ヒトも動物も健“口”な社会へ。動物園・水族館動物の歯周病菌を調査!

寄付総額

4,740,000

目標金額 4,180,000円

寄付者
194人
募集終了日
2023年1月27日

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プロジェクト本文

第一目標達成のお礼とネクストゴールについて

 

170名を超える多くの方々からのご支援により、目標金額の418万円を達成することができました。心より御礼申し上げます。
 
始まった頃は、絶対に達成させる!という気持ちでおりましたが、実際のところ不安でいっぱいで、毎日応援・ご支援をいただけることや応援コメントにお寄せいただく温かいメッセージが何よりの心の支えとなり、今日まで進むことができました。このクラウドファンディングを通じて、応援されること、多くの皆様に支えていただいていることが本当に嬉しく、活力になることを改めて体感することができました。

 

またこの達成は、終わりではなく「418(良い歯)プロジェクト」がいよいよ進められるという始まりの一歩です。動物園・水族館施設における歯周病菌の調査を、しっかりと進めていくことが、ご支援いただいた皆様に対してもっとも重要であると考えています。
 
そして、残り4日間という期間ですが、ネクストゴールとして638万円を設定しました。ネクストゴールまでのご支援については、歯周病菌の感染状況と異臭病発生の関連性を調べるため、以下の用途に資金を充てさせていただきます。
 
<資金使途概要>
・ポータブルX線撮影装置:200万円
・プローブとプラーク検査:約20万円


  
立ち上げ段階でこれらのご支援は、より活動を前進させる大きな力になります。この活動にはまだまだ皆様の応援が必要です。
絶対に思いを無駄にしないよう全力で取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

2023年1月23日 追記
418(良い歯)プロジェクトメンバー 一同

 

 

 本プロジェクトの趣旨について

 

ヒトも動物も、健“口”な社会へ。

“歯周病”からヒトと動物の共生を考える、

418(良い歯)プロジェクト、始動!

 

突然ですが、皆さまは「歯周病」を知っていますか?

 

歯周病は、細菌の感染で発症する炎症性の病気です。ヒトでは、歯周病菌が唾液を介して家族間で感染すること、またヒト同士だけでなく、ペットであるイヌやネコと飼い主の間で歯周病菌が感染することが報告されています。他方、自然界に棲息する野生動物には、歯周病はほとんど見られないと認識されています。

 

ところが、とある施設で飼育されている動物を検査したところ、歯周病を発症する要因となる歯周病菌を保有している動物がいること、さらに、その歯周病菌のパターンが、後日検査した飼育員の持つ歯周病菌のパターンと酷似していることが、調査により分かりました。

 

つまり、自然界に棲息する野生動物たちでも、動物園や水族館で飼育されるようになると、ヒトと野生動物との“距離”が縮まることにより歯周病が発症してしまう可能性が認知されたのです。

 

 

そこでこの度、ヒトが動物に与えている影響、あるいは動物がヒトに与える影響を「口の健康」から探ることで、ヒトと動物の共生のあり方を捉え直し、ヒトと動物が培ってきた本来の豊かな生活を目指す一助となるべく、さらに多くの動物園・水族館施設の飼育動物で調査を実施する「418(良い歯)プロジェクト」チームが立ち上がりました。

 

このプロジェクトをきっかけに、私たちヒトがオーラルヘルスにもっと関心を抱き、歯周病菌の感染予防を徹底すれば、いつか動物たちの歯周病も減らすことができるのではないかと考えています。ご賛同いただける皆さまと一緒に、ヒトと動物の健“口” づくりを目指したいです。

 

そのためには、調査を実施するための資金が必要となっている状況です。

どうか温かい応援を、よろしくお願いします。

 

動画提供:新江ノ島水族館様

 

目次

 

 

“歯周病”をキーワードに、ヒトと動物の共生のあり方を探る!


ページをご覧いただきありがとうございます。

麻布大学 生命・環境科学部 准教授の島津德人です。

 

私は1997年に麻布大学獣医学部を卒業し、大学生時代の卒論研究で硬組織生物学に興味を持ち、日本歯科大学 生命歯学部 病理学講座に入職。口腔病変(歯周疾患や口腔腫瘍)の成立機序、顎顔面の発生と奇形、歯の発生・う蝕(むし歯)と再石灰化について研究してきました。

 

2014年より、現在に至るまで麻布大学 生命・環境科学部 准教授。野菜などに含まれる香り/辛味/苦味などの機能性成分である“フィトケミカル”の口腔疾患予防効果をメインの研究テーマとしています。

 

他方、大学生時代に獣医解剖学の研究室に在籍していたこともあり、動物の骨格標本を眺めながら、あれこれと考えることが趣味です。骨好きが高じて、2020年からは麻布大学いのちの博物館の館長を兼務しています。

 

 

博物館内に展示されている動物の骨格標本を見ていたとき、顎の骨が溶けている標本がたくさんあることに気づきました。これは歯周病を発症した痕跡で、さまざまな動物が歯周病に困っていたことが推察され、歯周病は感染症ですので、歯周病菌はどこから来たんだろうと疑問に思いました。

 

この疑問が、今回のプロジェクト立ち上げのきっかけです。

 

ペットとして飼育されているイヌやネコも高頻度に歯周病を患うことが分かっています。一方で、自然界に棲息する野生動物には、歯周病はほとんど見られないと認識されています。つまり、自然界に棲息する野生動物たちが、動物園や水族館で飼育されるようになり、ヒトと野生動物との“距離”が縮まると歯周病が発症してしまう可能性があることが考えられます。

 

そこで、この仮説を検証するために、まずは施設で飼育されているアシカとその施設の飼育員を対象として歯周病菌の検査を行いました。

 

 

結果、すべてのアシカから高病原性と低病原性の歯周病菌が検出。さらに注目される所見として、アシカでの歯周病菌の感染パターンが、飼育員の歯周病細菌感染パターンに類似することがわかりました。

 

この結果から、アシカと飼育員との間で交差感染、すなわち“人獣共通感染症”が生じている可能性がでてきました。

 

 

この地球上では、ヒトと動物が長い歴史の中で生態系を構成してきました。その中で、ヒトと動物との距離が近くなればなるほど、ヒトと動物の共生の姿がどんどん変化しています。

 

そこで、このプロジェクトでは“歯周病”をキーワードに、ヒトと動物の共生のありかたを捉え直します。

 

ヒトが動物に与えている影響、あるいは動物がヒトに与える影響を「口の健康」から探ることで、新たな共生スタイルを見出し、ヒトと動物が培ってきた本来の豊かな生活を目指す一助となればと思っています。

 

そのためには、さらに多くの動物園、水族館などの施設と連携して多くのデータを集めなければなりません。そのための調査資金を募るべく、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

プロジェクトメンバーからのメッセージ

 

■大学研究チーム

 

島津 德人

麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科麻布大学いのちの博物館 館長)

日本には、90以上の動物園と50以上の水族館(動物園水族館協会の加盟施設)があります。特に、日本は海に囲まれているため、海の生物への親しみが強く、水族館については、世界で最多ともいわれています。実は、私たちの身近なところでたくさんの野生動物が飼育されています。このプロジェクトを通して、ヒトと動物の共生関係を科学的に解明し、その成り立ちを介してヒトと動物の健康社会に寄与することを目指します。ヒトと動物園動物との間で歯周病原細菌が交差感染しているかを解析することにより、ヒトと動物の共生科学を創生し、両者の健康を支える環境作りに繋げられたらと思っています。皆さまのご寄付、どうぞよろしくお願いいたします。

 

三井 園子

日本歯科大学 附属病院 小児歯科

もしこの世にヒトが存在しなかったら、きっと世界は自然にあふれ、植物、動物、昆虫たちの楽園だったかもしれない。ヒトの存在意義とは…?そんなことを考えていた子どもの頃の私は、いつか生き物と人間がお互いを想い合い、共存するための架け橋になることが夢でした。今は小児歯科医として、ヒトの出生前からすでに始まる「予防歯科医学」に関わる知識と経験を活かし、ヒトと動物の架け橋となるべく、今このプロジェクトに参加できることを光栄に思います。歯周病菌の交差感染の解明を通して、ヒトと近い環境で暮らしヒトを癒してくれる動物たちと、私たちヒトが、お互いの健康を保ちながら共存するための道筋を見出す重要かつ壮大なプロジェクトです。ぜひご賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします!

 

島津 貴咲

日本歯科大学 生命歯学部 小児歯科学講座

わが家でも愛猫を飼っています。可愛いペットには長生きして欲しい、それは、動物園にいる動物も同じことだと思います。私は日々、小児歯科診療に携わっております。ヒトの場合、赤ちゃんの口の中にはもともとむし歯や歯周病菌はいません。接触の多い身近な人、家族から主に感染します。それではスキンシップの多いヒトと動物はどうなのか、これは非常に興味深いところです。このプロジェクトにより、ヒトと共生する多くの動物たちが健康で長生きするための鍵がみつかるのではないかと期待するとともに、多くの方にご寄付いただけることを願っております。

 

添野 雄一

日本歯科大学 生命歯学部 病理学講座 教授)

「口」は文字通り生命活動の入り口として重要な組織です。口腔組織の形成異常や腫瘍の発症メカニズムを探索している我々の研究室でも、個体環境に多面的な作用を及ぼす歯周病の存在を常に意識して研究を進めています。感染症というと、どうしても「病気をうつす/うつされる」といった実害に目が行きがちですが、病原体の授受によって病気への抵抗力に有利な変化をもたらす可能性も見過ごせません。ヒトの都合にとらわれず、公平・柔軟な視点をもって本プロジェクトのデータ解析に貢献したいと考えています。歯周病の様態を通じて共に地球で暮らす仲間たちとの距離感を学び・考える魅力的な取り組みです。たくさんの方にご賛同いただけることを願っています。

 

|工藤 朝雄

日本歯科大学 生命歯学部 病理学講座 助教)

2007年に麻布大学・獣医学部・獣医学科を卒業後、口腔内疾患、特に歯の疾患に興味を持ったことから、日本歯科大学大学院へ進学しました。今回、母校発のプロジェクトであることから、参加させていただきました。自然界では、新型インフルエンザをはじめとしてさまざまな感染症が動物-ヒト間において流行・拡散していることが知られています。現在では、動物・ヒトの健康維持が地球上の生態系の保全につながるとする『One World-One Health』の概念が支持されています。今回の調査で明らかにする『飼育動物-飼育員の間における歯周病原因菌の交差感染の現状』は、動物の健康維持や種の保存につながるだけでなく、地球上の生態系の保全につながるため、重要なプロジェクトだと感じています。皆さまからの温かいご寄付をどうぞよろしくお願いします。

 

|古屋 真生子

(麻布大学 獣医学部 獣医学科 1年生)

人間と野生動物の物理的な距離が近くなっている現代において、歯周病は人間だけの問題でなく野生動物にも関連する問題となりました。このプロジェクトで歯周病の感染ルートや歯周病による動物への影響について研究し、日本での歯周病に対する認識を変え、予防やこれ以上野生動物へ広がらないための対策を行い、人間と動物がより良い関係で共生できる社会へと繋げていきたいです。よろしくお願いいたします!

 

|三澤 楓

(麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 1年生)

私はまだプロジェクトに参加したばかりで右も左も分からないような状態ですが、プロジェクトへの参加も、今回のクラウドファンディングも生まれて初めての経験なので、この機会を無駄にせず、精一杯頑張りたいと考えています。今回のプロジェクトで私は、歯周病をはじめとする人獣共通感染症のような、人間と動物の共生にまつわることついて学んだり、研究したりすることで経験を積み、将来は人間と動物のより良い共生関係を築けるような存在になりたいです。

 

|内田 優愛

(麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 1年生)

歯周病について全く分からない状態からのスタートなのでとても不安ですが、このプロジェクトを通して正しい知識を身につけ、感染経路や疑問点を解明していき、人と動物がお互いに感染しないで過ごせる環境にできたらいいと思っています。歯周病は人や動物にとっても怖い感染症であるため、一生懸命研究に努めていきたいと思います!よろしくお願いいたします。

 

|田原 帆乃佳

(麻布大学 生命・環境科学部 環境科学科 1年生)

歯周病は、細菌感染によって生じる炎症性疾患で、歯肉や顎の骨が吸収してしまう病気です。動物園や水族館で飼育されている動物にも歯周病の原因菌が感染している可能性がでてきました。この研究を通して、動物の歯周病の原因解明とその対策に努め、人と動物との関わりをより良くしたいと思います。私はこのプロジェクトに入ったばかりで至らないところも多いのですが、精一杯頑張ります。よろしくお願いします!

 


 

 ■動物園チーム

 

日立市 かみね動物園

 川瀬 啓祐(獣医師)

動物たちの“口”のトラブルはよく見聞きしますし、遭遇もしております。歯が折れる等、さまざまな症例に遭遇してきました。その中で、多く見られた病気の一つに歯周病が挙げられます。ある種ではとてもきれいなのに、ある種では若いのに歯周病が認められる個体もいました。そのため、今回の調査を通じて、多くの動物で行うことができれば、どのような動物が歯周病のリスクが高いのか解明できるかもしれません。また、そういった動物を担当している飼育員・獣医師がそのようなリスクを事前に知っている事で、動物と人との健康の向上にもとても役立てられます。是非、ご賛同いただければ嬉しいです!どうぞよろしくお願い致します。

 

新江ノ島水族館

 白形知佳(獣医師)

新江ノ島水族館で獣医師をしております、白形知佳です。水族館で飼育している動物たちも犬や猫と同様高齢個体が増えてきており、特に当館で飼育しているゴマフアザラシは国内最高齢の46歳です。動物たちの健康寿命を延ばすためには、病気を知ること、そしてその予防方法や治療方法を明らかにすることはとても重要です。鯨類や鰭脚類(アシカやアザラシ)では歯周病等の歯科疾患を呈すことがあり、歯周病研究を進めることはQOL(Quality of life)の向上に繋がると考えています。水族館で飼育している動物たちの健康維持のためにも、皆様どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

|福岡市動植物園

 伊藤 姿子(飼育員)

当園のマレーバクのユメコは、メスの日本最高齢(30歳)で歯が何本も抜けてしまっています。検査の結果、歯周病菌が確認されています。抜けた歯を観察すると歯根がなくなっており、ヒトの歯周病での歯の抜け方と違うようです。このような歯周病菌の動物への影響を明らかにするために、全国の協力施設と同様に、当園もバクの歯や頭蓋骨を提供し比較調査に協力しています。また、マレーバクのオスの日本最高齢であるジュリ(34歳)は、ユメコと同じように飼育していますが、歯がほぼ抜けることなく揃っており、どうしてこのような差がでるのか不思議に思っていました。その謎も、この研究で解明されることを期待しています。

 

マリンワールド海の中道

 近藤 圭佑(獣医師)

動物園や水族館の生き物たちは、人間のように毎食後歯磨き粉をつけて歯磨きをするわけにはいきません。歯周病は万病のもと。歯周病が慢性腎臓病と関連していたり、歯周病菌が血液の中に入って心臓病を引き起こしたりすることが分かってきています。お口の健康は寿命を延ばすとも言われており、動物園や水族館の動物たちのお口の健康管理についても考えていく必要があります。このプロジェクトを通じて、動物たちの歯周病についてもさらに多くのことが解明され、健康管理に役立つ情報が得られることを期待しています!

 

豊橋市総合動植物園

 伴和幸(動物研究員)

草の上に立っている男性自動的に生成された説明

皆さん、こんにちは!豊橋総合動植物公園・のんほいパークで動物研究員をしている伴です。当園で飼育されている動物の口の中からの試料採取を担当します。動物園は、自然界では近づくことさえ難しい野生動物を間近で観察できる特殊な場所です。誰もが知っているような動物でも、実はわかっていないことが沢山あります。ヒトと動物の口の健康の関係もわからないことだらけで、この研究がきっとその一端を解き明かすはずです。今回の研究が私たちの生活や動物、動物園にどれほど役に立つかはわかりません。しかし、私は今まで誰も知らなかった不思議を解き明かすことそのものにワクワクします。皆さんもこの不思議を解き明かすワクワクを私たちと共有してみませんか?

 

瑞輝科学生物株式会社

 中村 浩(主任研究員)

ヒトの生活環境に身近に存在するペットや動物園、水族館の動物たちは、日頃の健康状態を自ら表現することが難しく、見逃されやすい状況にあると思われます。特にヒトとの共存、接触による動物たちへの影響は詳しく調べられていないのが現状であり、プロジェクトを通して、放置されやすく見逃しがちな動物たちへのヒト環境の影響を明らかにし、ヒトと動物のより良き共存環境づくりに役立てたいと心から強く思います。さらに自然環境で暮らす動物たちへの健康影響をも見据えた取り組みであり、自然環境に対する対処学(絶滅危惧種の保護等)ではなく予防学(絶滅危惧種を出さない等)を発展させなければならないと思います。

 

 

いただいたご寄付で実現したいこと

 

すでに別の研究プロジェクトに対して外部研究費が採択されており、新規に高額の研究費を申請することが難しい状況です。

 

そこで今回、クラウドファンディングを通して研究費を募ることを決意しました。皆さまからいただいたご寄付は、ヒトと動物の間における歯周病の調査をするために、以下の使途へ充当してまいります。

 

|プロジェクト概要

 

●目標金額

第一目標金額:418万円

第二目標金額:638万円

第三目標金額:858万円

 

 

●プロジェクト実施内容

 

✔︎第一目標

菌叢解析は、歯肉ポケット内の体液を採取して調べるため、動物が口を一定の時間開けた状態でいられることが必要になります。そこで、健康管理に必要な動作をできるように訓練する「ハズバンダリートレーニング」を積極的に取り入れている、あるいは健康診断のために定期的に麻酔処置を施している動物園や水族館の協力を得て行います。

 

飼育員と飼育動物との間で歯周病菌の感染が生じていることを評価するためには、動物だけでなく飼育に携わっている飼育員さんの歯周病菌の感染状況も併せて解析します。急激な円安により解析に必要な試薬も価格が高騰しています。一般的な研究費(大学研究費・外部研究費)だけでは、数多くの解析を短期間で実施することが困難です。動物200頭+飼育員100人(1年間かけて実施)菌叢解析費用が15,000円に高騰もしました。


✔︎第二目標

歯周病菌が感染したとしても、歯周病菌と歯周組織との間で均衡状態が維持されれば、歯周病は発症しません。つまり、歯周病菌に感染していても歯周病の発症を予防できる可能性はあります。

 

動物が歯周病を発症しているかを判断するためには、プローブという歯科器具を使って歯周ポケットの深さを調べるプロービング検査、エックス線写真によって歯を支える骨の状態を調べるレントゲン検査、歯周病の原因となる歯垢の付着状況を調べるプラーク検査が必要になります。

 

これらの検査機器は動物園や水族館にはなかなか揃っていません。このプロジェクトに協力してくださる動物園や水族館に歯周病検査機器を整備し、歯周病菌の感染状況との関連性を評価します。エックス線撮影装置は非常に高価ですので、全ての飼育施設に整備することは現実ではありません。ポータブルモデルを購入することで、施設間で貸し借りしながら運用します。

 

✔︎第三目標

理想としては、2台の検査機器を整備して運用を希望しています。このプロジェクトが成功した先には、国内の野生動物を対象とした研究も視野に入れて準備を進めています。ここで、2台目の検査機器を購入できれば、野生動物での予備解析を進めることができます。

 

歯周病は全身の病気と関係する怖い病気

 

歯周病は細菌の感染で発症する炎症性の病気です。

 

ヒトでは、歯周病菌が唾液を介して家族間で感染することが報告されています。これにより、20歳になるころには8割近くのヒトが歯周病菌を保有するようになります。

 

ペットであるイヌやネコと飼い主の間で歯周病菌が感染することも分かっていて、イヌは約8割が4歳までに、ネコの約7割が2歳までに歯周病にかかるとの研究報告もあります。ヒトの食べ物を噛みちぎってペットに与えたりペットが人間の口を舐めたりすることが、歯周病菌の感染ルートになっている可能性が指摘されています。

 

※参照…Stepaniuk, K. 2019. Periodontology. In: Lobprise, H. B., and J. R. Dodd, editors. Wiggs’s veterinary dentistry principles and practice. New York (NY): Lippincott-Raven; p. 81–108.

 

 

歯周病を治療せずに放っておくと、歯周病菌が産生する毒素が歯ぐきの毛細血管を通過して、全身のあらゆる組織に送られ、体中の臓器に悪影響を及ぼします。

 

特に、①心臓血管疾患、②糖尿病、③低体重児出産などを引き起こすリスクが高まることは、よく知られるようになってきました。また、最近では歯周病と肥満やメタボリックシンドロームとの関連性も注目されています。ペットの歯周病においても同様に、全身疾患への影響や下顎骨骨折などの重篤な症状を生じることが判明しています。

 

歯周病は、ヒトにとっても動物にとっても、全身の病気と関係している。

歯周病の本当の怖さはその点にあるのです。

 

 

本プロジェクトにおける具体的な調査内容と期待される成果

 

歯周病は口腔内に存在する多種多様な細菌が関わる複合感染症です。歯周病の原因菌が同定されていますが、これら原因菌は健常者にも存在しているため、原因菌を含む口腔内の細菌叢の変化が歯周病の発症要因だと考えられています。

 

歯周病菌が感染したとしても、歯周病菌と歯周組織との間で均衡状態が維持されれば、歯周病は発症しません。つまり、歯周病菌に感染していても歯周病の発症を予防できる可能性はあります。動物が歯周病を発症しているかを判断するためには、レントゲン検査などが必要になります。

 

歯周病検査用の機器類は、動物園や水族館にはなかなか揃っていません。このプロジェクトでは、動物園や水族館と力を合わせて、各施設に歯周病検査機器を整備し、歯周病菌の感染状況との関連性を評価したいです。

 

現在、このプロジェクトにご賛同いただいている動物園(かみね動物園、のんほいパーク、福岡市立動物園)水族館(新江ノ島水族館、マリンピア日本海、マリンワールド海の中道、よみうりランド アシカ館)と一緒に準備を進めています。

 

歯肉溝滲出液のサンプリングに向けたハズバンダリートレーニングの開始、定期的に動物たちの口腔内を視診して歯周病症状のみとめられる動物の把握を行っています。

 

 

 

“歯科治療”から“予防歯科”へ。
ヒトと動物の健“口” づくりを目指して

 

歯周病菌はそもそも唾液を介して感染することが分かっています。ペット以外の動物にどうやって感染しているかを解明することは、細菌感染の新しい経路を見つけることに繋がるかもしれません。

 

ヒトは進化の過程を動物と共に歩んできたことにより、ヒトと動物が共生する機会が増えてきました。その結果として、動物でも歯周病が認められるようになり、歯周疾患が人獣共通感染症のひとつとして認識されるようになってきたと思っています。

 

私たちは、ヒトと動物の共生関係を科学的に解明し、その成り立ちを介してヒトと動物の健康社会に寄与することを目指しています。

 

 

これまでに、ヒトと動物園動物や水族館動物との間で歯周病原細菌の交差感染を解析した研究はありません。まずは、ヒトと動物園・水族館動物での歯周病原細菌の交差感染メカニズムを探ることにより、ヒトと動物の共生科学を創生し、両者の健康を支える環境作りに繋げることを目指しています。

 

現在、ヒトにとどまらず、動物園や水族館で飼育されている展示動物においても高齢化が進んでおり、多くの展示動物で歯周病の増加が問題視されています。特に老齢個体では、歯周病が原因で顎の骨の吸収が進み、歯が動揺して脱落したり、化膿した場所から排膿したりする症状がみとめられています。

 

しかしながら、歯周病の治療に精通した獣医師は少なく、多くの飼育施設では、長年の経験を積み重ねた対症療法に頼るしかない状況です。

 

歯周病に感染している動物の患部

 

動物の歯科医療は、ヒトほど発展していません。

この先も発展はあまり見込めません。

だからこそ、将来的には、“歯科治療”ではなく、“予防歯科”に注力することが求められます。

 

今回のプロジェクトでは、ヒトから動物に歯周病が感染するから“ヒトが悪い!”、動物からヒトに歯周病が感染するから“動物が悪い!”ということを証明したい訳ではありません。

 

このプロジェクトをきっかけに、私たちヒトがオーラルヘルスにもっと関心を抱き、歯周病菌の感染予防を徹底すれば、いつか動物たちの歯周病も減らすことができるのではないかと考えています。

 

ご賛同いただける皆さまと一緒に、ヒトと動物の健“口” づくりを目指したいです。

どうか温かい応援を、よろしくお願いします。

 

 

 

応援メッセージのご紹介

 

麻布大学

 川上 泰(学長)

 麻布大学は、「地球共生系~人と動物と環境の共生をめざして~」を教育研究の理念とし、生態系と人間社会の接点で生じている諸問題に取り組んでおります。このプロジェクトは動物園や水族館で飼育されている動物の“歯周病”をキーワードに、ヒトと動物の共生のありかたを捉え直すことを目指しています。まさに本学の教育研究理念とマッチしており、「麻布大学いのちの博物館」の館長である島津先生が、展示されている動物の骨の観察がきっかけで始まったプロジェクトです。研究にはさまざまな苦労や困難もあるかと思いますが、皆さまのご寄付によりこのプロジェクトが成功することを願っております。私も学長として心より応援させていただきます。

 

日立市かみね動物園

 生江 信孝(園長)

私たちヒトを含め動物は生きるために食べます。食べるための歯はまさに健康の入り口です。当園でも多くの動物の歯と向き合ってきましたが、野生動物とは違ってヒトが介在する動物園動物という視点は欠けていました。今回ヒトと動物が接する動物園動物ならではの視点から島津先生をはじめとするメンバーが歯周病交差感染解明のためのプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングにより広く賛同を呼びかけられましたことに対しまずはお喜び申し上げます。また当園も島津先生の研究目的に賛同し、先行してサンプルを提供してきたことから研究成果による飼育動物への更なるフィードバックにご期待いたしますとともに、プロジェクトの成功を心よりお祈り申し上げます。

 

豊橋総合動植物公園

 高見 一利(動植物園長)

豊橋総合動植物公園・のんほいパーク園長の高見です。この地球上でヒトや様々な生きものが末永く生きていくためには、お互いに適度な距離を保って暮らすことが必要です。でも、どれほどの距離が適度なのか・・ということを解き明かすのは簡単ではありません。この研究が進めば、将来、そんな距離を測る物差しとして「口の健康」が使えるようになるかもしれません。とてもおもしろく、画期的だと思いませんか。私たちの動物園も、一緒になってこの研究に取り組みます。皆さんも、ぜひ応援してください。

 

 

ご寄付に際してのご留意事項・税制上の優遇措置について

 

麻布大学へのご寄付につきましては、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。

 

ただし、麻布大学の新入生・編入生につきましては、入学年の12月までの寄付金は税法上寄付金控除の対象となりませんので、あらかじめ御了承くださいますようお願い申し上げます。

 

個人の場合(日本国内居住者)

 

所得税の確定申告を行うことにより、次のうちから、有利な方式を選択し、所得税の寄付金控除を受けることができます。 詳しくは、お近くの税務署にお尋ねいただくか、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp/)をご覧ください。

 

①所得控除方式

(ア)寄付金額が2千円を超える場合、その超える金額がその年の所得金額から控除されます。所得控除を行った後に所得税率を掛けるため、所得金額に対して寄付金額が大きい場合には、減税効果が大きくなります。

【計算式】
控除額=(寄付金額※1-2,000円)×所得税率
※1…所得金額の40%が限度となります。

 

(イ)確定申告の際には、領収証及び本学園から送付する「特定公益増進法人証明書(写)」が必要となります。

 

②税額控除方式

(ア)寄付金額が2千円を超える場合、その超える金額の40%に相当する額が所得税額から控除されます。所得税率に関係なく、所得税額から直接控除されるため、多くの方において、 ①所得控除方式と比較して減税効果が大きくなります。
【計算式】
控除額※2=(寄付金額※1-2,000円)×40%
※1…所得金額の40%が限度となります。
※2…所得税額の25%が限度となります。

 

(イ)確定申告の際には、領収証及び本学園から送付する「税額控除に係る証明書(写)」が必要となります。

 

③住民税の控除

都道府県・市区町村の条例により、住民税の寄付金税額控除が受けられる場合があります。詳細につきましてはお住まいの都道府県・市区町村の税務担当課にご確認ください。

 

法人・団体の場合(日本国内居住者)

 

法人税の申告を行うことにより、寄付金控除を受けることができます。  詳しくは、お近くの税務署にお尋ねいただくか、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp/)をご覧ください。

 

・特定公益増進法人に対する寄付金

(ア)一般の寄付金の損金算入限度額とは別枠で、寄付金額を当該事業年度の損金に算入できます。
一般の寄付金の損金算入限度額 =(資本金×0.25%+当期所得×2.5%)× 1/4
特別損金算入限度額 =(資本金×0.375%+当期所得×6.25%)× 1/2

 

(イ)確定申告の際には、領収証及び本学園から送付する「特定公益増進法人証明書(写)」が必要となります。

 

寄付金の受領日について

 

寄付金の受領日(領収証書の発行日)は、本クラウドファンディングの募集終了日(2023年1月27日)以降、READYFOR株式会社より麻布大学への寄付金着金日(2023年3月10日予定)となります。領収証書を郵送しお手元に届くのは、2023年4月頃を予定しております。

 


留意事項

 

▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。


▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフト条件の詳細については、こちらのページ(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

▽ご寄付に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
島津德人(麻布大学いのちの博物館、生命・環境科学部)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

動物園・水族館で飼育されている展示動物とその飼育員の歯周病原性細菌の感染状況を調べる。

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プロフィール

私は1997年に麻布大学獣医学部を卒業し、大学生時代の卒論研究で硬組織生物学に興味を持ち、日本歯科大学 生命歯学部 病理学講座に入職。口腔病変(歯周疾患や口腔腫瘍)の成立機序、顎顔面の発生と奇形、歯の発生・う蝕(むし歯)と再石灰化について研究してきました。 2014年より、現在に至るまで麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科 准教授。野菜などに含まれる香り/辛味/苦味などの機能性成分である“フィトケミカル”の口腔疾患予防効果をメインの研究テーマとしています。 大学生時代に獣医解剖学の研究室に在籍していたこともあり、動物の骨格標本を眺めながら、あれこれと考えることが趣味です。骨好きが高じて、2020年からは麻布大学いのちの博物館の館長を兼務しています。

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ギフト

5,000+システム利用料


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5千円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
57人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


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1万円|オンラインセミナーコース

・セミナー@麻布大学いのちの博物館

<セミナー詳細>
※2023年3月〜4月頃、本プロジェクトに関するセミナーをオンラインで実施予定。
※オンラインセミナー内容:ギャラリートークを実施予定。

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


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1万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
59人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


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3万円|プレミアム版セミナー@麻布大学いのちの博物館コース

・プレミアム版セミナー@麻布大学いのちの博物館

<セミナー詳細>
※2023年3月〜4月頃、本プロジェクトに関するセミナーを実施予定。
※1万円のコースよりも、詳細な研究内容について触れる予定です。
※オンライン・オフラインのいずれかをお選びください。
※オンラインセミナー内容:ギャラリートークを実施予定。
※オフラインセミナー内容:骨格標本に触れる体験や館長による解説・実習つき博物館ツアーを実施予定。1回につき90分、10名までのご参加となります。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施時期が前後する可能性がございます。日程等詳細は、2023年2月中にご連絡差し上げます。

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


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3万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


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5万円|貸切ナイトミュージアムコース

・貸切ナイトミュージアム

<ナイトミュージアム詳細>
※実施時間:17:00〜20:00の間で2時間以内
※実施時期:2023年4月〜8月 / 日程詳細は個別にご調整となります。
※骨格標本に触れる体験や館長による解説・実習つき博物館ツアーを実施予定。15名までのご参加となります。
※博物館までは原則公共交通機関をご利用の上お越しください。難しい場合は個別にご相談となります。

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
12人
在庫数
8
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


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5万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


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10万円|動物園・水族館施設向け/1頭の歯周病検査コース

・本プロジェクトで実施予定の検査内容を、飼育動物1頭ぶん実施できる権利
・出張セミナー

<検査・セミナー詳細>
※飼育員の歯周病検査は含まれません。予めご了承ください。
※実施時期:2023年3月〜2024年3月
※日程等詳細は個別に調整となります。
※セミナー実施可能地域:関東地方〜静岡県まで。現地までの交通費等は別途ご負担ください。

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


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10万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

300,000+システム利用料


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30万円|法人・団体さま向け/ロゴ掲載(小)コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 小サイズ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 小サイズ
・出張セミナー

<セミナー詳細>
※実施時期:2023年3月〜2024年3月
※日程等詳細は個別に調整となります。
※実施可能地域:関東地方〜静岡県まで。現地までの交通費等は別途ご負担ください。

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

300,000+システム利用料


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30万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

500,000+システム利用料


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50万円|法人・団体さま向け/ロゴ掲載(中)コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 中サイズ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 中サイズ
・出張セミナー

<セミナー詳細>
※実施時期:2023年3月〜2024年3月
※日程等詳細は個別に調整となります。
※実施可能地域:関東地方〜静岡県まで。現地までの交通費等は別途ご負担ください。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

500,000+システム利用料


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50万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000,000+システム利用料


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100万円|法人・団体さま向け/ロゴ掲載(大)コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 大サイズ
・「麻布大学いのちの博物館」にお名前掲載 ※希望者のみ / ロゴの掲載可 / 大サイズ
・出張セミナー

<セミナー詳細>
※実施時期:2023年3月〜2024年3月
※日程等詳細は個別に調整となります。
※実施可能地域:関東地方〜静岡県まで。現地までの交通費等は別途ご負担ください。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000,000+システム利用料


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100万円|【リターンご不要な方向け】HPにお名前掲載で応援コース

・お礼のメール
・寄付金領収証明書
・活動報告レポート
・麻布大学HPにお名前掲載 ※希望者のみ

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

プロフィール

私は1997年に麻布大学獣医学部を卒業し、大学生時代の卒論研究で硬組織生物学に興味を持ち、日本歯科大学 生命歯学部 病理学講座に入職。口腔病変(歯周疾患や口腔腫瘍)の成立機序、顎顔面の発生と奇形、歯の発生・う蝕(むし歯)と再石灰化について研究してきました。 2014年より、現在に至るまで麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科 准教授。野菜などに含まれる香り/辛味/苦味などの機能性成分である“フィトケミカル”の口腔疾患予防効果をメインの研究テーマとしています。 大学生時代に獣医解剖学の研究室に在籍していたこともあり、動物の骨格標本を眺めながら、あれこれと考えることが趣味です。骨好きが高じて、2020年からは麻布大学いのちの博物館の館長を兼務しています。

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