コロナ禍でも安心して参加でき一生の思い出になるコンクールを続けたい

『奏でよう。羽ばたこう。』

音楽は自由であることを体全体で感じ、表現し、心から楽しめる大会

 

はじめまして。私たちは一般社団法人全日本ブラスシンフォニーコンクール事務局といいます。

2015年より全国の中高生を対象とした吹奏楽のコンクールを運営しております。

今年で第７回目となりました。他の吹奏楽コンクールと比べ、演奏の自由度を高めた大会としており、課題曲のアレンジなど自由に楽しんでもらい学校の特色を出せることを重要と考えております。

 

　　　　　　　　　

 

生徒一人一人が自発的に音楽と向き合い、新しい発想ややってみたかった演出などにチャレンジできる楽しめるコンクールです。

 

 

当コンクールの主旨にご賛同いただける学校も増えてきております。

一度出場された学校が続けてエントリーされたり、学生ひとりひとりが生き生きと演奏する姿に事務局としてもやりがいを感じております。

少しずつですが当コンクールの認知度も広がっております。

 

過去大会参加者の声

 

　

 

 プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

|　コロナ禍の中での大会開催

 

コロナ禍で演奏の場を失った学生が多くいます。

学生生活の中で毎日のように部活に打ち込んで練習してきた曲を、本番の舞台で演奏できないということはどれだけ辛い事かはかり知れません。

 

 

例年であれば予選大会へのエントリー問い合わせが多くある時期である昨年４月、新型コロナウイルスが猛威を振るい緊急事態宣言が発令されました。

 

すでにエントリーのあった学校からも再協議したいとの申し出が相次ぎ、他コンクールも中止の発表がありました。

 

「どのような対応をすれば学生や関係者の安全を守れるか・・・

　　　　　　　　　　　　このような状況で大会を開催して良いのだろうか？」

 

誰もが初めての事態に、事務局内でも開催の是非が問われました。

 

しかし、ある学校の先生から

「このままでは発表の場がなくなってしまいます。今まで練習してきた３年生をなんとか舞台に立たせたい。」との声をいただきました。

 

　　　　

 

　　

 

 

各自治体および会場の指針への対応、

通常コンサートの開催とは異なる進行を行うコンクールへの独自の対策、

遠征ができなくなった学校のために動画予選の本選出場校の枠を拡大するなど、

考えられること全てを行い、学生たちの経験の場を用意しようと決断しました。

 

　　前回大会でのコロナ対策

            　  

         

　・来場者は学校関係者と保護者のみとし、一般前売券および当日券の発売は取りやめに。

　・入場券に連絡先や当日朝の体温を記入していただく。

　・入場券はもぎらず、スタッフ確認後にボックスへ入れていただきました。

 

　　　　

　　　　　　　　　　　　フェイスシールドをして演奏する学生のみなさん

 

出場校、学校関係・保護者、スタッフ、会場のご協力のおかげで感染者を一人も出さずに前回大会を終えることができました。

 

 

|　 発表の場を用意する重要性

 

「人との接触を減らし、徹底した消毒。そして会場でこんなにも人と会わなかったことは初めてです。徹底した対策のもと、コンクールに臨めたことに感謝しています。」

 

「本選の遠征はかないませんでしたが動画予選という形でも、　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　審査員の先生からの講評をいただけて励みになりました。」

 

大会終了後、参加校の先生方からこのようなメッセージをいただきました。

 

スタッフ一同大会を安全に開催し、学生の発表の場を用意できたことに安堵したとともに、ステージを用意する重要性を感じました。

 

しかし、後援企業からの収入はなく、入場券・パンフレット販売などの物販、エントリー料で大会運営費を賄っている当コンクールは、コロナの影響で大きなダメージを受けました。

 

コンクールの特性にマッチした政府からの補助金制度も見つからず運営は厳しいままです。

それでも、コロナ禍がいまだ続いてる中、学生たちへ演奏の場を提供し続けたいという思いのもと今年もコンクールを開催することとなりました。

 

今年度も当コンクールでは感染防止対策をより強固なものにして挑むことになります。　　　　

しかし、昨年度に引き続き観客の人数制限を行うこと、また部活動の制限による参加校のさらなる減少なども予測しております。

　　　　　　　　　　

このままでは資金的に次年度のコンクールを開催することが難しくなります。

 

是非とも皆様には温かいご支援をいただき、コンクールを来年度も継続していきたいと思います。

 

 

いただいたご支援の使い方

 

前回大会では手探りの中、各会場や現場スタッフと打ち合わせを重ねて一般的な手指消毒換気など自治体および各会場の指針に沿いました。

また、コンクールでは通常コンサートとは異なる進行を行うため、大会独自のコロナ対策を行いました。

　

　・搬入‣楽屋‣リハーサル‣舞台（本番）‣搬出の流れで学生が他校生徒と会わないよう誘導

　・各校演奏終了ごとに舞台床の消毒、ふき取り

　・入場券の一般発売取りやめ

　・入場者を学校関係保護者のみとし、全来場者および出場者の連絡先と体調の把握

　　（一部会場では無観客開催）

　・入場者の密を避けるための動線確保

　・演奏ごとに換気と入場者の入れ替え

　・演奏時に管楽器奏者は唾液落下防止のシート設置のお願い

　・出場者と観客とのソーシャルディスタンスの確保

 

みなさまのご協力のおかげで、前回大会で感染者を一人も出すことはありませんでした。

ご協力いただいたみなさまには感謝しかありません。

 

今回大会も、より強い感染防止対策で大会に挑みます。

 

　　　　　＜第７回予選大会スケジュール＞

　　2021年 8月 11日（水） 練馬文化センター（東京都練馬区）

　　2021年 9月 18日（土） 火の君文化ホール（熊本県熊本市）

　　2021年 10月 9日（土） 門真市民文化会館 ルミエールホール（大阪府門真市）

　　2021年 10月 9日（土)　道新アクティ 道新ホール（北海道札幌市）

　　　　　　　　　　　　　  後援：北海道教育委員会、札幌市教育委員会

　　2021年 10月 30日(土) 　動画提出受付終了

　　2021年 11月 19日(金)　 動画予選審査発表

　　2021年 11月 21日(日)　 可児市文化創造センター（岐阜県可児市）

 

　　　　　＜第７回本選大会スケジュール＞

　　2022年1月8日（土）　鎌倉芸術館（神奈川県鎌倉市）

 

感染防止対策を充実するためには、通常のコンクールより多くのスタッフや備品が必要となります。

 

今回のファンディングで集まった資金を感染防止対策費の一部と、チケット収入減の補填、運営費として使用させて頂きます。

 

※2022年1月31日（月）までにご支援金を使用します。

※資金使途の報告を支援者の皆様へ行うことでプロジェクトを終了といたします。

 

 

 

コロナ禍であっても参加される学生たちにはいつもと変りなく楽しめるコンクールを提供したい、そして安全で安心できるコンクールであってこそ心から楽しめるものになると考えています。

 

昨年はコロナの影響で夢の途中で断念するしかなかった学生たちが多く出てしまいました。

三年間練習に励んできた学生たちに最高の舞台を用意することは当事務局の使命でもあります。

 

学生たちが積み重ねてきたものを精一杯発表できるように私たちはサポートし続けていきたいと思います。

 

そして、学生たちが卒業した後も音楽を一生の宝物として楽しみ続けて欲しいと願っております。

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。

 

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【プロジェクト終了要項】

●開催日時    
2021年8月11日～2022年1月8日

●開催場所    
2021年 8月 11日（水） 練馬文化センター（東京都練馬区）
2021年 9月 18日（土） 火の君文化ホール（熊本県熊本市）
2021年 10月 9日（土） 門真市民文化会館 ルミエールホール（大阪府門真市）
2021年 10月 9日（土） 道新アクティ 道新ホール（北海道札幌市）
2021年 11月 21日（日） 可児市文化創造センター（岐阜県可児市）
2022年 1月 8日（土） 鎌倉芸術館（神奈川県鎌倉市）

●主催者    
一般社団法人全日本ブラスシンフォニーコンクール事務局

イベント内容    
全国の中学校・高等学校の吹奏楽部を対象としたコンクールです。

●その他    
後援：文部科学省、北海道教育委員会