アザでいじめられ「赤ざる」と呼ばれた小学校時代の実話を絵本に

 

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いまでも鮮明に記憶に残っている
あの一言。あの笑い声。あの光景。

 

虐めた方は、それを「虐め」ではなく単なる「からかい程度」

としか思っていないから記憶に残らないかもしれない。

でも虐められた方は、何十年経っても鮮明に記憶に残っているんだ。

思い出したくない傷として。
 

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こんにちは！首藤雄三と申します。私は右上半身全面の広範囲に夏は赤く、冬は紫色となって痺れ、右腕全体が痛みに襲われるアザがあります。これは毛細血管奇形とリンパ管奇形による血液循環の不都合が原因の一つで、クリッペル・トレノニー・ウェーバー症候群と言います。

 

 

私はこれまで、このアザについて知ってもらい、次世代の子どもたちがアザや見た目だけで偏見や差別を受けることがないように講演会などの活動を行なってきました。

 

2016年12月には、アザをもって生まれた私の幼き頃の両親に対する感謝の気持ち『ボク知っているヨ　ママもパパも知っているよネ』の絵本を、クラウドファンディングを通して制作することができました。ご支援いただいた皆さま本当にありがとうございました。

 

 

▼スクロールをすると『ボク知っているヨ　ママもパパも知っているよネ』が読めます。

 

そして今回のプロジェクトでは、前回同様、絵本作家・似顔絵師の佐藤圭さんと第二弾の絵本「ボクは赤ざる」を制作する予定ですが、絵本制作には137万円の費用が必要になります。

 

42歳の時に脳出血を発病した後遺症で、右半身不随の重度障がい者でもあり、また、先月受けた癌告知でお金を借りることもできず、収入が逼迫しているため、皆さまのご協力なしでは制作の実現ができない状況です。どうか皆さま、応援をよろしく願いいたします。

 

 

 

 

私は右上半身全面の広範囲にアザがあり、現在でも痺れと痛みが24時間あるので投薬にて抑えています。

 

このアザにはクリッペル・トレノニー・ウェーバー症候群という正式名があり、指定難病だと分かったのは3年前。何度も全身麻酔での手術を行ない、その度に生死の境を行ったり来たりしては、『私はまた生かされた』と思うような人生でした。

 

アザの正式名がわかった当時、始めたばかりのFacebookを使ってアザを公表すると、国内外から凄い反響で、それ以来講演活動や見た目の問題を抱える当事者さんや親御さんの話しを聞く活動をするようになりました。

 

私が生かされていた意味は、次世代の子どもたちがアザや見た目だけで偏見や差別を受けないよう私が広告塔になり、私たちの立場を理解してもらえるよう訴え続けることなんだと感じるようになったのです。

 

しかし、活動を始めてからの3年間、変わらず入退院を繰り返しています。それも毎回違う病での入院です。今年の8月にはポリープの除去をしました。そして先月、診察に行くと「大腸癌」との告知。いまでも病と闘い続けています。

 

 

 

 

講演活動では参加者を退屈させないように、マスクとマント姿でステージ上に登場して私のアザを見てもらったり、講演中に第一弾の絵本『ボク知っているヨ　ママもパパも知っているよネ』の読み聞かせをしています。

 

そんな中、ある高校の講演会で、女子生徒に「初めてアザを見た時は、えっ！と思ったけど、テレビの中だけの世界ではなく、実際のこととして講演の内容が理解できました」と嬉しい感想をもらいました。

 

 

また、2018年9月に新橋でFacebook関東オフ会「ゆうぞうを囲む会」があり、私と同じ病気の方、病気は違うけれども幼き頃より辛い思いをしてこられた方、私と同じ病気をもつお子さんを出産された方、健常者だけど私たちに賛同してくださった方など、多くの方にご参加いただき、素敵な笑顔を見ることができました。

 

 

 

 

私は、小学校に入学して直ぐについたあだ名が「赤ざる」でした。クラスの子に赤ざると呼ばれていじめられていた私が、ある男の子の一言で活路を見出し、少しずついじめられなくなり、次第に多くの友達に囲まれていくという実話を、第二弾絵本「ボクは赤ざる」で描きました。

 

 

 

 

 

小さな行き違いと偏見が次第に大きくなり、差別という名の集団心理が起こります。それを少しずつ差別だと理解してもらい、沈静化させるには、途方もない時間と手間がかかってしまうのです。

 

差別の撲滅なんて、到底できることではありません。

 

しかし、悪いことは悪いと伝え続けなりません。そのため、人権講話伝道師の私は、今回の第二弾絵本「ボクは赤ざる」を使い、全国の子どもたちと裸で向きあい、痛みが分かる人間になるためのヒントを渡せるようにしていきたいです。そのための、一歩を皆さまに応援していたければと思っています。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

絵本原画制作委託費：108,000円

流通手数料：108,000円

書籍本体制作費：776,779円

絵本原画制作委託費消費税：7,100円

カバー費：65,016円

リターン費：55,000円

Readyfor手数料（税込）：251,532円

 

必要金額合計: 1,371,427円