのチームとの戦術も考慮しながらロボットを創っていく必要があります。

また、FRCに出場するチームはロボットを制作するところだけにとどまりません。チームにかかわるすべての業務は生徒を中心に行います。例えば、当チームではロボット製作費、渡航費、宿泊費等の資金は自分たちで集める必要があります。もちろん、それらのいただいたお金を管理することもです。

また、FRCそのものにかかわる活動以外にもアウトリーチ活動として地域奉仕活動を行うことが求められており、文字通り幅広い能力を問われるロボットコンテストとなっています。

◆ 集まった資金の運用方法

集めた資金に関しましては、大会に参加するロボットの製作費用に充てさせていただきたいと考えています。

こちらのロボットの大きさとしては縦横あわせて304cm、高さ121cmにもなります。このロボットを組み立てるために必要な金属、電子機器及びそれの加工には莫大な費用がかかります。皆様からいただいた費用はこれらの支出に使用させていただきます。

また、メンターやメンバーの負担を減らし、一人でも多く現地へ行けるように渡航費にも充てさせていただきたいと考えています。私たちが渡航費を法人として負担したい理由は、お金を理由に挑戦をあきらめないでほしいからです。ですので、すべてのメンバーがなるべく平等にいけるよう、技術に使わなかった資金は渡航の援助にまわしたいと考えております。

◆ 今年の目標と展望

まずは、今回のハワイ予選で経験を積み、そして優勝することを目指します！！

次に、世界大会で通用するレベルの技術力を身につけ、そして持続的な活動にするための後輩育成、学園内での新たなメンバー募集をし、ZENSHINをより大きく、ハイレベルなチームにしていきます。

そして、世界大会優勝をチームの最終目標として精進してまいります！！

皆様のご支援、お待ちしております！

※なお、プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情（緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む）によりイベントが開催できなかった場合、今回いただいた資金は来年のFRC出場に利用させていただきます。

◆ チーム情報

チームの活動などについてのより詳細な情報は下記の媒体を参考にしていただければ幸いです。

チームHP：https://www.zenshin-robo.com/home-jp

チームインスタグラム：https://www.instagram.com/zenshin_robotics/

チームLinkedIn:https://www.linkedin.com/company/101545937/admin/feed/posts/