アレルギーっ子が挑戦！四国お遍路一人旅

 

 

初めまして。愛知県内の高校に通う高校1年生の日比野 里玖（ひびの・りく）です。

 

僕は、幼い時から重度の食物アレルギーがあり、食べられるものに制限があります。例としては、卵、ごま、なし、ナッツ類などが対象です。これらの食べ物を間違えて食べてしまうと、口や全身がかゆくなったり、重い症状の時は、血圧の低下や意識障がいなど生命に危険な状態になる「アナフィラキシーショック」を起こすこともあります。

 

そのため、日々の生活の中でも、成分表示をしっかりとみてから商品を選んだり、飲食店で食べる時はちゃんとアレルギーのものが入っていないか店員さんに聞くなどしています。

 

また、生活している中で、今まで学校でも家でもまわりの方にサポートしてもらうことが多くありました。例えば、アレルギー除去食を作ってもらったり、外食する時は自分の食べられるものがある店にしてもらったりしていました。

 

4月から高校生になり、昔から憧れていた "四国のお遍路1人旅" に今年の夏休みを使って実施したいと思いました。

 

旅の目的は、 以下2点です。
・いろんな人との出会いを経験すること
・アレルギーっ子でも1人旅できるんだと自信をつけること

重度のアレルギーを持っていても、お遍路など、新たな挑戦をいくらでもしていけるということを自分自身でまず体現し、同じ症状を持っている人たちに勇気を与えられればと思っています。

 

アレルギーっ子の挑戦へのご支援・応援を、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

食べたくて買おうとした商品に卵が入っていて買うのを断念したり、出かけた時に食べられるものがなかったりしています。実際に、一度ショッピングセンターで間違えて卵が入ったパスタを食べた際に、アナフィラキシーが起こり、嘔吐と血圧低下を経験したこともありました。

険しく、死の危険があると言われるお遍路旅ですが、昔から興味があり、たとえアレルギーがあったとしてもあきらめずに挑戦したい思いがあります。
 

アレルギーを持っている中での挑戦となるため、地元の人からお接待としていただいたものが食べられないことや、コンビニ弁当などはほとんど食べられないため、旅先で決まった予算内で食べられるお店がない可能性があります。

 

そのため、あらかじめ食べれらるものを買いだめする、事前に食べる場所の下調べをする、SNSなどで食べられる場所を聞くなど、最大限リスクを抑えるため、しっかり準備して挑戦する予定です。

 

昨年義務教育が終わり、大人への第一歩を踏み出した今だからこそ、これから大人になり、自分の人生をしっかり歩んで行くために、"一生の疑似体験"とも言われるお遍路旅を通じていろんな人々に触れ、心も体も大きく成長したいと思っております。

 

 

 

今回のプロジェクトでは、皆さんからいただくご支援をもとに、四国お遍路88か所を巡拝します。

 

訪れる代表的な場所としては、四国お遍路最大の難所となる「燃山寺」、観光地として有名な「四万十川」、美しい海に隣接した町「黒潮町」、などを巡ります。

 

今回のお遍路のテーマ・目的は、「一人で挑戦することで自分と向き合う」です。今感じている便利さにたよらずに、不安や不便さを体験することで、困難を乗り越えられる自信をつけたいと思っております。

 

お遍路の方法は、なるべく自分の足をつかって31日間で88か所をまわれるようにします。（日数がかなり限られているので電車やバスを使うこともあります）

 

　

 

 

 

 

お遍路旅を通じて、未来に対して自分はどう生きていきたいか、どんなことがやりたいか答えのヒントを探しに行きたい思っています。

 

親とも先生とも違ういろんな考えの大人に出会い、話を聞いてみたいです。

 

また、僕が生まれ育った町は、歴史ある古い町です。家は旧東海道沿いにあるので、たくさんの由緒ある古いお寺が身近にたくさんあります。「昔の人はこの旅路をどんな想いで歩いていたんだろう、、、」と、ふと考えたりします。

 

四国お遍路は、もっと古い歴史があります。1400キロの道のり、四国88箇所を巡るまでに、平らな道あり、険しい道あり、孤独を感じたり、幸せを感じたりと、まるで人生のようだと言う人もいます。

 

その中で、自分自身のことを見つめ直せたらと思っています。

 

 

 

 

今回のリターンには、同じアレルギーをお持ちの方に向けたリターンをご用意しております。その一部をご紹介いたします。

 

■7大アレルゲン（えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生）不使用の缶詰

「黒潮町缶詰製作所」様が製作された缶詰です。

 

東日本大震災の現場ヒアリング中に、被災地では食物アレルギー対応に苦慮するという意見を聞き、考案されました。

 

ロゴマークに示された「34M」という数字は、内閣府が想定した黒潮町の津波の高さ＝日本でも高い34.4mを表現しており、そこには「ネガティブな状況をポジティブに換える。ピンチはチャンスに変えることができる」という、これまでの黒潮町の姿勢が映し出されています。

 

 

 

■MyIDリストバンド

個人の医療情報やパーソナル情報を、スマートフォンやパソコンを使って保存し、管理する事ができる次世代のメディカルIDです。

 

ブレスレット、携帯アプリなどのMyID製品を通じ、QRコードなどを利用することによって、いつでもどこでもアクセスできます。

 

 

 

 

宿泊費用	120,000円
遍路用品	10,000円
御朱印代	27,000円
飲食費用	30,000円
青春18切符費用	11,800円
交通費（青春18切符分を除く）	10,000円
リターン費用	20,000円
Readyfor手数料（税込）	162,000円

必要金額合計: 390,800 円