解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ

2200形電車保存会では輸送の準備・調整やリターンの準備・案内を順次進めております。

2211号が向かうポッポの丘の整地がはじまりましたので、今日はこちらの活動報告でご報告致します。

見学・立ち会いさせて頂くうちに、どんどん手際良く整地が進んで行きます。

中央に堂々と鎮座するコンテナはどうするの？と気になる方も多いかもしれないですが、後日移動頂くことになっています。

コンテナは最後の写真の手前側に移動する予定で、コンテナ2個の前には元・京急1052号を移動する予定です。

ということは、つまり、京急1000形(1052号)と小田急2200形(2211号)という関東私鉄初期高性能車のこれまで実現することのなかった並びが見られることになります。
(京急線と小田急線は直接、接続・交差などしないので、東急車輛での新造・改造時や甲種輸送時などを除けば直接並ぶことはなかったと思われます。)

そして、一歩引けば営団丸の内線の400形(454号)も！
(営団(東京メトロ)丸の内線と小田急線も、新宿で接続はしますが、ホームの場所が大きく離れていますから、並ぶことはなかったと思われます。)

ポッポの丘、首都圏電車区共に、2200形救出保存プロジェクトを通して叶っていく、関東の都市を支えた昭和の私鉄高性能電車たちの夢の並びに今後ともどうぞご期待下さい！