宝物のような子どもたち (実行委員 寄稿文 #10)

茨城公演実行委員の宮嶋さやかです。

早々にサクセスすることができ、支援者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。残りの期間で、引き続き肝高の子ども達のために支援を募っていきたいと思います。

 

私がはじめてこの舞台を観たのは今年の2月の卒業公演。子ども達のイキイキとした表情とエネルギーに心を大きく揺さぶられ、初めから終わりまで涙が止まりませんでした。こんなに泣いて恥ずかしい･･･と思いながらふと横を見ると隣の男性が大号泣している姿が･･･。あれっ？と思い少し周りを見渡すと、観客はみな涙を流していました。

 

2月の卒業公演の時に、次期「阿麻和利役」の高校一年生が稽古しているところを見学させていただきました。身体が細く、阿麻和利役としては小さい印象だった彼が高校二年生になり、実際に主演を務める姿を、6月15、16日に行われた関東壮行公演で見ることができました。

 

 

するとどうでしょう。2月からたった4カ月しか経っていないはずなのに、別人のように大きく逞しく見えるではないですか！一言でいうと、「めちゃくちゃカッコイイ！！！」完全に阿麻和利になりきり、神がかった素晴らしい演技をみせる立派な姿がそこにはありました。一番感心したのは阿麻和利役が代表で行う最後の挨拶です。大勢の観客を前に、「自分達が先輩の立場になった自覚と覚悟」「関係者や観客に対する感謝」を堂々と、丁寧に、しっかりと自分の言葉で紡いでいました。

 

 

たった4カ月で人はこんなに成長できるものなのか。ちょうど高二の息子を持つ私は、母親の視点から彼の成長ぶりに驚き、感動し、胸がいっぱいになりました。阿麻和利役の子だけでなく、舞台に立つ子ども達は皆、それぞれが自覚と覚悟を持って臨んでいるのだと思います。強い意志を感じる子ども達の表情がそれを証明しています。

 

「一生懸命はカッコイイ」舞台を通してこのシンプルでとても大切なことを知った肝高の子ども達は、この先大人になっても自分や仲間を信じ、力強く生きていってくれるはずです。肝高の子ども達は、日本の、世界の宝です。

 

私はこの舞台を一人でも多くの方に観ていただきたいのです。そして、心が震える大きな感動を共有したいのです。どうか、宝物のような子ども達の素晴らしい活動が日本中に世界中に広まっていくように、皆様の力を貸してください。

支援の方法は色々あります！

①舞台のチケットを購入　②クラウドファンディングで支援　③シェア・拡散で支援

皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。