第3弾|ベトナムの赤ひげ先生まだまだ活躍中!眼科手術で光を取り戻せ

第3弾|ベトナムの赤ひげ先生まだまだ活躍中!眼科手術で光を取り戻せ

支援総額

3,414,000

目標金額 3,000,000円

支援者
113人
募集終了日
2025年3月7日

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プロジェクト本文

300万円達成のお礼とNEXT GOALについて(2025年2月26日追記)


 

皆様の力強いご支援のおかげで、昨日2月25日に目標金額300万円を達成することができました。ここまでのご支援、応援、本当にありがとうございます。ベトナムにおける地方で、このままですと、光をなくしてしまう人々の気持ちを十分にご理解いただき、貴重なご支援をいただきましたことは、本当に勇気づけられるものです。

 

300万円というのはというのは私たちにとっては大きな目標で、不安も抱えながら2月6日から3月7日までの31日間のクラウドファンディングを開始しました。およそ3週間で目標金額を達成できましたが、すでにページ上でご案内のとおり、応援いただいた金額そのものが、無償手術の提供可能数に直結しています。

 

達成額が100万円増加するとおよそ20~30人の方に無償で手術を提供できることになります。そこで「NEXT GOAL」として目標額を新たに400万円に設定し、一人でも多くの患者さんに、手術をお届けできるように、皆様の心強い応援を残された3月7日までの期間にいただければありがたいと存じます。

 

支援額の増加がそのまま多くの方の光を取り戻すチャンスとなります。どうか最後のお力添えをよろしくお願いいたします。

 

 

白内障手術で失明を防ぎ、将来を明るくするために

 

失明は貧困と密接な関係があります。

 

ベトナムの山岳地域などの地方では医師がいないことも多く、都市部まで出かけないと診察や治療が受けられません。

 

都市部との経済格差があり、収入が少ないとただでさえ支払うことが大変な治療費に加え、交通費や宿泊費も必要となり、お金がないために治療を受けられず、白内障の症状が悪化し失明するケースも多いのが現状です。

 

失明すると、仕事もできず、学校にも行けず、貧困の負のループに陥ってしまいます。

 

これまで20年以上無償手術を行ってきて、主要都市周辺の患者は少なくなってきましたが、地方には手術を必要としている人はまだまだ多く、今回はベトナム北部 中国国境に近いBac Kan省で約100人に手術を行う予定です。

 

 

目のかすみや視力の低下から回復すると、学校に行けていなかった子どもは学校に行けるようになり、働く場所がなかった大人は仕事を得て、将来が明るくなります。

 

私たちのことを待っている方がたくさんいます。皆さまからのご支援で一人でも多くの方に手術を届け、失明の危機から救いたい。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

20年にわたる活動で2万3千人以上に眼科手術を実施

 

アジア失明予防の会は、「アジアの貧しい国々の人々が、一人でも光をなくさずにすむように」という想いで、ベトナムを主としたアジアで献身的な活動をしている服部匡志医師を支援するために設立されました。

 

服部医師は、貧困によって医療行為を受けられずにいる人々のためにベトナム各地の貧困地方に赴き、無償眼科手術を行う草の根活動を展開しており、今までの活動によって、失明の危機から救った人々は2024年6月までに2万3千人を超えています。

 

 

また、無償手術の実施に加え、地方の医療水準を高めるための現地医師の教育指導にも力を入れ、他にも医療機器の援助、医師の派遣なども実施しています。

 

2006年からはタイ、ラオスなどにも活動は広がり、2008年にはインドネシアでも行っています。2011年からはミャンマーでの支援を開始し、ヤンゴン国立眼科病院を中心にして網膜硝子体手術の指導等を行い、2023年からフィリピンにも行き、これまでに網膜硝子体の外科医師を各国合わせて30名以上育てています。

 

 

過去2016年2022年にはクラウドファンディングに挑戦し、どちらもたくさんの方にご支援いただいたおかげで多くの人々の手術を実施でき、「光」を届けることができました。本当にありがとうございました。

 

|これまでの受賞等歴

 

・日本国内

2013年:読売国際協力賞、日本国外務大臣表彰

2015年:ヘルシーソサイエティ-賞・国際医療部門受賞

 

・ベトナム

2007年:保健省より「人民記念保健賞」を受賞

2014年:ベトナム政府より外国人に贈られる最高位の『友好勲章』を受章

2024年:フエ省人民委員会より『名誉市民』の称号を授与

 

・フィリピン

2022年:アジアのノーベル賞と言われる、第64回Magsaysay賞を受賞

 


 

ベトナムの眼科医療の事情

 

これまで、2万3千人を超える患者の手術を実施してきたことにより、ベトナムの主要都市周辺の患者は少なくなってきています。しかしながら、国として経済発展が著しいものの、都市部から離れると極端な貧困世帯が存在しており、まだまだ経済格差が存在しています。

 

また、地方には白内障・網膜硝子体の手術をする医師がいないことから、都市部まで出かけないと治療そのものができません。したがって、治療費(手術費を含む)をはじめ旅費や宿泊費を支出する余裕がない場合は、手術自体を断念しなければなりません。

 

また多くの方が、農林業や水産業(いわゆる一次産業)に従事しており、現金収入が多くは見込めないケースがほとんどです。お金がない人はどんどん白内障の症状が悪化し、失明していき、家族の支援を受けて生活をすることになります。

 

これまでの活動では、私たちが現地を訪れ手術を実施予定、ということを聞きつけた現地の方々は、数日かけて拠点施設にやってこられ、行列を作って手術を受けることを待たれている、という状況です。

 

これまでずっと品質を一番大切に治療を行ってきたことが功を奏し、信頼性の高まりによって、多くの患者さんが治療を希望して集まってくるようになっています。

 

 

手術前には、麻酔科医師や看護師らが手分けして患者さんの健康状態を問診し、ここで血圧や血糖値などを測定します。

 

高血圧や糖尿病などの持病があるにも関わらず、病院には縁がないと言っていた患者さんを発見することもしばしばです。そうした場合には、まずは全身の病気の治療を優先していただき、目の手術は次回にというケースもあります。

 

|ボランティアの参加者の声

(こういった活動に興味を持っていただくために、医学部学生や看護学生等のボランティアの受け入れを積極的に実施しています。過去に参加された方のお声を一部ご紹介いたします)

 

・歩いて20キロ離れた村から来られた患者さんもおられ、両眼失明しているために、家族が付き添ってきていましたが、片目が見えるようになるとご家族ともども大喜びをして、帰りはしっかりとした足取りで帰って行かれたことが印象的でした。

 


 

・ベトナムの方は自分の家族をとても大事にされていて、皆さん家族が付き添われていました。言葉も通じず、ご家族が何を私たちに言われているのか通訳さんを介さないとわかりませんでしたが、言葉がなくとも伝わる思いがありました。ご家族の愛情や医師への期待、手術を前にした患者さんの不安などです。

 

手を握ったり、背中をさすったり腰をさすったところ、それだけで涙ぐんでいただけることが多くありました。目が見えるようになったときは、こちらも思わずうれし泣きしそうなくらい喜びが伝わってくるたくさんの方々がおられました。

 

 

 

私たちを待っている患者さんへ、無償手術を

 

今回のプロジェクトでいただいたご支援で、ベトナム北部 中国国境に近いBac Kan省で、約100名の白内障・硝子体の治療に係る手術を行う予定です。

 

通常、手術に必要な眼内レンズは企業様からの現物寄付で実施しているため、無償で実施が可能なのですが、これまで眼内レンズ等の物資を提供いただいていた会社の工場が洪水により水没して使えなくなり、眼内レンズ等手術に必要な物資の調達が必要となっています。

 

顕微鏡など以前支援した医療機器は古くなってくると買い替えが必要ですが、政府からの支援はないため、私たちが買い替え費用を賄っている状況です。

 

 

これまで20年以上活動を継続してきた中で、近年は支出が増えていて団体の財務状況は正直厳しい現状です。近年は円安の影響もあり、これまで以上に費用が嵩んでいる状況もあります。

 

手術に関しては、1件の手術当たり、白内障の手術は通常は約350ドル*(移動費用、宿泊費用、諸費用も含む)が必要です。これを私たちのチームは、全くの無償で行っているために、これらの費用の捻出が容易ではありません。仮に200人を対象にすると、800万円ほどの費用が必要となります。

*日本円で約4万円

 

また、実際の手術は、できるだけ現地の拠点施設を有効に活用しますが、場合によっては、相当の過疎地域まで訪問することがあり、できるだけ住民の方々に負担をかけないように配慮しています。支援額の減少が、そのまま訪問回数の減少になります。

 

毎日毎日、今か今かと無償の治療支援を待っておられる患者さんの希望にできるだけ速やかに応えていきたいと考えています。ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

 

・目標金額:300万円

300万円で約100人の方に無償手術を提供可能

 

・資金使途 

白内障の手術代(レンズ代、現地メンバーの移動費、宿泊代などを含む)

 

・実施予定時期

2025年3月15日~27日

※前半は、地元の医師による予診により、実際に手術が可能な患者を選択し、その後数日間をかけて具体的な手術を実施します。

※現地の状況により、実施時期が遅れる場合があります。

 

 

目が見えることで、将来を「明るく」したい

 

失明は貧困と密接な関係があります。

 

ベトナムの場合は、大家族主義で、3世帯が一緒に住むことが当たり前です。こういう中で高齢者の人が失明すると働き手の人が世話をする必要があり、そのために仕事に行けなくなり、さらに貧困に陥ることになります。

 

こういった高齢者が手術により目が見えるようになると孫の世話ができるようになり、両親が働きに出かけることができるようになり、また自分自身も畑仕事ができるようになります。

 

また、目が見えなくなり、学校に行けなかった子供たちが、手術を受けて目が見えるようになれば学校に行くことができ、将来も明るくなってきます。

 

ベトナム国内だけでも、まだまだ治療を必要とする患者さんのニーズはとどまるところを知りません。

 

タイ、ラオス、ミャンマー、フィリピン等においても同様な状況があり、今後は可能な限り周辺地域に拡大していくことを考えています。とりわけ、マグサイサイ賞を受賞したフィリピンにおいては、国の協力もあり、今後活動を進めていきたいと考えています。

 

将来は、このような国々の経済的発展と併せて、医療の充実が図られていくことを願っています。

 

 

 

|服部の紹介

 

服部匡志

(日本国際眼科病院名誉院長、京都府立医科大学特任教授、大阪大学大学院医学研究科招聘教授)

高校2年生の時に父を亡くし、その時の経験から医師を目指す。京都府立医科大学へ入学し、当初外科志望だったが眼科の木下教授との邂逅により眼科へと進む。網膜硝子体手術においては高度な技術を保有している。学会で知り合ったベトナム人医師との出会いから、ハノイを訪れるが、十分な医療設備がないために満足な治療が受けられなかったり、治療費が払えず失明する人々を目の当たりにし、それ以来活動を続け、今では、「ベトナムの赤ひげ先生」として知られる。

 

 


●プロジェクトに関するご留意事項

・本プロジェクトへのご支援は寄付金控除の対象にはなりませんので、予めご留意ください。

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

・支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
非営利活動法人アジア失明予防の会
プロジェクト実施完了日:
2025年3月27日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ベトナムBac Kan省において、白内障・硝子体に係る無償の手術

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額の対応については、すべて自己資金で対応します。

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プロフィール

アジア諸国、特にベトナムを中心としたインドシナ半島では、眼科医療が充実しておらず、数多くの方々が貧困と失明にあえいでいます。そこで、アジアの貧しい国々の人々が、一人でも光をなくさないですむようにと活動している服部匡志医師を支援するために平成15年10月「NGO]アジア失明予防の会」を設立。平成16年より『Save The Vision』プロジェクトを開始し、主にベトナムにおいて眼科医療支援を実施しています。また、平成17年6月からNPO法人として、医療機器の援助、医師の派遣、医師の教育指導、治療の支援などを目的として国際医療活動を行っています。

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リターン

3,000+システム利用料


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3千円コース

・感謝のメール
・活動報告書

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


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1万円コース

・感謝のメール
・活動報告書

申込数
50
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000+システム利用料


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3千円コース

・感謝のメール
・活動報告書

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


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1万円コース

・感謝のメール
・活動報告書

申込数
50
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

アジア諸国、特にベトナムを中心としたインドシナ半島では、眼科医療が充実しておらず、数多くの方々が貧困と失明にあえいでいます。そこで、アジアの貧しい国々の人々が、一人でも光をなくさないですむようにと活動している服部匡志医師を支援するために平成15年10月「NGO]アジア失明予防の会」を設立。平成16年より『Save The Vision』プロジェクトを開始し、主にベトナムにおいて眼科医療支援を実施しています。また、平成17年6月からNPO法人として、医療機器の援助、医師の派遣、医師の教育指導、治療の支援などを目的として国際医療活動を行っています。

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