顔を大きく怪我した猫ちゃんを保護しました

 

 

 

 

顔を大きく怪我した野良猫ちゃんを
緊急で保護しました。
（写真は傷が酷いため一部モザイクをしています）

街頭募金活動中に
「顔を怪我した猫がいる、助けてあげてほしい」と教えてもらい、すぐに現場へ駆けつけました。

 

 


そこにいたのが、この子です。
この子が居たところのお家の方に伺うと
以前から地域猫としてご飯をもらっていたものの
最近になって顔の怪我がひどくなっていた
とのことでした。

 

 

 

顔の傷も深刻で、身体は衰弱し痩せ細り
このままでは命の危険があると判断し
すぐに緊急保護して病院へ向かいました。

 

 

最初に診ていただいた病院では
* 喧嘩での傷か、人為的なものかは判断がつかない
* 目も視力があるのか不明
* 抗生物質注射と塗り薬、
脱水症状が酷い為、毎日の点滴が必要
と診断されました。

 

 

しかし処方薬を塗ると痛みが強すぎてヨダレを出しながら嫌がった為、塗り薬は中止し点滴を行いました。

 

 

翌日、普段からお世話になっている
かかりつけの病院へ向かいました。

 

ステロイド注射と毎日の飲み薬で
痛みを取り除きながら治療を行うことに。

 

 


しかし顔の傷が痒いために顔をこすり
出血してしまい悪化してしまうことから

緊急手術を行い
麻酔をかけて特殊な薬を染み込ませた
人工皮膚を作り、それを顔の傷口へ縫合して
保護してもらいました。

 

 

診察でわかったことは
* 歯が一本も残っていない
* 耳に耳血腫の跡がある
年齢は見た目よりさらに上かもしれず
これまでの過酷な生活が体に刻まれていました。

 

 

現在はシェルターで安静にし毎日の投薬と点滴を行っています。

 


人工皮膚が乾燥しないように日々傷口のケアを続けながら回復に専念しています。
また2日後に再度病院で経過を診てもらう予定です。

 

 

私たちは新しくシェルターに来てくれたこの子に

「テラス」と名前をつけました。

“明るい未来の光を照らす”という想いを込めています。

 

 

長い間、過酷な外で必死に生き抜いてきたテラスちゃん。

 

痛みと闘いながらも
一歩ずつ今、必死に生き続けています。

これからの生活を一緒に支えていただけたら嬉しいです。

皆様の助けが必要です。
どうかよろしくお願いします。

 


応援やシェアも、大きな力になります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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