500万円でできるモアベター【学校で学びたいという願い】

（「みんなのえほん—our BOOK」 (えいごはいかが)　出版社：岩崎書店  ）

こんばんは。ADRA Japanの永井温子です。

『世界の果ての通学路』という映画をご存じですか？

ADRAで上映会をしたこともあるこの映画は、世界4か国の子どもたちの通学風景を追ったドキュメンタリーです。道なき道を何時間も歩いて、ひたむきに学校に向かう子どもたちのリアルな涙や笑顔が記録されています。

ADRAでは、支援している現場の子どもたちを映画で伝えることはできませんが、実際に、この映画に出てくるような子どもたちの「学校で学びたい」という願いを持つ子どもたちとたくさん出会ってきました。

学校を建てたり、ノートや教科書を届けたり、教育を受けられるように地域の大人たちに働きかけたり。子どもたちの願いが叶うように、寄り添った活動を続けています。

だから、この映画に登場する子どもたちの笑顔は、私たちが出会ってきた現場の子どもたちと重なるのです。

この映画を見ると、「あぁ、こういう子どもたちを応援しているんだよな」と、思わず顔がほころびてしまう。そんな温かな気持ちを、皆さんにも感じてほしいと願っています。

500万円あれば、教科書や制服を届けられる子どもたちが、何百人と増えます。

校舎を建てるレンガをつくるセメントを購入することもできます。

そしてなにより、「学びたい」と願う子どもたちの未来を信じ、モアベターな明日を一緒に作りたいと共感くださる方とのつながりは、世界をもっと明るく、希望に満ちたものにするはずです。

五味太郎さんのTシャツを、ぜひきっかけになりますように。

モアベターな明日をつくる一歩を、あなたと一緒に踏み出せたら嬉しいです。