ガリガリだったおもちくんのビフォーアフター

地域の餌やりさんから、栄養失調でガリガリのキジ猫さんが突然現れたと連絡があり、ねこ友会で保護しました。

抱っこもできて、人馴れしている、耳カットしていない去勢済みのオス猫でした。

血液検査は特に問題なく、歯もきれいでしたが、本当にガリガリ・・・
長期間、食べられずに外をさまよっていたと思われます。

迷子猫を検索、ねこ友会のブログで「保護しています」と呼びかけましたが、飼い主はあらわれず。
ねこ友会のシェルター、ガーデンで保護することになりました。

ガーデンでは3段ケージに入りましたが、ガリガリすぎて、3階までジャンプなども難しそう・・・

鏡開きの日にガーデンにやってきたので、「おもち」くんと名付けました。
今はガリガリだけど、健康的に太ってほしい、というボランティアさんの願いも込めて。

とても人懐っこく、おしゃべりで、甘えん坊のおもちくん。
すぐにシェルターボランティアさんの人気者に。

ところが、あまりにも毛がごっそり抜けるため、病院にいったところ、真菌に感染していることがわかりました。真菌は他の猫にも感染してしまうため、おもちくんのケージを透明なシートで囲み、お世話した手などはすぐ消毒するなどの対応をとりました。
栄養が不足していると、やはり色々な病気にかかりやすくなります。
甘えん坊でケージから出たがるおもちくん。でも、しばらく辛抱してね・・・

その後、投薬・通院など、ボランティアさんの献身的なお世話で、無事、真菌の治療を終了！
ケージを出て、シェルター内を自由に動けるようになりました。

あんなにガリガリで、毛も抜けて、ボロボロだったおもちくんが、
今はピッカピカ、ツヤツヤ男子になりました！（甘えん坊っぷりは変わらずです）

ガーデンから預かりボランティアさん宅に移動もして、譲渡会もデビュー。

お外でごはんを食べられなかったおもちくん。
もう空腹でつらい思いをしなくていいよ。
おもちくんの、ずっとのお家、ずっとの家族を一緒に探そうね。

ねこ友会