メッセージリレー #11『青い鳥動物愛護会 代表：清水久仁子』

青い鳥動物愛護会の関係者に動物愛護への想いを語っていただく、メッセージリレー！

アンカーは青い鳥動物愛護会 清水久仁子 代表です。

 

Q.動物愛護活動を始めたきっかけは？

清水：もともと野良犬猫を見るたび、家も食べ物もなくさまよう姿が辛く、何とかしたいと思っていました。実際のきっかけは、近所の人から子猫の里親探しをたのまれ、スーパーにチラシを貼ってお願いに回ったことです。この私の小さな行動に、実際に答えて子猫をもらってくれる人が現れました。このときはもう本当に嬉しかったです。

「自分にもできることがある！」この気持ちが愛護活動を始めるきっかけとなりました。

 

さらに、野良犬「くるみ」を家族に迎えたのも私にとって大切な出来事です。

あるとき道で車にひかれた大きい雄犬を見かねて、獣医さんに連れて行きました。そしてその後は「くるみ」と名付けて我が家で飼うことになりました。くるみは大変怯えていて、私から逃げることしか考えておらず、脱走ばかり試み、家中を糞尿まみれにすることもしばしばで…何度野良に戻そうと思ったかしれません。それでも世話をしていると性格が変わり、心を開いてくれて、毎日嬉しくてたまらないという様子になったのです。私はそんなくるみが可愛くて仕方がなくなりました。私を見つめるその瞳、その心が、すごいのです。野良犬を家族に迎えることは、犬にとってだけでなく人間にとっても大変な幸せだと確信しました。

 

 

 

Q.動物愛護や青い鳥の活動についての想いを教えてください。

清水：1匹でも多くの犬猫を保護し、譲渡につなげようと、日々全力で活動しています。その原動力は、可愛い犬猫を助ける喜びだけでなく、この犬猫を家族に迎えてくれた人たちへも、幸せを届けらる、犬猫だけでなく人間も幸せにできる活動をさせていただける喜びです。毎日自分の力不足に凹むことばかりですが、支えてくれる人たちがいて、可愛い犬猫がいて、今が私の人生の中で一番ありがたいときです。

 

Q.青い鳥の自慢できるところはどこでしょうか？

清水：自慢できるところは、スタッフの方々やボランティアの方々、里親の方々の、命に対する想いの深さです。山口県防府市では2016年の2月から殺処分はゼロです。1匹たりとも尊い命を犠牲にしてはならないという皆さんの根性。これが自慢です。

 

 

これまで2,800匹もの犬猫を受け入れてきましたが、毎日の活動はただ、1匹ずつの犬猫のため、連絡を取ったり走り回ったりの繰り返しです。たった1日だけを見ても、嬉しいことと悲しいことが色々起こり、時の経つのがわからない状態で今日まできました。

そんな中、本当に困ったときは、心でいつも「だれか助けて」と叫んでいます。今回のクラウドファンディングも私を含め青い鳥皆の叫びでした。

こんなに多くもの全国の方々にご協力いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

一生懸命がんばっていれば、きっと誰かが助けてくれる。そう思わせていただき、これからの活動の勇気もいただきました。

ご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。