人を怖がり震えていた子犬をセラピードッグに育てたい！

 

はじめまして。晋川久美と言います。大好きな犬と社会貢献していきたいと、2年前にアニマルセラピー協会というNPOを立ち上げました。広島県で福祉施設の訪問や放課後デイサービスなどを訪れ、犬との触れ合い・お散歩を通したアニマルセラピーやセラピーを行う「セラピー犬の養成講座」を開催しています。これまで8匹のセラピードッグを育ててきました。

 

2016年2月の曇り空で寒い中、川でブルブルと震えていた推定3か月の子犬を発見。動物病院に連れて行き、保護しました。「親とはぐれた子犬を不幸にしてはいけない！」と思い、毬ちゃんと名付け、私のところで飼っています。当時は人を怖がり、手を出すと後ろに下がってしまうほどでしたが、まっすぐに向き合い続け、アイコンタクトをとれるようになるなど、次第に心を許してくれるようになりました。「もっと人と触れ合う喜びを知って欲しい！」そう思い、セラピードッグになるトレーニングを受けてもらう事にしました。

 

セラピードッグになる準備として、トリミングをして身なりを整えたり病気の予防接種を行う必要があります。寒い冬に川の中、震えて人を恐がっていたワンちゃんに人を好きになってもらうため、どうか応援していただけないでしょうか。
 

 

 

 

ドッグセラピー訪問の帰りに、新事務所の候補地を探して車で広島県河内町入野付近を通っていたら、「川に子犬が居て、近づいたら、噛もうとするから、助けてくれんかの？」と近所の男性に呼び止められました。2月の寒い中、川の中でブルブル震え、捕まえようと近寄っても「くるな！！」と、言わんばかりの目をしてワン、ワン、ワン！と吠え、近づけない状態でした。なんとかリードを首にかけ、やっとの思いで保護したのが今回セラピードッグを目指すMIXの毬ちゃんです。

 

念のために動物病院で診てもらいましたが、大きな病気などはなく、推定３か月の子犬だということがわかりました。人を怖がるので、「セラピードッグにするには難しいかな？」と思いましたが、「この先の長い未来を幸せに暮らしてもらうために、ちゃんと躾けをしないといけない！」「親とはぐれた子犬を不幸にしてはいけない！」と思い、飼う決心をしました。

 

 

 

 

アニマルセラピーとは、人のストレスを軽減させたり、自信を持たせたりすることを目的として、人と動物とを触れ合わせる療法です。私たちもワンちゃんと一緒に福祉施設の訪問や放課後デイサービスに伺ったりしています。そこでの主役になるのは人ではなく、ワンちゃんです。添い寝などのスキンシップをとったり、餌を上げたりすることで、ストレスを軽減したり、孤独感を和らげたりする効果があります。

 

「毬ちゃんにもっと人と触れ合う喜びを知って欲しい！」そのために、ちゃんと躾けて、セラピードックにしたいと考えています。トレーニングは2年間を見ており、お座り、伏せ、待て、触れ合い、添い寝などセラピーに必要な動きを身に着けていきます。患者様、利用者様に触合っていただくことで、温もりを感じて欲しいと考えています。しかし、皆様に、喜んでいただくには、まずは、安全、衛生管理は必須です。そのための病気の予防接種やトリミングなどの道具を購入します。

 

 

 

 

毬ちゃんは、保護された時には人を怖がっていました。しかし、きちんと向き合えば、人を怖がらずに、接することが出来るようになります。毬ちゃんには無事セラピードッグになって、「素朴なMIX犬が良い、大好きな昔の犬に似てる」と皆さんから言われながら、たくさんの人と触れ合い、愛される犬になって欲しいです。

 

それだけでなく、時には仕事を忘れて思いっきり遊べるドッグランや山歩き、花を見せ、海を見せ、美味しい物を食べて、毬ちゃん自身にも幸せな生活をして欲しいと思っています。保護された時、川で震えていたことを忘れるくらいに幸せでいっぱいの生涯を送って欲しいです。そのためにも皆様のご協力が必要です。毬ちゃんの幸せのために、どうかご協力をお願いします。

 

 

 

 

 

■サンクスメール

■毬ちゃんのお写真

 

■活動報告

■当団体のワンちゃんとの触れ合い（他の犬）1時間
※広島県内のみ　2017年8月まで有効　交通費はご負担いただきます