夢未来高等学院姫路校職業体験プロジェクト

支援総額

1,097,000

目標金額 1,000,000円

支援者
38人
募集終了日
2022年5月13日

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プロジェクト本文

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はじめに

 

AMBITIOUSグループ代表の西田智則と申します。もうすく32歳になる駆け出しの経営者です。

 

私は兵庫県の西の端に近い方、揖保郡太子町で祖父が創業したエネルギー・インフラ事業を営む家業のもとに生まれました。

 

比較的裕福な家で生まれ育ち、両親の期待もあって英才教育を受けた反動からか少しやんちゃになってしまい、中学2年ごろからあまり学校に行かなくなり高校は中退してしまいました。

 

私の将来を考えた両親に、お寺に預けられることになりました。

 

お寺で本来の仏教の目的は死んで極楽に行くことではなく生きたこの身のまま仏の境地にたどり着くことだと教わりました。であれば仏のような慈愛に満ちた行動をすることがその修業になるのではないかと思いました。私を預かってくれた和尚さんのように課題を抱える子どもの為になにかできるようになりたいなと思ったことが今の仕事の原点になっています。

 

その後、全寮制のスパルタ教育で有名な高校に入り直して大嫌いだった勉強に取り組み、夢のまた夢と思われた大学進学、そして金融機関に就職と、人並みに社会に出てくることができるようになりました。

 

勤めること5年、人並みに更生させてくれた和尚様にも報告したかったし仕事は必死でやりました。個人営業成績は入社以来トップを走り続け、お客様である地元の経営者さん達から事業について相談もされるようになりました。もともと教育に携わりたいという想いを強くもっていて、社内での事業プレゼンで人材育成事業を提案したのですが却下されてしまい、いつかは起業したいと考えていたのもあって退職、グローバルビジネスも視野に入れた語学留学を経て今の仕事を立ち上げました。

 

人が育つ場を作りたい、その想いは「学校を創りたい」という具体的なものになりました。しかしゼロから学校教育法に定められたいわゆる一条校(私たちがイメージする普通の学校)を立ち上げるのはあまりにもハードルが高く、悩んだ末たどり着いたのが「通信制高校のサポート校」です。

 

サポート校は通信高校の

 

・卒業率の低さ

・進路決定率の低さ

・社会性を育む場の少なさ

 

を補う仕組みで、私の想い「行き場のない子どもをなくしたい」にまさにしっくりくるものでした。

 

2020年4月通信制高校のサポート校「夢未来高等学院 姫路校」を開校いたしました。

 

様々な理由で学校に行けなくなった子どもが、「居場所を見つけ、学び、社会に巣立っていく」そんな場を作りたい一心から、たった一人で活動を始めました。この春には3年目の新入生を迎え3学年揃っての運営となります。

 

サポート校は私が設立した会社(AMBITIOUSJAPAN株式会社)で運営を始めましたが、私たちのサポート校でお預かりできる子どもさんの数には限りがあります。

 

不登校の児童生徒が増えている現状を鑑み、さらに支援の輪を広げるために、2020年夏に一般社団法人AMBITIOUSを設立いたしました。

 

文部科学省が発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によれば小・中学校における不登校児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)であり,前年度から14,855人(8.2%)増加。在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は2.0%(前年度1.9%) となっています。

 

出典元:令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

 

その要因は

・学校に係る状況

・家庭に係る状況

・本人に係る状況

に分けられていて、いじめはさほど要因として大きくなく、いじめ以外の友人との人間関係や、親子関係などが比較的大きな要因のように分析されています。

しかし本人の無気力・不安が46.9%とされるなどは到底納得できません。学校にも家庭にも問題がない子がただただ無気力・不安になるなんて考えられないのです。

また、実際は親御さんの経済的事情もものすごく関係すると思うのですが、ここにはデータとしてはでてきません。

 

私は結局はすべて子ども達が安心していられる「場」がないことが要因とまとめられると考えています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

不登校の児童生徒は経済的に余裕のないご家庭であることも多く、学ぶ場の提供以上に様々な支援を必要としています。

 

一般社団法人AMBITIOUSでは皆様のご支援をお願いする事業を「AirForceOne事業」と名付け、以下のような支援を目指して寄付やボランティア参加のお願いをしています。

 

Air Force One とは米国政府大統領専用機ですが、飛行機の機体そのもののことではなく、大統領が搭乗したときのコールサインが Air Force One なのです。私達が作ったのは飛行機の機体に過ぎません。子ども達が搭乗して初めて意味のあるコールサインを発することができるのです。私達大人はそんな子ども達を応援し補助役にまわり、子ども達が自分で夢を見つけ未来に飛んで行く。そんな思いをのせてこの活動をAir Force One 事業と名付けました。

 

AirForceOne事業が支援する内容

・研究および情報発信

・学生食堂の運営補助

・子どもへの制服の貸与

・奨学金制度の創設

・職業訓練の場の提供

 

サポート校では子ども達に自分の本当の居場所と思ってほしいという願いもあり、あまり例はないのですが制服を用意しています。

 

制服

 

「通信で制服が着られるなんて嬉しい!」といいながら目をキラキラさせて入学してくれた彼女も春から2年生です。

 

サポート校の中心である高校の授業の支援はもちろんですが、夢未来に来てくれる子ども達には「生きていく力」をつけていくサポートもしたいと考えています。 「お金の勉強」や「就業体験」などを提供していく予定です。

 

今回、職業体験の場として「コーヒーの自家焙煎と販売事業」を生徒中心に行おうとしています。知人に紹介して頂いたのがきっかけなのですが、モノづくり的なこと、コミュニケーションに課題を抱える子どもが多い中での適度な接客、お金についての勉強ができるのではと期待しています。

 

そこで、より広く皆様からのご支援を頂きたいと考えた次第です。

 

 

プロジェクトの内容

 

AMBITIOUS Coffee Shop(仮)をオープンして、子ども達が自家焙煎珈琲を製造し店舗とネットで販売します。そのために、簡易的なものですが焙煎ならびに販売の工房を作ります。

 

ある子は自習している、ある子は働く体験をしている、ある子はここでできたお友達と楽しく会話している・・・

 

サポート校や併設のフリースクールの児童生徒のみならず地域に開かれた「子どもの居場所」に育てていきたいと思っています。

 

 

 

ただいま店舗改装中です。

商品など準備出来次第随時ご覧いただきたいと思います。

 

今回のプロジェクトで集まった支援金は、主に焙煎機などの機材の購入費用や店舗の準備のための改築費用の一部として大切に使用させていただきます。

 

本来であればすべて自己資金でまかなうべきものかもしれませんが、経済的な理由で不登校になってしまう子どもの多さや不登校支援の現状や私たちの「AirForceOne事業」について多くの方に知って頂きたく、また支援の輪が広がっていくことを願って今回クラウドファンディングにチャレンジさせて頂くことにいたしました。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン


不登校児を持つ親御さんの情報交換やネットワーク作りの場としての機能も果たせるようになればいいと考えています。そんな場に育てていくことが私達の夢なのです。

 

皆様にお願いです。

 

私は当初、自分がそうだったようにやんちゃして学校に行かなかった子どもをきちんと社会に帰すようなことをやりたいと考えていました。私の場合は幸い親に経済的には不自由なく過ごさせてもらったから社会復帰(笑)できたようなものです。

しかし実際に不登校支援の現場に飛び込んでみると、思いのほか経済状況が影響していることを痛感いたしました。そして恐ろしいことに「親の経済状況が教育を決め、それが子の経済状況を決める」という論がリアルに進行しているのを目の当たりにしました。

 

だから私は単に高卒資格を得るサポートをする事業をするわけにはいかない、行き場のない子がいられる場を作り、そして生きる力をつけて社会へ巣立っていく真の支援事業をしなくてはならないと思っています。

 

もちろん私自身もできるだけのことはします。将来的にはサポート校、フリースクール、それから5月にスタートする放課後等デイサービス事業なども合わせて間借りではない校舎を建設したいと思っています。

 

しかし私個人にできることなどたかがしれています。

広く皆様のお力を借りて、すべての大人が「不登校支援」の実行者となっていただくムーブメントを創っていかなければ日本の子ども達の未来はないと思うのです。

 

皆様のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

プロジェクト実行責任者:
西田智則(一般社団法人AMBITIOUS)
プロジェクト実施完了日:
2023年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

AMBITIOUSグループで運営する通信制高校のサポート校(夢未来高等学院姫路校)のチャレンジプログラムの一環の就業体験事業のためコーヒーの焙煎、販売プロジェクトを行います。 資金は焙煎機や材料などの購入、店舗改装費用、生徒のトレーニング費などに充てる予定です。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金をあてます

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リターン

3,000+システム利用料


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応援コース(メール)

感謝のメールをお送りします

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

5,000+システム利用料


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自家焙煎コーヒー

感謝のメールをお届けします
生徒が実際に製造した自家焙煎コーヒー豆をお届けします

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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応援コース(お手紙)

感謝のメールをお送りします
お手紙をお届けします

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

50,000+システム利用料


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自家焙煎コーヒー1年コース

感謝のメールをお届けします
活動報告をお届けします
自家焙煎コーヒーを毎月1回12ヶ月お届けします

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

50,000+システム利用料


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応援コース(お名前記載)

感謝のメールをお届けします
活動報告をお届けします
パンフレットにお名前を記載いたします

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

100,000+システム利用料


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応援コース(ネームプレート小)

感謝のメールをお届けします
活動報告をお届けします
店舗にネームプレート(小)を掲示します

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

300,000+システム利用料


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応援コース(ネームプレート中)

感謝のメールをお届けします
活動報告をお届けします
店舗にネームプレート(中)を掲示します

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

500,000+システム利用料


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応援コース(ネームプレート大)

感謝のメールをお届けします
活動報告をお届けします
店舗にネームプレート(大)を掲示します

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

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