医療福祉の有資格者と、地域住民がつながれるプラットフォームを作る

「医療的ケア児」とは、医療的なケアを必要とする子供のことです。

 

例えば、

 

経菅栄養

うまく噛めない、うまく飲み込めない、十分な量を食べられない、誤嚥してしまって肺炎になってしまうなど、様々な理由で、鼻から胃までチューブを通したり（胃管）、お腹から胃に注入できるようなチューブをつくって（胃瘻）、栄養剤やミキサー食を注入する処置をします。

 

 

気管切開

疾患が原因で、気道（肺までの空気の通り道）が狭くなってしまったり、閉塞してしまったり、肺の酸素と二酸化炭素を交換する機能が低下して人工呼吸器が必要な状態にあるなど、安全に呼吸をすることができない場合に、呼吸のためのチューブを喉に挿入することがあります。

 

この他にも医療的ケアは様々ありますが、医療的ケア児は年々増加しています。

※厚生労働省ホームページより

 

医療的ケアは、日常生活の中にあり、主たる介護者になる親が、毎日行っています。

命に関わる心配事が多く、普通の幼稚園・保育園・学校に通うことができない場合が多いので、親が付き添いをしなければならないケースが多くあります。

そうなると、24時間365日ずっと付きっきりになってしまったり、体調を崩して看病した時には介護者も共に疲労困憊になってしまうこともあります。

 

医療的ケアがあっても、デイサービスに通って他の子と交流してみたり、お出かけしてみたり、いろんな経験を楽しんでいます。

楽しく過ごすために、少しでも介護者の負担が軽減するように、子供たちにいろんな経験をさせてあげられるために、「たすけてほしい」と言える場、手を借りられる人とつながることができる場が、必要なのではと思っています。

 

このクラウドファンディングを通して、実際にいただく声、SNSや応援コメントに頂いた言葉から、ますますその必要性を感じております。

 

そして、あなたの住んでいる地域にも、医療的ケア児を含む障がい児が住んでいて、どこかで「たすけてほしい」と思っている人がいるかもしれないということを、知ってもらえる機会になったらと思います。

 

 

※当サービスを利用して、看護師に医療的ケアを依頼する場合には、医師の指示書が必要となります。