解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ
支援総額
目標金額 8,000,000円
- 支援者
- 921人
- 募集終了日
- 2024年8月30日
「わたしは、2212号と申します。」
昭和31年に小田急で産湯に浸かり、以来小田急の近代化、通勤通学輸送を担って来ました。
小田急での役目を終えた私は、第二の人生として富士急行での活躍の場を与えられました。
富士山の麓の第二の人生も、近代化に貢献でき充実した人生でした。
やがて後輩にお仕事を譲る事になり、多くの仲間と別れてしまいました。
しかし、縁あって相棒の2211号と私は山梨の企業敷地内で余生を送る事になります。
たくさんの社員さんが車内でカラオケを楽しんだり、家族イベントで乗りに来て下さったり、本当に幸せな日々でした。
私の運転席には、いつからあるのか「赤城神社」のお守りがかかっています。
小田急時代、富士急時代、今の企業に来てからか、いずれにしても地域的に縁がないと思われる「赤城神社」のお守り・・・
唯一繋がるご縁があるとすれば、赤城山麓がデハ1801保存会の地であることです。
デハ1801保存会の皆さんは、以前から赤城の麓に小田急以外でも、東急や京急の保存車が集っていて、「赤城の神様は鉄道車両保存の神様」と崇められていました。
いまから10年ほど前に、たまたま渋滞を回避して通りががった1801保存会のメンバーが、私の窓ガラスがゴムの劣化で落ちかかっているのを見つけてくださり、直していただき、以来見守りを続けてくださいました。
今年の春、わたしと相棒の2211号に突然降りかかった解体の話をストップさせてくださるため、大変な努力をしてくださいました。
しかし、資金不足から始めに救出出来るのは相棒の2211号で、わたしは更に資金が集まらないと助けられないと聞いていました。
もはや、これまでかと諦めかけていたところに、今日、助けてもらえる資金が集まり救出してもらえると、作業に来ていた保存会の方から伺いました。
私は何と言う幸運の持ち主なんでしょう?奇跡を起こして下さった、保存会の皆さん、何度も支援いただいた大勢のみなさま、機会を与えていただいた所有企業さん、関係者の皆さん、そして赤城の神様本当にありがとうございました。
相棒の2211号共々、新たな未来に喜んでいます。
遠い将来かもしれませんが、私たちが若い頃活躍した、小田急沿線に戻って多くの後輩車両や、沿線の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
令和6年8月24日
また救われた2212号より
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