支援総額
目標金額 870,000円
- 支援者
- 90人
- 募集終了日
- 2015年3月19日
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- 1,880,000円
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- 現在
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- 総計
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- 現在
- 3,226,000円
- 支援者
- 137人
- 残り
- 68日
プロジェクト本文
終了報告を読む
パレスチナに唯一残る工場で作られる最後のパレスチナ製カフィーヤ。
ブランドブック(冊子)を作り、その存続を救いたい。【IN ENGLISH】
みなさま、はじめまして。「パレスチナ・アマル(Amal Falestini)」の代表・北村記世実です。私はパレスチナを支援するNGOの活動を経て、2013年9月、「パレスチナのモノでおしゃれを楽しむ♪」をコンセプトに「パレスチナ・アマル」(Amal Falestini)を開業いたしました。主に扱っている商品は、「ラスト・カフィーヤ」と呼ばれる大判の正方形のストールです。
「ラスト・カフィーヤ」とは安価な外国製にシェアを占められ、パレスチナに唯一残された織物工場で作られている最後のパレスチナ製カフィーヤのことです。これをアマルでは、パレスチナの地場産業の保護とサポートを目指して販売しています。アメリカやヨーロッパなどの外国人観光客にはとても人気のある商品なのですが、日本ではまだまだ知られていません。これまでオンラインストアやイベントを中心に事業を行ってきたのですが、なかなかお客様にその魅力をお伝えしきれていないのが現状です。くわえて、織物工場のある街は今夏イスラエルにより一時完全封鎖されたり、ガザ攻撃の影響で外国人観光客が減少し、経済的にも深刻な影響を受けました。このような状況が続けば「ラスト・カフィーヤ」の存続も危ぶまれます。
日本のお客様にも長く愛されるようになるために、生産者の想いやつながりを感じて頂けるよう、プロの協力を得てブランドブックを作り、もっとお伝えすることに力を入れたくて、今回このプロジェクトを立ち上げました。しかしブランドブック作成にあたり、印刷費や撮影費などの工面が厳しい状況です。
パレスチナ製最後のカフィーヤ「ラスト・カフィーヤ」。パレスチナの美しい伝統衣装でおしゃれを楽しみながら、現地の地場産業を保護するお手伝いをしていただけないでしょうか。
(あざやかな色彩のラスト・カフィーヤ)
(プロジェクト紹介動画。どうぞご覧ください。)
パレスチナの豊かな文化の営みや伝統の美しさをブランドブックでお伝えし、「テロ」や「紛争」といったパレスチナのネガティブなイメージを華麗に覆します。
今回頂いたご支援で、生産者たちの生活や「ラスト•カフィーヤ」への想いや誇り、そして素朴な手作り感の味わいある「ラスト•カフィーヤ」が生み出される工場の様子などを掲載したブランドブックを製作します(A5サイズ・16ページ予定)。現地の写真家に依頼し、このページのものよりも臨場感あふれる写真を掲載して、まるで現地の工場を訪れたような気分になって頂けるようにいたします。
(パレスチナオリジナルのカフィーヤ)
「ラスト・カフィーヤ」には物語を持つものがあります。たとえば白×黒のカフィーヤはパレスチナに古くから伝わるもので、「団結」を意味するそうです。また、ガザをモチーフにした温かな印象の「ラスト・カフィーヤ」や、「希望」をイメージして作られた物もあります。このような物語や、アラブの伝統衣装であるカフィーヤのタッセルの種類やその歴史など、生産者に一つひとつお伺いしながら丁寧にひも解き、お届けできるように努めます。また、様々な巻き方を楽しめるよう、生産者直伝のアレンジの仕方なども掲載し、パレスチナの伝統をお伝えするだけでなく、その美しさを存分に味わっていただけるような一冊に仕上げます。
みなさまのご支援を得て作られるブランドブックは、「ラスト•カフィーヤ」をお求め頂いたお客様にお渡ししたり、オンラインストアからお客様に発送する際に同封したりと、「ラスト・カフィーヤ」の物語をお伝えするツールとして活用いたします。どのような背景で生産者が心をこめて作っているかを知ることで、身に着けるみなさまが愛着を抱き、生産者とのつながりを感じて頂けると信じています。
■次回出店予定:
●2015年3月4日(水)~10日(火)
阪急百貨店うめだ本店10階うめだスーク南街区 期間限定ショップ
●3月31日(火)~4月13日(月)
シサムコウボウ・堀江店 ギャラリー展示販売会
●4月16日(木)~4月29日(水)
シサムコウボウ・京都裏寺通り店 ギャラリー展示販売会
*ブランドブックをお渡しするのはプロジェクト達成後となりますが、ぜひお手にとって「ラスト・カフィーヤ」をご覧下さい。
(パレスチナ・アマル 阪急百貨店本店様での出店の様子)
このプロジェクトを実行しようと思ったきっかけ
それは、「パレスチナが好きだから。」
みなさんは「パレスチナ」にどんなイメージをお持ちですか?
紛争地……。「テロ」…。壁。占領。虐殺。とてもネガティブで、暗くて難い。そんなイメージをお持ちの方が多いかと思います。私も当初現地を訪れるまでは「虐げられているかわいそうな人たち」というイメージを持っていました。だけど、実際は全然違っていました。ホスピタリティーに厚く、明るくて、いつも冗談を言いあっては笑っている。物質的には決して豊かではありませんが、人と人とのつながりとか、ぬくもりとか、思いやりなんかが路地裏にまであふれていて、すっかりパレスチナに魅了されました。
(ガザの子供たち。無事に育っていることを祈ります)
旧式の日本製の織り機が護るパレスチナの地場産業
しかしながら、パレスチナの人々を取り巻く環境は過酷です。安価な外国製にシェアを占められ、パレスチナでは地場産業が崩壊しつつあります。そんな中、唯一残された織物工場で「ラスト・カフィーヤ」は作られています。なんと「ラスト・カフィーヤ」は旧式の日本製の機織り機を使って作られています。その多くが“SUZUKI LOOM”でした。今は自動車メーカーのスズキが創業当時は機織り機の輸出をしており、それを60年間メンテナンスをくり返しながらパレスチナの工場で使われ続けています。
(パレスチナの地場産業を支える旧式の日本製の織機)
オーナーからは「日本製はすばらしい。100年は使い続けるぞ!」と言われ誇らしかったです。日本製の古い機織り機がパレスチナの地場産業を支えている…とても素敵なことだと思い、アマルでは現地の地場産業の保護を目指して販売しております。
(「日本製はすばらしい」とオーナー)
(卓越した職人技をご覧ください)
「ラスト・カフィーヤ」は旧式の織り機を使用することで、素朴な風合いが出ています。上質な織り布全面に、ハンドメイド感漂う刺繍で彩られた模様が魅力です。大判の正方形のストールなので、肩に羽織ったり巻き方をアレンジして、年中楽しんで頂けます。生産者が生き残りをかけて商品開発に力を入れているので、同じものを注文しても手に入らない一点ものが多くあります。どれも大量生産にはない魅力あふれる商品です。「世界の火薬庫」と呼ばれるこの地で、こんなにあざやかなストールが作られているのだということをお伝えしたいです。
私が仕入れのために工場に通っていた際、生産者たちはよく「どうだ、うちのカフィーヤは?」と聞いてきました。その度に「すばらしいね。美しいよね」と私が言うと、とても誇らしげに「そうだろうとも」と笑っていました。その笑顔に、職人としてのプライドを感じました。イスラエルに占領され、壁で閉ざされているこの地に、そんな職人の営みがあります。そこにもっとスポットライトがあてられても良いのではないでしょうか。
今夏、ガザが攻撃を受けていた際、織物工場がある街(ヨルダン川西岸地区ヘブロン)も決して良い状況ではありませんでした。
「あなたの身の安全の方が大切だから、無理しないでね」
そう伝えていたのに、街にイスラエル兵がいないタイミングを計り、生産者が命がけで「ラスト・カフィーヤ」を日本に届けてくれました。イスラエルにより街が一時完全封鎖されたり、ガザ攻撃の影響で外国人観光客が減少し、経済的にも大打撃を受けました。こうした状況が続けば「ラスト・カフィーヤ」の存続は危機的状況に陥ってしまいます。それをブランドブックで救うことができればと、このプロジェクトを立ち上げました。
今回のプロジェクトをきっかけに、日本とパレスチナ、作り手と使い手、モノと人とが、この「ラスト・カフィーヤ」でぎゅっと結ばれることを願っています。
【プロジェクト終了後の予定】
■日本の国内市場におけるパレスチナ製品の信用度を高めるためにブランディングに努めていきます。
■日本での販売活動を通して、ファッションを通した新しい形でのパレスチナ支援を継続して行います。
■ファッションショーなどを行ってパレスチナの伝統を多くの人に伝え、パレスチナの偏見に満ちたネガティブなイメージを華麗に覆します。
■パレスチナをより身近に感じて頂けるように、商品開発を行います。
【支援金使用用途】
■ブランドブック印刷・撮影費:43万円
(デザイン代・印刷代・モデル代・ロケ撮影代)
■パレスチナでの撮影費:21万円
(パレスチナ渡航費・通訳代・撮影代)
■通信費・広報費等:23万円
合計:87万円
【最後に】
パレスチナ・アマルでは、ラスト・カフィーヤを「平和の象徴」として扱っております。それは長年平和を願い望み続けてきたパレスチナ人のアイデンティティーの象徴だからです。パレスチナの人々をとりまく環境はなお過酷であり、移動の自由も厳しく制限されており、多くの人々が世界から見放されている感を抱いています。
パレスチナ・アマルはこのプロジェクトを通じて、支援者様には共に平和を願う想いを抱き、一緒にピースフルな世界をつくることにたずさわって頂きたいと思います。アマルとはアラビア語で『希望』。パレスチナ・アマルは、このプロジェクトに携わるすべての人々を『希望』でつなげることができれば、と思っています。みなさまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
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【引換券について】
■アマル通信(報告書)
■現地の写真家の撮影した写真で作るサンクスカード
現地の写真家が撮影した写真を用いてサンクスカードを作り、お届けします。
*イメージ写真(前回の展示販売会のDMです)
■パレスチナ刺繍の小物製品
現地の女性たちがつくった手刺繍の小物製品をお届けいたします。一針ひとはり想いをこめて作られています。色やデザインなどはこちらで選ばさせて頂きます。どのような刺繍が届くか、どうぞお楽しみに。
(パレスチナ刺繍のキーホルダー)
*イメージ写真 パレスチナ刺繍の小物ポーチ(非売品)
■写真集「PALESTINE -CHILDREN OF BIL'IN-」
現地写真家の写真集です。パレスチナの子どもたちの写真が掲載されています。A5サイズ・48ページ。
(※流通などの問題で、パレスチナにちなんだ他の本になることもございますので、予めご了承下さいませ)
■ラスト・カフィーヤ(パレスチナ・オリジナル)
白×黒のパレスチナ・オリジナルの「ラスト・カフィーヤ」をお届けいたします。120㎝×120㎝の大判の正方形のストール。素材はコットン85%・ポリエステル15%です。
■ラスト・カフィーヤ(カラー)
上記のパレスチナ・オリジナル以外の、色あざやかな「ラスト・カフィーヤ」をお届けします。120㎝×120㎝の大判の正方形のストール。素材はコットン85%・ポリエステル15%です。商品開発に力を入れているため、注文しても同じものが作られていないこともしばしば。定番のデザイン以外はほぼ1点ものです。
30,000円
色柄はこちらで選ばさせていただきます。どのような「ラスト・カフィーヤ」が届くか、どうぞお楽しみに。
50,000円・100,000円
色柄についてはプロジェクト成立後メールにてご相談させてください.
*画像と実物の色が多少違う場合がございますので、何卒ご了承ください。
*イメージ写真(様々な色やデザインがごさいますのでお楽しみに)
パレスチナ・アマル (Amal Falestini)
公式オンライン・ストア(http://palestine-textiles.jp/)
公式サイト(http://palestineamal.jimdo.com/)
公式FBサイト(http://www.facebook.com/PalestineAmal)
公式Twitter(https://twitter.com/amal_falestini)
公式ブログ(http://ameblo.jp/114key55/)
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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プロフィール
1999年医療系NGOに参加してパレスチナ・ガザ地区へ。10数年NGOでパレスチナの支援活動を行い、2013年、パレスチナ・アマルを開業。
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リターン
3,000円
■みなさまからのご支援で完成させるブランドブック(非売品。A5サイズ・約16ページを予定)
■現地の写真家が撮影した写真で作るサンクスカード
■アマル通信(報告書)
- 支援者
- 52人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円の引換券に加えて、
■現地の女性たちが作ったパレスチナ刺繍の小物製品
*色やデザインはこちらで選ばさせて頂きます。お楽しみに。
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 74
20,000円
3,000円の引換券に加えて、
■パレスチナ写真集「PALESTINE -CHILDREN OF BIL'IN-」
*流通などの問題により、他のパレスチナにちなんだ本になることもございます。予めご了承下さいませ。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 8
30,000円
3,000円の引換券に加えて、
■カラーの「ラスト・カフィーヤ」1枚
*色柄はこちらで選ばさせていただきます。お楽しみに。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 20
50,000円
3,000円の引換券に加えて、
■カラーの「ラスト・カフィーヤ」1枚
色柄についてはプロジェクト成立後メールにてご相談させてください
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 13
100,000円
3,000円の引換券に加えて、
■白×黒のパレスチナオリジナル「ラスト・カフィーヤ」1枚
■カラーの「ラスト・カフィーヤ」1枚
色柄についてはプロジェクト成立後メールにてご相談させてください
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 4
プロフィール
1999年医療系NGOに参加してパレスチナ・ガザ地区へ。10数年NGOでパレスチナの支援活動を行い、2013年、パレスチナ・アマルを開業。