寄付総額
NEXT GOAL 5,000,000円 (第一目標金額 3,000,000円)
- 寄付者
- 249人
- 残り
- 18日
応援コメント



プロジェクト本文
■寄付使途レポート(活動報告掲載中)
●高齢ブリーダーの廃業。人間の都合にふりまわされ、居場所をなくす動物たち
●全頭保護まで3年。「スムーズに進む案件はごくわずか」と語る多頭飼育崩壊の背景とは
●人間に翻弄される小さな命。今の時代背景を象徴する、猫の多頭飼育崩壊
●手術を先送りにしたことで増え続けた猫たち。負の連鎖を断ち切るために必要なこととは
第一目標達成のお礼とネクストゴールについて
1月15日(水)に開始した公益社団法人アニマル・ドネーションのプロジェクトは、1月26日(日)に第一目標金額の300万円を達成することができました。心より御礼申し上げます。
クラウドファンディングの挑戦は今回2度目となります。「もう二度と基金を止めてはならない。」と強く思いながらも、再度ご寄付いただくことができるのだろうかと不安の中でスタートしました。
しかし、スタート直後から届くたくさんのご寄付や応援コメントに支えられ、無事に第一目標を達成することができました。日頃より応援いただいている皆様、そして今回初めてアニドネを知ってくださり、お心を寄せていただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
第一目標は基金の継続に向けて、約200頭分のレスキュー費用として活用させていただきます。しかし、昨今の多頭飼育崩壊は規模が大きい事案が多く、多額の基金を要することが考えられるため、基金が底をついてしまう可能性があります。
そこで、第二目標は【500万円】を掲げて引き続き挑戦を続けます。500万円までご寄付が集まれば、第一目標と合わせて約330頭分のレスキュー費用をサポートをすることに繋がります。(2025年度〜2027年度の運用資金となります)
アニドネは「日本の動物福祉を世界トップレベルに」を掲げています。最前線でレスキューしている団体が、今後も小さな命を助け続けられるよう後方から支援を届け、またご寄付いただいた皆様には透明性高く情報をお届けします。
「キモチをカタチに。」
皆様からの温かいお気持ちをしっかりと届けてまいりますので、引き続きご寄付・応援いただけますようどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月26日 追記
公益社団法人アニマル・ドネーション代表
西平 衣里
1,000頭以上の命を支えた
アニドネ緊急支援基金の継続へ
劣悪な環境で犬や猫が飼育され、未手術のまま放置された結果、繁殖を繰り返し、人も動物も生活が破綻してしまう「多頭飼育崩壊」。
全国各地で多発しているこの深刻な社会問題は、今も増加の一途を辿っています。

公益社団法人アニマル・ドネーション(以下アニドネ)では2020年より多頭飼育崩壊に特化した「アニドネ緊急支援基金」を立ち上げましたが、予想をはるかに超える申請数に財源が底をつき、2023年の夏に一時停止を余儀なくされました。前回実施したクラウドファンディングによって無事再開することができましたが、停止中は寄付を届けることができなかった事案が複数あり、もう二度と基金を止めてはならないとより一層強く感じております。
多頭飼育崩壊は、犬猫の問題ではなく人の問題に起因します。
不妊去勢手術の知識の欠如や飼い主の入院や急逝、経済的困窮や社会からの孤立など、多様な問題が複雑に絡み合っているがゆえに、団体だけで解決することは難しく、行政や福祉との連携が必要です。また、犬猫の所有権の交渉など、解決までには長い時間と労力、費用を費やします。
不衛生な環境で生きてきた犬猫たちは疾患を抱えていたり、人馴れしていない場合が多く、保護後は譲渡に繋がりにくいというケースが少なくありません。そのような困難な状況の中、人の問題で犠牲になる動物たちを一頭でも救おうと最前線で戦っている団体に寄付を届け続けたいのです。
死の淵に立ち、苦しむ犬猫の命を救うため、どうかお力をお貸しください。

プロジェクトの要旨
✔︎ アニドネは、多頭飼育崩壊現場からのレスキュー活動を支える「緊急支援基金」を立ち上げ、これまで累計1,000頭以上の犬猫たちを救ってきた。
✔︎ 申請数の急増により中断していた緊急支援基金は、一昨年のクラウドファンディングで再開を果たした。
✔︎ このクラウドファンディングでは、今後も基金を止めないために約200頭分のレスキュー費用を募る。寄付金は多頭飼育崩壊現場でレスキュー活動をおこなう、アニドネ認定団体*1*2(アニドネ独自の審査を通過した団体)への支援に充てられる。
✔︎ 多頭飼育崩壊への介入は、飼い主との交渉の長期化などにより継続的な活動とそのための資金が必要となること、そして保護後は、犬猫の健康状態が悪いことで医療費の負担が大きいうえに、人馴れしていないため譲渡に繋がりにくいという課題も抱えている。
✔︎ アニドネは今後、認定団体と寄付者を繋ぐ中間支援組織として、団体への寄付に加え、啓発活動の加速や団体の成長促進、政策提言など社会全体で改善を進める仕組みづくりを目指す。
*1:認定団体とは:リンク
*2:認定団体一覧:リンク
レスキューの長期化により保護団体が疲弊
資金面の負荷軽減と、啓発活動の加速が急務
多頭飼育崩壊に陥った一般家庭から犬猫をレスキューするには、飼い主さんの「所有権を放棄することへの同意」が必要となります。
そのため「所有権を放棄する意思がある場合」はスムーズにレスキューに入れるものの、「所有権を放棄する意思がない場合」は交渉が難航します。飼い主さんが精神的な事情を抱えているなどの理由で、そもそも意思疎通が取れないこともあります。
このような場合には必然的にレスキューが長期化します。

状況に応じて行政や福祉の介入も必要になりますが、行政の関わり方も地域格差があるのが実情です。また、一度に何十頭とレスキューする場合、保護場所の確保および、一斉不妊去勢手術の対応や初期医療など、多くの費用がかかります。
多頭飼育崩壊は一つの事案を解決するのに長い時間と労力、そして多額の費用がかかるため、多くの保護団体が疲弊しています。

アニドネは全国で真摯に活動している団体に寄付を届け、「日本の動物福祉を世界トップレベルにする」ために毎年認定団体を公募しています。
厳正なる審査を経て、2023年12月・2024年12月には新たに12団体が加わりました。現在、アニドネ認定団体は全部で45団体となります(2025年1月現在)。
新しく認定された団体に多頭飼育崩壊に関するアンケートを取った結果、団体の多くが「多頭飼育崩壊のレスキューを経験している」ということがわかりました。多頭飼育崩壊は全国各地で発生していること、またレスキューできた事案は「氷山の一角」でしかないことを痛感しました。
新しく認定された団体のご紹介
(2023年12月・2024年12月)
●保護団体
・特定非営利活動法人 ざま野良猫をふやさない会
・特定非営利活動法人 しあわせにゃん家
・ねこ友会
・特定非営利活動法人 ねこひげハウス
・特定非営利活動法人 HOKKAIDOしっぽの会
・特定非営利活動法人 アニマルサポート高知家
・特定非営利活動法人 いぬ・ねこネットワーク秋田
・犬のM基金
・特定非営利活動法人 倉敷猫まもりの会
●介在団体
・特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ
●啓発団体
・認定特定非営利活動法人 えひめイヌ・ネコの会
・特定非営利活動法人 ちよだニャンとなる会
※アニドネが支援対象として認定する団体は、迷い動物や飼い主による飼育放棄や多頭飼育崩壊、動物愛護センターなどに収容されている動物を保護し、新たな迎え主を見つける「保護団体」、動物たちの福祉に配慮した上で人間との触れ合いを推進する「介在団体」、盲導犬や介助犬など人の暮らしをサポートする犬たちを育成する「伴侶団体」、動物愛護や動物のための福祉活動を行う「啓発団体」の4つの分野となります。
|アンケートの一部を抜粋
前回のプロジェクトのお礼
基金の活用事例の一部をご紹介
アニドネは、2020年より多頭飼育崩壊に特化した「アニドネ緊急支援基金」を立ち上げ、2023年までに約1,000頭分の犬猫たちに寄付を届けてきました。
しかし、多頭飼育崩壊事案のあまりの多さから、申請数に対して支給が間に合わず、2023年の夏には基金が底をつき一時的に支援金の支給がストップする状況に陥っておりました。その状況を打破するために一昨年クラウドファンディングに初挑戦し、458人の方から7,159,000円ものご寄付を賜り、2024年の4月に無事に基金を再開することができました。御心を寄せていただいた皆様に心より御礼申し上げます。
(前回のプロジェクトはこちら)
再開後さまざまな事案で基金を活用しておりますが、状況は依然として深刻です。
多頭飼育崩壊が起こる要因としては、飼い主の不妊去勢手術に関する知識の欠如だけでなく、精神的あるいは経済的な事情を抱えていたり、地域のコミュニティに溶け込めず孤立している場合も少なくありません。昨今の高齢化社会に伴い、飼い主の急逝や施設入居により、行き場を失う猫も急増しています。
2024年度の多頭飼育崩壊
レスキュー事案のご紹介
■中外飼いにより、爆発的に増えた牛舎の猫。

不妊去勢手術をしないまま、家の中と外で自由に過ごせる生活をさせていた飼い主。
家の中と外で合計17頭を飼育していたが、いつのまにか外の餌に野良猫が集まるようになり、爆発的に増えてしまった。
さらに生業である酪農事業が光熱費高騰で厳しくなり、経済的に困窮に陥る。その状況下で牛舎周辺の敷地内にいる猫たちの飼育ができなくなり、団体として保護することになった。
■悪臭、ノミ・ダニ、餓死。一刻を争う犬の崩壊現場。

最初はオス・メスを1頭ずつだったが、不妊去勢手術をせずに飼育を続けた結果頭数が徐々に増加。さらに、ご主人が亡くなったことにより奥様は精神的に不安定となり飼育環境が著しく悪化した。近所の方からの通報により発覚した。
発覚した段階ですでに餓死した子もいる、一刻を争う状態だった。身体の大きな子も痩せ細り、 身体中から悪臭を放ち、ノミやダニが多数寄生している状況だった。
行政の方と相談の上、ペットの所有権放棄および今後は一切の飼育を行わないことを約束してもらい、当面は行政も関与を続けるとのことで、他団体と連携し全頭のレスキューを行った。
■緊急入院した飼い主。小さな子猫たちが犠牲に。

急遽入院となってしまった飼い主。兄弟に「実は、家に猫たちがいる。ごはんをあげに行ってほしい⋯」と伝え、1ヶ月ほどは兄弟が県外から数日おきに交代で通いお世話を続けたが、衰弱した子猫もたくさんいたため保健所と団体に相談をした。
現場にいた子猫の状態は非常に悪く、保護が急務だった。生き残っていた子猫9頭と母猫の合計10頭を保護したが、子猫のうちの2頭は残念ながら保護直後に亡くなった。
このような事案はいずれも、先述したように、長期化する場合が多く見受けられます。最前線で命を救い続ける中で、時間や労力の負担が続くことに苦しみ、資金不足の不安を抱える団体もきっと少なくないでしょう。
資金的な問題によって、劣悪な多頭飼育崩壊現場から助け出すことができずに、今この瞬間もなお死の淵に立たされている命があります。
もう二度と基金を止めないために、そして適正飼育や不妊去勢手術の必要性の認知を広げるために、私達は挑戦を続けます。
ご寄付で実現できること
死の淵に立つ犬猫の命を救いたい
ご寄付の流れ
皆様からいただいたご寄付は、アニドネから「多頭飼育崩壊の緊急支援基金」を通じて、多頭飼育崩壊現場の最前線で戦い続けているアニドネの認定団体へお届けいたします。
※配布先の対象:アニドネ認定団体(リンク)
※寄付の受付および、団体の名称掲載については同意を得ております
※寄付以外にさまざまな団体様へのサポートを行うため、ご寄付のうち最大15%はアニマル・ドネーションの運営費として活用させていただきます
※寄付先の決定方法:アニドネで認定している団体が、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキュー現場に入り、5頭以上引き取り、申請いただいた際に使わせていただきます。
※配布先を合理的に選定できる理由:アニドネ認定団体の選定基準はこちらです。
※寄付金が余った際には、緊急基金用の口座に貯めておき、申請があった場合に引き出せるようにいたします。
※多頭飼育崩壊事案の申請数は流動的なため、終了予定より早期に完了もしくは遅延する場合がございます。その場合も寄付金の返金には応じられませんのでご了承くださいませ。
本基金では、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキュー現場に入り、5頭以上引き取った場合に、1頭あたり1万円の寄付金を届けることができます。第一目標金額の300万円を達成すれば、約200頭のレスキューに繋がります。いただいた費用は2025年〜2027年の運営基金として活用させていただきます。
劣悪な環境で飼育されていた犬猫たちは、健康状態が悪い子がほとんどで、多くの医療費がかかります。さらに傷病犬猫や人馴れしていない子は譲渡へ繋がりにくく、団体内で看取りまでお世話が必要な子も増えています。
このような背景から、1頭1万円という金額では決して十分ではないことも重々承知しています。それでも、少しでも後方支援があることによって「それが支えとなっている」という認定団体からの声を受け、これからも多頭飼育崩壊に向き合う団体を応援し続けたいと思っています。

中間支援組織だからこそ、できることがある
啓発活動や政策提言、団体の成長促進を目指す
アニドネは、動物福祉活動への寄付金を集める活動に加えて、「人と動物の真の共生」を社会に広めるための啓発活動にも力をいれています。
その中の一つに、2022年から推進しているプロジェクト「Animal Welfare Goals(以下AWGs)」があります。動物の目線で考えたSDGsとして「一緒に犬猫の住む世界を変えよう」をスローガンに、13のゴールと31のテーマを独自設定した問題提起とアクションサイトを運営しています。
AWGsのテーマのうちの一つである「繋ぎっぱなしの犬を救いたい、外飼いの規制へ」では、 5,612件の署名を集め、法整備への検討要望書を2024年9月17日に「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」事務局長 福島みずほ氏に提出いたしました。日本の動物福祉のレベルを世界トップクラスにするために、これからも政策提言や啓発活動を続けてまいります。

また、年に一度、アニドネでは認定団体を集めたオンラインイベント「いぬねこ保護団体ミーティング」を実施しています。全国の認定団体のつながりを強化し、課題の共有やナレッジシェアにより団体の成長促進を目的としています。
2024年4月に開催した際は、獣医師の田中亜紀先生をお招きした「シェルターメディスン」の勉強会を行いました。同時に、高齢者と保護猫を繋ぐ「永年預かり制度」の取り組みや高齢者と高齢犬が支え合える社会を目指す制度「シニアドッグ・サポーター制度」などの、認定団体による先駆性のある取り組みの発表など、学び多き場の提供をしています。
これからも、中間支援組織としての価値を高めていけるよう、歩みを止めることなく「キモチをカタチに」していきたいと思います。
公益社団法人アニマル・ドネーション
団体概要
アニマル・ドネーションの立ち上げは15年前の2010年、当時は年間28万頭、日換算にして約800頭もの動物が殺処分されている現状がありました。
「知ってしまった以上見過ごすわけにはいかない」と最初は4名の有志が集まり、一般社団法人を立ち上げました。当時は珍しかったオンライン寄付サイト「アニドネ」をつくり、5年後の2015年には内閣府より「公益社団法人」として認められ、2021年には紺綬褒章認定法人に認定されました。
「がんばっている人と支援のキモチをつなぎ、日本の動物福祉を世界トップレベルに。」をミッションに掲げ、寄付サイトの運営、情報共有や定期的な勉強会を通じた認定団体のサポート、「人と動物の共生」を考え社会に広める啓発活動を中心に活動を行っています。
税制上の優遇措置について
アニマル・ドネーションは、特定公益増進法人のひとつである「公益社団法人」です。ご寄付をいただきました個人様・企業様は寄付金の優遇税制対象となります。所得控除と税額控除から、いずれか有利な方を選択することができます。
|寄付金額の約40%~50%が還付
多くの場合、税額控除を選択されると所得税額が少なくなり有利となります。
寄付金から2,000円を引いた額の最大50%(所得税40%+住民税10%)が戻ってきます。
例えば、5万円を寄付した場合、2,000円を引いた48,000円の50%が還付され戻ってくるのです。
※今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月となります。
※寄付金受領証明書はご希望の方にメールでご送付いたします。寄付金受領証明書に記載の日付は、READYFORから当法人に入金のある令和7年(2025年)4月10日を予定しております。令和7年(2025年)5月以降、順次送付いたします。
※詳しくはこちら
※住民税も寄付金控除の対象となります。例えば東京都港区の場合は、控除割合は最大10%(都道府県民税4%/市区町村住民税6%)となります。ただし、各自治体によって異なりますので、直接お問い合わせください。
※控除額には一定の上限額があります。所得税率の高い方は、所得控除の方が還付額が大きくなる場合もあります。確定申告の際に税務署にご相談ください
※寄付金控除を受けるためにはご自身での確定申告が必要となります。その際に、アニマル・ドネーション発行の「領収書」と「税額控除に係る証明書」が必要となります。
※「領収書」の再発行はいたしかねます。ご了承ください。
●国税庁HP https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_3.htm
アニマル・ドネーション代表から皆様へ
|西平 衣里
(公益社団法人アニマル・ドネーション代表理事)
昨年に実施した「多頭飼育崩壊 緊急支援基金」のクラウドファンディングでは、多くの方々からご寄付を寄せていただき、大きな感動と勇気をいただきました。ご寄付をいただいた皆様、関わっていただいた方々に改めて御礼申し上げます。
アニドネは活動開始15期目を迎えました。支援団体は昨年12月に6団体増え45団体になり、寄付総額は5億7000万円(2024年10月末現在)を超えました。この金額は、約1万2500頭以上の犬猫の保護を支援したことになります。この実績を原動力に、保護犬猫への支援を拡大し、「人と動物が共生できる社会」の実現に向けて、さらにアクセルを踏みたいと考えています。
この15年の間に、殺処分は大きく数を減らし、保護犬猫への理解や関心も進んできました。かなり良い方向に変化してきているのではないかと思います。でもその一方で、「多頭飼育崩壊」が後を絶たず、またその原因が複雑化し、深刻度が増しているという事実があります。超高齢化社会、飼い主の飼育知識不足、経済的な困窮、精神的な問題、社会的孤立など、背景はさまざまで、レスキュー依頼の緊急SOSが鳴りやむことはありません。
多頭飼育崩壊の救済には、動物の生活必需品をはじめ、命を救うための医療費などが必要です。その上、人馴れしていない子が多く、譲渡に時間が必要なケースも少なくありません。そのため多額の費用がかかり、この基金が認定団体の活動の基盤作りに大いに役立っているのです。
多頭飼育崩壊の現場に立ち向かう認定団体の経済的負担を軽減し、命をつなぐ活動を応援するために、ぜひ、皆さまの温かい心を寄せていただけませんでしょうか。どうかご寄付のほど、よろしくお願いいたします。
いただいた応援メッセージのご紹介
|星 奈津美様
(元水泳日本代表・AWGsアンバサダー)
AWGsアンバサダーになり、今まで以上に動物福祉について考えるようになりました。
私は犬を2匹飼っていますが、言葉を発することが出来ない愛犬たちが日々どんなことを感じているのか、欲求を満たすことが出来ているのかは正直なところ分かりません。それでも「この子たちが幸せであってほしい」という気持ちで一緒に過ごしているので、愛犬たちも幸せであると信じています。
犬や猫を飼う人、育てる人がそういう気持ちを持ち続けていれば、多頭飼育崩壊などの悲しい出来事は起こらないと思いますが、まだまだニュース等で目にする機会があります。
このような悲しい現実を少しでも減らせるようにしていければと思います。
プロフィール
1990年8月21日、埼玉県越谷市生まれ。春日部共栄高校、早稲田大学卒業。
高校3年の時には水泳の日本選手権で高校新記録を出し、北京五輪代表に選出。16歳で患ったバセドウ病のため一時競技を離れるも、苦難を乗り越え2012年ロンドン・2016年リオデジャネイロオリンピックに出場し、200mバタフライで2大会連続銅メダルを獲得した。現在は、講演や水泳教室で自身の経験を伝える傍ら、バセドウ病の理解を促進する活動を行うなど、活動の場を広げている。(Instagram:@ntm_hoshi)
|吉井 美穂子様
(特定非営利活動法人法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道)
北海道札幌市に拠点を置き猫の保護活動を行っている特定非営利活動法人法人 ツキネコ北海道と申します。当団体の活動は15年目を迎えます。
2024年は多頭飼育崩壊の相談が5件あり、75頭をレスキューしました。しかし、これは幸運にもSOSが出せて表に出てきた数字です。誰にも助けを求めることもできずにいる飼い主、その後ろで劣悪な環境で十分な医療行為も行われず、ひしめき合って暮らしている猫たちが今もたくさんいることでしょう。
多くの多頭飼育崩壊の現場を掻い潜るなか、相談者自身が発達障がいや、ADHD等の精神的な問題を抱えている方が多いと感じています。
社会から孤立している人たちも多く、SOSの出し方さえわからないために、このようなことが起きてしまうのです。たとえ、一時的に関わったとしてもその後の見守りをしなければ、また同じことの繰り返しになりかねません。普通の生活を取り戻せるようにその道筋をつけたり、関係各機関に繋がるように情報を与えることが大切だと思っています。
当団体としては多頭飼育崩壊に携わる際、「猫」をレスキューするだけでなく「人間」のレスキューも大切に考えています。
|岡田 朋子様
(新潟動物ネットワークNDN 代表)
この数年のキーワードは、間違いなく「多頭飼育崩壊」です。
気がつけば、日本全国で同じような案件がたくさん!どうしてなのでしょうか?
やっても、やっても、終わりのない戦いです。
アニドネさんの、多頭飼育崩壊緊急支援基金は、昨年のクラファン以後、ありがたく申請させていただいております。最終目標は、もちろん、多頭飼育崩壊など起こさない社会作りでしょう。
誰しもが起こしうる、しかし、一旦起こしてしまったら当事者では絶対に解決できない、チームアプローチが必要な問題です。
アニドネさんの緊急支援基金は、大切なチームアプローチの1つを担うものです。
その先には、1人ひとりの行動があります。ぜひ、みんなで一緒に解決していきましょう!
|鈴木 理絵様
(特定非営利活動法人 動物愛護団体LYSTA 代表理事)
すべてが明るみにならないだけで、意外と皆様の身近でも起きている多頭飼育崩壊。問題が発覚し、私たちがレスキューに入れているのは氷山の一角に過ぎません。
多頭飼育崩壊は、全頭の不妊去勢手術だけでなく、近親交配による先天性疾患・栄養不良からの回復ケアなど、医療費・管理費が否が応にもかかります。
環境省では「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン」というものがあります。社会福祉と動物愛護管理の「多機関連携」を目的としたガイドラインですが、行政・福祉・動物愛護ボランティアが連携できるかどうかは、まだまだ地域差があります。
また、結局のところその命を背負うのは動物愛護ボランティアで、多頭飼育崩壊はボランティアなくして解決しないケースがほとんどです。
全国に発生している多頭飼育崩壊案件を解決させていくために、プロジェクトの成功を応援致します。
|東雲 純子様
(一般社団法人 わんわんさくちゃんお日様の会)
多頭飼育崩壊が起きてしまうと、もう飼い主だけの個人の問題ではなくなります。地域や行政、保健所などと話し合いながら、前向きに解決すべきことだと思います。しかし、現状では労力、時間、費用などがボランティア団体に重く重くのしかかっております。
現場の悲惨さには言葉を失います。これまでの生活環境による遺伝的な疾患や栄養不足による体調不良、感染症などを起こしていることが多く、高額の医療費が必要となります。
頭数も多いため譲渡までの時間も長期化し、環境整備や飼育物資などを維持するための資金も大きな負担を伴います。アニマル・ドネーション様の活動支援は大変大きな力となっております。
プロジェクトの成功を願っています。今後とも応援よろしくお願いいたします。
|細川 敦史様
(弁護士・動物の法と政策研究会会長・NPO法人どうぶつ弁護団理事長)
多頭飼育崩壊事案を解決することは、劣悪な環境で飼育されている犬猫を救うだけでなく、近隣の生活環境を保全し、また、ときに高齢や貧困に陥っている飼い主の健康や安全をも確保する点で、社会的に非常に有意義な活動といえます。
一般的に動物の保護譲渡にはお金が必要ですが、多頭飼育崩壊事案の場合は、保護を必要とする動物が数十頭、ときに100頭を超えるケースもあり、当然ながら一度に多くの費用が必要となります。
「アニドネ緊急支援基金」は、多頭飼育崩壊現場でレスキュー活動を行う動物保護団体に対する経済支援を目的とするものです。今回は2度目の挑戦となります。
多くの皆様のご支援をいただきますよう、お願い申し上げます。
ご留意事項
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 西平衣里(公益社団法人アニマル・ドネーション)
- プロジェクト実施完了日:
- 2027年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
アニドネで認定している団体が、10頭以上の多頭飼育崩壊レスキュー現場に入り、5頭以上引き取った場合に1頭につき1万円を寄付金をお届けします。団体の寄付金の主な使い途は、医療費や生活費です。メディカルチェックは保護活動に理解のある獣医さんの協力を得て、フィラリア検査、血液検査、糞便検査などを行っています。さらに、ワクチン接種、駆除薬の投与、不妊去勢手術、マイクロチップ装着を行う団体もあります。 第一目標の300万円で約200頭分のサポートできる基金として活用します。(2025年から2027年の基金運営となる予定です。)
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プロフィール
動物のために活動する団体と、何かしたいと思う人や企業を結びつける、動物関連に特化したオンライン寄付サイトを運営する中間支援組織です。 「どのような施設や活動を支援したらよいか分からない」という多くの方の声に応え、審査を経て認定された団体へ寄付を届けています。 また、動物福祉の向上を目指し、ともに考えアクションを呼びかけるAWGs(Animal Welfare Goals)プロジェクトも展開し、犬や猫に関連するさまざまな情報の発信や啓発活動も行っています。
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ギフト
3,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|3,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
===
✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 154
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
10,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|10,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
15,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】レスキューカード&ステッカーコース|15,000円
●レスキューカード
●アニドネステッカー
※ステッカーデザインはイメージです
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 42
- 発送完了予定月
- 2026年2月
20,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】CF限定!アニドネオンラインセミナーに参加できるコース|20,000円
●アニドネオンラインセミナーに参加する権利
アニドネ代表西平によるCF寄付者様限定の特別セミナーです。
日本の動物を取り巻く課題について、アニドネ視点で語ります。
※2025年9月〜12月に実施予定となります
※開催月1ヶ月前を目安にメールにて詳細をご連絡いたします
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 41
- 発送完了予定月
- 2026年2月
30,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|30,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
50,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|50,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
100,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|100,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 小(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
300,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|300,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 中(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
500,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】全力応援コース|500,000円
●お礼のメール
●活動報告レポート
●寄付金受領証明書
●アニドネ会報誌:1回分発送
●CF限定!AWGsオリジナル壁紙
●公式HPにお名前掲載 大(希望制・企業名も可)
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✳︎本プロジェクトでのご寄付は税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和7年(2025年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和8年(2026年)2月〜3月となります
✳︎寄付金受領証明書はご希望の方にメールにてご送付します
✳︎複数口でのご寄付も可能です
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
プロフィール
動物のために活動する団体と、何かしたいと思う人や企業を結びつける、動物関連に特化したオンライン寄付サイトを運営する中間支援組織です。 「どのような施設や活動を支援したらよいか分からない」という多くの方の声に応え、審査を経て認定された団体へ寄付を届けています。 また、動物福祉の向上を目指し、ともに考えアクションを呼びかけるAWGs(Animal Welfare Goals)プロジェクトも展開し、犬や猫に関連するさまざまな情報の発信や啓発活動も行っています。

1匹でも多くの猫を救い新しい飼い主に繋げる為に|ツキネコサポーター
#動物
- 総計
- 228人

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 44,917,000円
- 支援者
- 2,842人
- 残り
- 18日

決して投げ出さない。シェルターの猫たちの命を守り続けるために
#まちづくり
- 現在
- 4,176,000円
- 支援者
- 273人
- 残り
- 4日

年間700頭の猫の保護譲渡を行うためシェルターを増設させてください

#動物
- 現在
- 9,204,000円
- 支援者
- 891人
- 残り
- 18日

たんぽぽの里サポーター募集中!保護活動に必要な費用にご支援を

#地域文化
- 総計
- 119人

増やさない!野良猫ちゃんのTNRとご飯の支援をお願いします。
#環境保護
- 現在
- 321,000円
- 支援者
- 44人
- 残り
- 28日

最後の挑戦!大人猫たち中心の“保護猫カフェ”で譲渡を増やしたい!

#子ども・教育
- 現在
- 992,888円
- 支援者
- 87人
- 残り
- 32日