被災した北海道安平町に、未来への入り口となる町の拠点を!

被災した北海道安平町に、未来への入り口となる町の拠点を!

支援総額

2,525,000

目標金額 1,300,000円

支援者
174人
募集終了日
2019年8月30日

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2019年07月16日 21:33

このクラウドファンディングにかける想い

安平町復興ボランティアセンターの井内です。

 

本日スタートしたクラウドファンディングですが、初日から多くの方からご支援いただき、目標金額に対して33%の達成をすることができました。

本当にありがとうございます。

 

今日はページの本文中に書ききれなかった想いをここに書きます。

 

最近、このように話しかけられることが多いです。

「安平町勢いあるよね」

「若者集まってきてるんだね」

「道の駅、スゴい人気だね」

 

確かに勢いはあるかもしれません。

震災後にNPO法人化した「子どもの遊び場ネットワーク」は森を活用し“暮らし”をテーマにした多世代コミュニティとなっています。

被災した中学生のためにつくった無償の未来塾はカタチを変え、探求学習の公営塾として再始動しました。

復興ボラセンは地元飲食店とハシゴ酒を企画したり道の駅とコラボして復興感謝祭を開催、8月、9月もイベント協力をしています。

 

外からみたら勢いがあるように見えるかもしれません。

活発に動いている若者を見るとそのように感じるかもしれません。

 

でも、そうではないとも感じるようにもなってきました。

 

雪が解けマチが変わりました。

建物の解体が始まったからです。

 

1軒また1軒とマチから家が、建物がなくなっていきます。

「外から見たら大丈夫なんだよ。でも調べたら基礎がダメらしい。取り壊しだ。」

「あの家で子ども達を育てオレの家族と人生があった。それがなくなるんだ、、、。」

「仮設の使用期限まであと1年半しかない。もう半年が終わった。どうすればいいか不安がずっと離れない」

 

イベントは確かに元気をもらいます。マチも賑わいます。でも、それだけではないような感じがします。

 

勢いとか元気とかだけでなく、もっとゆっくりとじっくりとホッとできるもの。

熱さよりも温かさ。

スピード感より一歩一歩。

広げることよりつなげること。

 

そんな場が必要なのではと思うようになりました。

 

 

昨年12月に地域の方と一緒にやったもちつき大会、とても良かったです。

大人達がたくさん集まり、笑顔が多く見られました。

 

一昨日の早来小学校テニスコート整備も良かったです。

生徒だけでなく保護者や先生も一緒に汗を流し、みんなで一つのものに取り組みました。

 

 

復興ってこういうことなんでしょうね。

 

大きな賑わいや目に見える波及効果はないかもしれませんが、つながりや温かさを感じることで楽しいや嬉しい、ありがとうを一緒につくっていく。

そんな小さな出来事の積み重ねが心を癒やし「このまちに住んで良かった」につながるのではないかと思います。

 

 

今回、クラウドファンディングへの挑戦を決めたのは「場」をつくるためです。

 

 

安平町には早来地区(旧早来町)と追分地区(旧追分町)があります。

平成の大合併で生まれた安平町ですが、この両地区は10km近く離れています。

ボラセンの拠点は早来地区にあります。

はやきた子ども園も早来地区です。

 

一方、追分地区は道の駅ができて観光客や町外の方はたくさん訪れていますが、震災後は飲食店がなくなり日中コーヒーを飲む場所がありません。

街中に気軽に集まれる場所もありません。

 

 

追分にも復興の未来へつながる場をつくりたい。

そう思い、追分駅前の空き店舗を借りることにしました。

 

しかし、お金がありません。

 

安平町へ寄せられている義援金は、町を通して復旧や復興、住宅解体費などに充てられます。

子ども未来義援金は、学校を通して幼児児童生徒に還元されました。

復興ボラセンにも寄付金が寄せられていますが、それはボラセンを通して町民のために使ってほしいとのことですからボランティア活動以外で使うことは考えていません。

 

なのでクラウドファンディングでした。

 

皆さんにとっては住んでいる街でも故郷でもありません。

全国で多くの災害があり、復興に取り組んでいるところは安平町だけではありません。

 

ただ、災害ボランティアセンターがきっかけとなり、全国で初めてボランティアや住民有志による「復興ボランティアセンター」という法人が立ち上がり、福祉・経済・教育などすべてにおいて行政、社会福祉協議会と一緒に取り組む動きは、いつ災害が起きるかわからない日本において一つのモデルケースになると思っています。

 

 

ENTRANCEは、町民の心の入口になるとともに災害を乗り越え未来の扉を開ける入口という意味も込められています。私たちのまちのことですが私たちのまちだけでなく、この活動を通して地方の未来、復興の未来をも描けることができたらと思います。

 

まだまだ先は長いですが、まずはこのプロジェクトを成功させ、皆様や町民の方々と共に安平町の未来を作っていきたいというのが復興ボランティアセンター全員の願いです。

今後も引き続き、ご協力よろしくお願いします。

リターン

5,000


復興ボラセン応援セット

復興ボラセン応援セット

・復興ボラセンオリジナルシール
・復興ボラセンクリアファイル
・感謝の気持ちを込めたサンクスメール

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

7,000


あびらうまシールセット

あびらうまシールセット

・あびらうまシールセット
 (復興ボラセン、機関車、チーズ、おやすみバージョン)
・復興ボラセンオリジナルシール
・復興ボラセンクリアファイル
・感謝の気持ちを込めたサンクスメール
※あびらうまは、イラストレーターの方にボランティアで作っていただいた安平町非公式キャラクターです。愛くるしい顔つきが子どもから高齢者まで大人気です。

申込数
20
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

5,000


復興ボラセン応援セット

復興ボラセン応援セット

・復興ボラセンオリジナルシール
・復興ボラセンクリアファイル
・感謝の気持ちを込めたサンクスメール

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

7,000


あびらうまシールセット

あびらうまシールセット

・あびらうまシールセット
 (復興ボラセン、機関車、チーズ、おやすみバージョン)
・復興ボラセンオリジナルシール
・復興ボラセンクリアファイル
・感謝の気持ちを込めたサンクスメール
※あびらうまは、イラストレーターの方にボランティアで作っていただいた安平町非公式キャラクターです。愛くるしい顔つきが子どもから高齢者まで大人気です。

申込数
20
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月
1 ~ 1/ 10

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