支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 612人
- 募集終了日
- 2024年8月30日
譲渡先様から応援メッセージをいただきました〜多摩美術大学名誉教授・佐原 龍誌様「モモのこと」
いつも応援ありがとうございます。クラウドファンディングも早いことに、終了まで残り2週間となりました。600万円まであと約22万円(にゃんにゃん)です!
残り期間全力で走りたいと思っております!ぜひ引き続き、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします!
今日は、アリスの会からご家族として「モモ」をお迎えしてくれた、多摩美術大学名誉教授・佐原 龍誌様からメッセージが届きしたのでご紹介いたします。
※加須多頭崩壊レスキュー:バート改め”モモちゃん“
***
我が家にモモがやって来たのは、2015年5月のことでした。
それより2年前には、大型犬のゴールデンレトリバー・ベルが15歳で亡くなっていました。当時は亡くなったベルとの思いでを引きずりながら、ポッカリと空いてしまった寂しさを埋めようと、ペットショップ通いが常になっていました。
振り向けば、私たち夫婦は世間で言う「前期高齢者」になっていました。
この先、たとえ犬を飼ったとしても最後まで、面倒を見てあげることが出来るのだろうか?!という不安を抱きながら、ネット上で「日本動物生命尊重の会A.L.I.S」に出会うことになったのでした。
一念発起で電話をかけさせて頂きました。
何度かスタッフの方々と、今自分が持っている不安や心配ごとを繰り返し話すうち、この年齢でも大丈夫なのだという確信めいたアドバイスもいただきました。さまざまなことを知ること、認識理解することの大切さ、そしてそれが行動に繋がっていることを学びました。
「譲渡会」
その年の春、「護国寺で行われる『譲渡会』に参加しませんか?」というお誘いの連絡をアリスの会の方からいただきました。それがモモとの出会いの最初の一歩でした。
当日は朝から青空が広がり、満開のツツジが護国寺の境内を埋め尽くしていました。モモは、そのツツジの花びらを“ティアラ”のように頭にのせて現れたのでした。
ですから、モモの第1印象は青空とツツジに包まれた「桃色のお姫様」のように見えたのです。不思議な出会いでした。モモの名前はごくごく自然に、そして印象そのままに決まってしまったということです。
こうしてモモとの生活が始まりました。
最初はぎこちなさがあったものの、少しずつ少しずつ微睡(まどろ)んだ雰囲気の中で、お互いに付かず離れずの関係でいたのが良かったのかも知れません。それと言うのも、モモは以前いた「ベル」に似ているところがありました。
雄、雌の違い、身体の大きさの違いはあるにせよ、おっとりとしたところ、優しい眼差しはまるでベルと兄妹ではないのか、と思ったくらいです。
だから、それまで抱いていた不安や心配事は、日々の生活の中でいつの間にか消えてしまったように思います。もちろん、これもアリスの会のスタッフの皆様が、親身になって細やかなアドバイスをして頂いたお陰なのだと思います。
果たして、モモにとって私たち夫婦との生活が楽しかったのかどうか、わかりません。けれど、少なくとも定年退職後の穏やかで静かな日々は、老夫婦の私たちの間に挟まって、モモのリズミカルに歩く姿に表れていた“幸せ感”であったように思いたいのです。
「永遠の別れ」
2024年2月初め、本格的な冬の寒さが訪れた日のことでした。その日、我が家の愛犬モモが旅立ってしまったのです。突然のことでした。
どんな場合でも生命あるものの定めは、いきなりやって来るのかも知れませんが…余りにも突然で急な出来事でした。あたふたとしてしまい、何をどうして良いのか、しばらくは茫然自失の状態でした。
定期的に動物病院にも行き、健康診断も受けていました。それなのに何故?やり場のない思いが空中を浮遊するばかりでした…。
東京郊外のこの街に、めずらしく10センチ以上の雪が降った日。
モモは逝ってしまいました。
しんしんと降り積もる雪は、しめやかなお別れのセレモニーだったのでしょうか?!慢性的な腎臓病を乗り越えていくことが出来なかったモモの哀しみとやるせなさ、そして私たちの無念さと非力さを噛み締めることしかできない小ささを思うのでした。
モモとの出会いから10年余り、少し臆病で人見知りだったモモ。多頭飼いの上に、虐待を受けながらも健気に生きてきたモモ。
ワンワンと吠えることも、キャンキャンと泣くことも押し殺して生きてきたモモ。ほんとうに私たちで良かったのでしょうか?!冷たくなったモモに語りかけるしか、出来ることはありませんでした。
誰かに、愚痴や文句を言うつもりはありません。
がしかし、私たちを襲うこのやり場ない苛立ちと悲しみは、いったいどこからやって来るのでしょうか?!言えるとするならば、身体の奥深くに潜んでいる、悲哀の塊が急速に回転し、私たちを押しつぶそうとしているからなのかも知れません。
「生命の格差のない社会」を夢見つつ、だからこそ社会の縮図を全身で背負う数多(あまた)の生命に“優しさの風”が降り注ぐことを願うのです。
それが、このやり場ない苛立ちと悲しみを和らげてくれる一滴の涙なのですから…。
佐原さん、心温まるメッセージをありがとうございました。
佐原さんはモモとの日々を本にしてくださいました。
『わたしは保護犬モモ: モモの歩んだ365日』の著者でもあります。
Amazon📕URL
https://amzn.asia/d/hS3q7p6
モモは、加須多頭飼育崩壊から保護した子でした。しかしその後、佐原さんという素晴らしいご家族に出会えて、最期の瞬間まで幸せな毎日を過ごすことができました。
皆様のご支援は、このように幸せにつなぐための大切な医療費となります。
引き続き、どうかご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
リターン
3,000円+システム利用料
【リターン不要】全力応援|3千円
●心をこめてお礼のメールを送らせていただきます
●活動報告レポートをお送りします
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを医療費に充てさせていただきます。保護犬・猫たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 392
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料
【リターン不要】全力応援|1万円
●心をこめてお礼のメールを送らせていただきます
●活動報告レポートをお送りします
●アリスの会のHPにお名前を掲載いたします(希望制)
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを医療費に充てさせていただきます。保護犬・猫たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 180
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料
【リターン不要】全力応援|3千円
●心をこめてお礼のメールを送らせていただきます
●活動報告レポートをお送りします
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを医療費に充てさせていただきます。保護犬・猫たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 392
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
10,000円+システム利用料
【リターン不要】全力応援|1万円
●心をこめてお礼のメールを送らせていただきます
●活動報告レポートをお送りします
●アリスの会のHPにお名前を掲載いたします(希望制)
===
※ 一度に複数口でのご支援も可能です。
※ 特別なリターン品をお届けしない代わりに、ご支援のほぼ全てを医療費に充てさせていただきます。保護犬・猫たちのためにありがとうございます。
- 申込数
- 180
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
能登半島の被災猫を保護し、医療にかけ、譲渡につなぐ。
#動物
- 現在
- 15,193,318円
- 支援者
- 901人
- 残り
- 10時間
【次世代に引き継がれる本拠地】保護動物に安心安全な棲家を購入したい
#子ども・教育
- 現在
- 31,345,000円
- 支援者
- 1,749人
- 残り
- 16日
保護犬活動も応援できる”命をつなぐ”平飼い養鶏場の規模拡大
- 現在
- 1,840,000円
- 支援者
- 198人
- 残り
- 1日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
- 現在
- 16,887,000円
- 寄付者
- 1,765人
- 残り
- 1日
SOSを出す犬猫たちを救い続けるために。保護ハウス修繕にご支援を
- 現在
- 2,948,000円
- 寄付者
- 175人
- 残り
- 30日
絶望の淵に立つ野犬を救い続けたい!壊れた大型車両の更新にご支援を
- 現在
- 5,002,000円
- 支援者
- 416人
- 残り
- 23日
保護猫たちの環境改善と被災猫保護のための新シェルター開設にご支援を
- 現在
- 5,137,000円
- 支援者
- 285人
- 残り
- 1日