プロジェクト概要

「高校生同士の交流を日中関係改善のきっかけにしたい」

 

はじめまして。福島県立福島高校2年の小川葵です。2012年、悪化する日中関係に危機感を抱いた私たち福島の高校生チーム『あいでみ』の思いから始まった、福島と中国の高校生同士の交流から、日中関係を改善するための企画です。私はこのプロジェクトに去年参加しました。去年の様子はこちらです。

今回で二回目となるとなる「あいでみ」上海訪問では福島と上海の間の交流をもっと強固なものにするという願いを込めて、メンバーを2名増やし、15名での渡航を予定しています。

 

高校生が作った企画あいでみを3期、4期…と後輩にこの企画を受け継いでいくために、皆様の共感とご支援をいただければ嬉しいです。

 

(実行者の小川です)

 

あいでみに参加したきっかけは高校の生物の先生からの「ねぇ、中国に行ってみない?」というお誘いからでした。第1期あいでみメンバーが学校に張った、参加者募集のチラシを渡されました。その 頃は日本と中国が尖閣問題でもめていた時期でもあり、日中関係は複雑さを増していました。私は、「中国の人は反日的な人ばかりではない」ということを伝えたいと思い、参加を決めました。私は2013年の夏に3週間アメリカに留学していて、そこで中国の人とふれあう機会があったのですが、中国から来た彼女たちには、私たちがよく日本のテレビ等で目にする反日的な感情は全く無く、とても友好的でした。その原体験があった私は、当時の日本での報道に対して、「なぜテレビではこんなに悪く報道されてるのだろう」と疑問を抱き、「中国の人は反日的な人ばかりではない」ということを伝えたくなったのです。

 

私は、このプロジェクトに参加し、国も文化も違う人と触れ合い、互いの国が抱えている問題を解決すべく、話し合うことにやりがいを感じました。その事を周囲に伝えたところ、国連で働く人など様々な人に出会うことができました。魅力的な大人のお話を伺う中で、女性問題、子供の保健問題を解決したいと思うようになりました。

 

(2013年12月上海での交流の様子です!)

 

福島・中国高校生友好交流事業『あいでみ』は福島と中国の高校生が共に創り上げる交流事業です。12月21日から12月24日にかけて福島県内複数校から集まった高校生15名と、中国のトップクラスの高校である復旦大学附属高校・大同高校の生徒約10名が「食の安全」というテーマについてディスカッション、異文化交流を行い、高校生間から日中の友好を深めていきます。

 

去年、中国へ行って交流したCarlくん(中国名:張嘉樹)の自宅に訪問し、料理をごちそうになったり、文化について教えてもらったりしました。その時にCarlくんの家族は私を温かく迎え入れてくださり、私にわかりやすいように中国語を日本語に訳してくださり、日本のアイドルの話を持ち出してくださりとしてくれました。中国に行った私たちだからこそが体験したことをより多くの人に伝えることで私たちが中国にそして、現地の人が日本に抱く偏見や固定概念を変えたいという思いからこのプロジェクトを実行しようと思いました。

 

(左から順に:Carlくん、私、宮地くん。Carlくんの家で撮影。)

 

去年中国にいった13人のメンバーは交流を通して、テレビでは知ることのできない中国の側面を知ることができました。中国の高校生たちは、ディスカッションや授業で活発にに意見を出し、初対面の日本人学生に対しても積極的に関わっていました。やる気に満ち溢れ、自分の考えを物怖じせず話していたのが印象的でした。それも自分の意見を押し通すのではなく、きちんと相手の考えを聞いてより良いものを見出そうとしていました。

中国の高校生の自宅にも訪問しました。日本側のメンバーの一人は報告書にこんな感想を書いていました。

 

「家を出るときに、つたない英語でしたが、『あなたに会えて私はとても嬉しいです。』と伝えたらVanessaちゃんはボロボロ泣いてくれました。少しの時間だったのに、こんなにも私たちのことを思ってくれてたんだなぁととてもほっこりした気持ちになりました」

 

このように優しさや、人の温かさ、強い友情は国境を超えます。この交流で、広い世界を見せ大きな希望とやる気を与えてくれた中国と、現地の高校生や先生方を初めとする多くの人々に私たちはとても感謝しています。
このあいでみは、先輩から受け継いだもので、先輩方が高校1年生の時に作り上げたものです。去年、先輩方はいろんな人の力を借りながら、必死に交流企画をつくってくれました。企画は素晴らしいものでした。私も先輩たちのように頑張ります。
 

(上海の高校は、私達を歓迎してくれました。)

 

今回は、交流の輪を広げ、より広い・深い交流をつくりあげるため昨年よりも2名多い15名での渡航を予定しております。また、浪江町などの避難指示区域から避難中のメンバーもおり、出発までに福島市でミーティングを重ねる上での交通費がかかります。今回の上海交流の為、国際交流基金「平成26年度地域リーダー・若者交流助成」より約90万円の助成金をいただいてはおりますが、約80万円が不足しています。自己資金(高校生自己負担等)も活用しますが、いただいたご寄付は、中国への渡航費、現地での移動費、プログラムをつくっていく上での交通費・事務用品費等に充てたいと考えております。

 

(引換券は、サンクスレターと共にお送りします。写真は去年皆さんにお送りしたサンクスレターです)


最新の新着情報