あらーぐ ふがらさゆ! 鯨生の長い長い旅が始まります!
この度は、『鯨生~Geio~』プロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございます。
59日間に亘って、ファンディングを募り、皆様より102万円のご支援を賜りました。
あらーぐふがらさゆ。
公演の方は12月20日の若葉町ウォーフでの台湾語版、12月23日~25日の横浜人形の家 あかいくつ劇場での日本語版、与那国語版 無事、完走することができました。
これも一重に皆様の声援のお陰です。心より感謝いたします。
皆様にいただいたご寄付で作った日本語と与那国語の対訳の戯曲は、すでに与那国町教育委員会に20冊寄付させていただきました。今後、島の子供達によって『鯨生~Geio』が演じられる日が来るといいなと思います。
教育長は影絵芝居をご覧になり、新しい可能性があると期待を寄せられたそうです。「島には恥ずかしがって人前に出るのを嫌がるけれど、朗読が上手な子が、何人かいる。その子たちが活躍できそうな気がする」と仰っていました。
(教育長が島の子供全員のことを把握されているのに、感動しました!!)
【町議会中でお忙しい町長さんは、日曜日のプライベートな時間を使って稽古場に来てくださいました! キャストが話す台詞を録音だと思われていたそうで、人形を操りながら台詞を話していると知ると「それは大変だなぁ!」と仰っていました。】
また、私たちが交流センターで稽古をしているのを知って、興味を持って稽古場に遊びに来てくれた小学生は「将来、自分がこの影絵をやりたい!」と言ってくれ、スクリーンの前にはりついて、すでに小さな操偶師の如く、人形達と戯れていました!
【因みに弟君は骸骨がお気に入りでした!】
また、島での公開リハーサルに先駆けて、保健センターのデイサービスに来ているお爺、お婆の前でリハーサルをさせていただきました。一緒に浜辺の歌を口ずさんでくださる方もいらっしゃったし、また「あんたたちが一番だ!2番じゃなくて一番だ!」と太鼓判を押していただきました。
【与那国語で前説をする東盛あいか】
【ディサービスに来ているお爺とお婆と記念撮影】
12月17日の公開リハーサルは生憎の雨と風で体育館の屋根が飛んで行くのではないだろうか?と思うほどガタガタ言っていましたが、そんな中でも、のべ100名以上の方が、日本語、台湾語、与那国語の『鯨生~Geio~』を見に来てくださいました。
子供達は初めて見る影絵に、釘付けになっていましたが、骸骨父さんが出てくると、男の子たちは大興奮、女の子はお母さんの元に駆け寄っていました(笑)
【終演後はみんな興味津々でバックステージを覗きに来ました!】
また翌日のタップダンスWSと影絵WSも、島の子供、そして大人の方も目をキラキラさせながら参加してくださいました。
【影絵WSは「私の好きな風景」がテーマでした。与那国馬がたくさん登場しました】
★ 皆様からご支援いただいた資金の一部を
・日本語と与那国語の対訳台本の作成(与那国島にフィールドワークに行くための費用・翻訳費・製本費)
・島での公開リハーサル(運搬費・チラシ、当日パンフレット制作費等)
・子供たちのワークショップ(講師料・材料費・運搬費等)
にあてさせていただきました。
そして、残りの資金は来年以降の活動の補助金(稽古場代や出演料の補填)として使わせていただきます。
すでに四国ツアーが決定しております。
そして現在東北ツアーも企画中です。
【リターンの発送について】
リターンは年を明けて1月に発送の予定です。
只今、東盛あいかが、せっせと映像編集をしております。公開リハーサルのURLをリターンに選ばれた方はどうぞご期待ください。
尚、感謝のメールと公開リハのURLはメールにてお知らせいたします。
その他のリターン商品は郵送させていただきます。
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、
『鯨生~Geio~』の旅はこれから更に遠く、長く続くように精進し続ける所存であります。
これからも私たちの活動は新着情報でお知らせさせていただきますので、
引き続き鯨生の旅にご注目いただき、応援していただきますようお願い申し上げます。
たんでぃたんでぃ!
一般社団法人亜細亜の骨
代表 山﨑理恵子