自分の本気を確かめる (実行委員 寄稿文 #14)

実行委員の菅原広豊です。

 

2017年3月。

初めて沖縄で観た「肝高の阿麻和利」

最初は、まだ行ったことがない沖縄に行けるという安易な気持ちで阿麻和利ツアーに参加したのがきっかけでした。

 

 

行く前に何度か「肝高の阿麻和利」を観たことがある人たちと茨城で会食。

 

「どんな想像をしても自分の予想を遥かに超える衝撃がある」

何度も何度も言われ続け、そんなことあるのかな…。

と疑問を抱きながら自分なりの最大限のイメージを想定して当日を迎えます。

 

 

▼自分の想像を遥かに超えてくる

会場入りすると

中高生の親御さんやスタッフの方々が会場でお出迎えをしてくれます。

ロビーには今回の講演で卒業する高校生たち写真とコメントの数々。

まだ始まっていないのにこの空間にいるだけで少し心がざわつき始めます。

 

そして講演が始まり

そのざわつきは冒頭での演出で一気に溢れ出て

自分の想像を超えた衝撃に涙が止まらなくなりました。

 

隣には知り合いいるし

こんな号泣しているの見られたら嫌だし

涙拭けないし

涙止まらないし

嗚咽が出そうだし

いろんな感情が錯綜する

今まで会った事のない自分に出会いました。

 

▼本気とは何か？内省を迫られる

泣いた理由は

中高生の本気を目の前にした時に「自分は本気か？」

という内省を迫られたから。

中高生が自分を信じて自分の思いを全力で表現する姿に

「本気で物事に取り組んでいたか」

という問いに対して答えられない自分がいました。

 

その悔しさと言うか、いろんな感情の渦が自分の中を駆け巡り

涙となって感情が溢れてきました。

 

▼自分の本気を確かめに毎年現地に足を運ぶ

それからは毎年同じ時期に沖縄へ「肝高の阿麻和利」を観に行っています。

1年間いかに本気で物事に取り組んでいたのか

毎年ここで自分の1年を振り返ります。

それがゴールでもありスタートでもある。

現在いろんなことにチャレンジできるのは、

ここでの体験が自分自身の行動に影響を与え変わったからでもあります。

 

そして

中高生の輝きは、本来誰もが持っている力だと思います。

それに共鳴して、地域の一人一人に伝染していく

私もその共鳴者でありたいです。

今回茨城で観られるのは、本当に貴重な機会です。

阿麻和利を観たときの感動体験を皆さんとも共有したい。

 

少しだけでいいです。皆さまのお力をお借りしたいです。

 

是非とも「肝高の阿麻和利」の応援をお願いいたします。

 

実行委員　菅原広豊