青森市の小学校で断熱ワークショップを開催したい!【気候変動対策】

青森市の小学校で断熱ワークショップを開催したい!【気候変動対策】
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は2月28日(金)午後11:00までです。

支援総額

1,272,340

NEXT GOAL 1,500,000円 (第一目標金額 1,200,000円)

106%
支援者
93人
残り
14日
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は2月28日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

【達成のお礼とネクストゴールについて】 

 

 1月18日よりスタートした本クラウドファンディングですが、13日目に目標金額である120万円を達成しました。 ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。

 

 クラウドファンディングに挑戦する時は、皆さまにどれくらい応援していただけるか大変不安でした。 しかし、皆さまからのたくさんのご支援のおかげで、学校断熱ワークショップの開催資金の目途がつき、心から嬉しく思っています。

 

 多くの励ましのメッセージ、共感は大きな励みとなり、たくさんの方に支えられていることが実感できました! 本当にありがとうございました。 そして、次のステップとしてのネクストゴールを設置させていただくことといたしました。

 

 次の目標金額は150万円です。

 

 また、学校断熱を盛り上げるためにも、多くの方からのご支援が大事と考えており、 支援者 300名も同時に目指していきたいと思います! ネクストゴールでいただいたご支援金については、ワークショップ開催の自己負担分の補填のための費用として大切に使わせていただきます。

 

 仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

 皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

2025年2月5日追記

青森の温暖化対策を考える会

代表 中堀一弥

 

 

自己紹介

 

青森の温暖化対策を考える会を主宰しております中堀と申します!

 

2021年から地球温暖化、気候変動をなんとか止めたいという想いで啓発活動をしています。

 

 

覚悟を決めたことで始まった活動

 

2021年の3月に、BS朝日の「地球クライシス」というテレビ番組を見たことがきっかけで始まりました。

 

気候変動について詳しく扱った番組で、もともと環境問題に関心はあったのですが、この番組のおかげで、将来の気温上昇を抑えるためには、今の気候変動対策を急ぐ必要があることがわかりました。子どものことを考えても、何かできる事をしないといけないと考えました。

 

自分が動くことで少しでも変わることがあるならと覚悟を決めて、未来のために行動を始めようと思いました。

 

 

「声を出してもいいんだ」ー地元議員への働きかけから変わっていくことを実感

 

初めての自治体へ対策をお願いしたのは、地元の青森市への「気候変動対策に関する請願」の提出です。

 

まずは、気候変動対策を加速させるスタート地点として環境省で定義している2050年へ向けて「ゼロカーボンシティ宣言」を表明して、意欲的な目標と対策を作ってほしい」と求めました。青森市議会議員に情報提供や働きかけを諦めずに続けたことで、青森市議会で「ゼロカーボンシティ宣言表明」の請願が採択されました。

 

これまでで一番感動したのは、「建築物省エネ法改正案」の国会提出に貢献できたことです。

 

建物の断熱は省エネ効果がとても大きいので、建築物の断熱を義務化するこの改正案は、気候変動対策として有効です。それなのに、2022年1月時点では、この改正案の国会提出は先送りの見込みでした。全国の仲間と協力して、さまざまな方面から働きかけを開始しました。

 

私は、できることとして国会議員へ働きかけを実施しました。そして様々な全国的なアクションが盛り上がり、最終的に、この建築物省エネ法改正案は、一転して国会に提出されることになりました。

 

 

(2022年 青森県知事選挙で気候変動対策推進をお願いした時の様子)

 

 

(2022年 青森県知事選挙で気候変動対策推進をお願いした時の様子)

 

私が直接働きかけた議員さんからは「法案を通すことになったよ」と直接連絡をくれました。今国会での提出は不可能だと言われていたので、奇跡が起きた、と思う瞬間でした。本当に感動しました。一緒に喜びあえる仲間がいたことも嬉しくて、この感動をみんなで味わいたい。心からそう思いました。

 

2024年8月31日には、青森市の西市長、そして先進的な*気候市民会議の取り組みをしているつくば市長(オンライン登壇)にも参加していただき、市民フォーラム「青森から考える気候変動」をリンクステーションホール青森で開催し、一般市民の参加者、約90名を集め、気候変動について考えていただくきっかけを作りました。気候変動対策で先進的な事例のあるつくば市からの話も聞くことができ、ますます青森市民の機運の高まりを感じています。

 

*気候市民会議とは、無作為で選ばれた市民が、気候変動政策に関して、熟議する会議です。

 

(2024年8月31日 市民フォーラム 青森から考える気候変動の様子)

 

これまでの経験を踏まえて、これから具体的なアクションにつなげたいと思っています。

 

 

目をつけたのは、断熱改修が必要とされる小学校での断熱ワークショップ

 

「学校の教室は、暑くて寒い!」「エアコンや灯油ストーブがあっても、無断熱の建物では効きが悪く、快適とはほど遠い」「冷暖房費が年々上がるが、学校内の暑さ寒さはなかなか改善されない」……。

 

学習環境の改善、冷暖房エネルギーの削減、そして気候変動を自分ごととして考えるきっかけづくりとして、学校の断熱改修ワークショップが全国で広がっています。その多くは、生徒自身が「暑すぎる」「寒すぎる」と声をあげ、クラウドファンディングでお金を集め、専門家の指導のもとDIYでの断熱改修を学ぶ形式です。

 

この活動を通じてできることーそれは、物価高騰の中での省エネ化の有効性、学校の断熱化の効果をみんなで実感し、考えるきっかけづくり、子ども達の環境教育や、学習環境の改善にもつながります。

 

さらにはこうした経験を通して、子供たち自身が、自分たちが住む住宅にも目を向けることも期待できます。

 

(自宅に内窓を設置し、暑さや寒さが緩和し快適になった我が家)

 

青森でも夏は暑くなってきており、昨年県内で初めて熱中症警戒アラートが発表されました暑さ対策で小中学校休校も「どうにも対策ない」 というニュースも県内で出ており、それによると、青森県むつ市では2023年8月25日、市内にあるすべての小中学校21校が休校となったこともありました。

 

休校となったむつ市の苫生小学校では、午前9時ごろに教室を訪れると、設置されている温度計は35℃を超えていたそうです。今後、地球温暖化が進んで夏が暑くなっていくと考えた時、子供たちの教室の断熱はとても大切だと思います。

 

脱炭素化の観点から見ても、断熱改修で熱負荷を減らせば、家庭用エアコンで十分冷房でき、トータルコストとCO2を大幅に削減できるようです。冬場も暖房のエネルギーロスが多いのはいうまでもありません。子供たちも暑さ寒さを緩和し快適な教室で学習効率も上がる効果もあるようです。

 

(写真 原別小学校)

 

このような背景を踏まえ、今、全国で学校断熱ワークショップが開かれています。青森市でも開催できないか、青森市教育委員と2023年から相談しておりました。その結果、今回ありがたくも、青森市立原別小学校を使用させていただき、実施できる事となりました。

 

 

(2024年12月20日 原別小学校 教室断熱ワークショップ 説明会&お話会の様子)

 

 

(2024年12月20日 原別小学校 教室断熱ワークショップ 説明会&お話会の様子)

 

 

(2024年12月20日 原別小学校 教室断熱ワークショップ 説明会&お話会の様子)

 

 

(2024年12月20日 原別小学校 教室断熱ワークショップ 説明会&お話会の様子)

 

原別小学校は設立1877年の歴史ある小学校で、生徒数は約300人。青森市内の東部エリア市立校では、5番目に生徒数が多い小学校です。

 

 

(内窓作成のワークショップを実施予定の教室 窓には空気で断熱ができる中空ポリカを3重にしてガラスの代わりにする)

 

 

(内窓作成のワークショップを実施予定の教室
窓には空気で断熱ができる中空ポリカを3重にしてガラスの代わりにする)

 

今回の企画をきっかけとし、青森市や青森県へ報告書を提出し、効果などをみていただき、公共施設への断熱改修(内窓設置)などの具体的な気候変動対策が進むよう、学校改修などのタイミングなどの時には断熱改修の実施検討いただくようにお願いしていきたいと考えております。

 

 

青森市原別小学校の断熱ワークショップ概要

 

原別小学校の1階の教室で、青森市内の小学5,6年生と保護者を主な対象として一般募集し(原別小学校の生徒さんを優先)、断熱ワークショップを開催します!

 

【実施目的】

多くの青森市内小学校児童、保護者さまや関係者さまに、断熱の効果を実感してもらい、青森で断熱の重要性について、より理解を深めてもらい、学校改修などのタイミングなどの時には、断熱改修(内窓設置や天井断熱)を考えてもらうこと。また、ワークショップの参加者が、「これなら自宅でもできる」とご自宅の断熱に取り組んでいただくきっかけづくりをすること。

 

【想定参加人数】

10組(青森市内の小学5,6年生と保護者を主な対象として一般募集。原別小学校の生徒さんを優先。)

 

【事前施工内容】

・内窓設置ための木枠を工務店に作成してもらいます。

・内窓の木製サッシの部分を木工屋さんに作ってもらいます。

・廊下側の壁断熱のための枠を工務店に作成してもらいます。

 

【断熱ワークショップの内容(保護者同伴にて)】

・木製の内窓を(ガラス部分を中空ポリカ 3枚で代用)にて組み立てる。

・廊下側の窓(裏表両方)に中空ポリカの貼り付けする。

・廊下側の壁面に断熱材を充填する。

 

工務店のご協力をいただき、ワークショップ当日は、大工さんにサポートいただきます!

 

 

【他県での断熱ワークショップ実施の様子】

 

 

(NPO法人上田市民エネルギーウェブサイトより
 長野県上田高校、上田染谷丘高校での断熱ワークショップ例)

 

 

(NPO法人上田市民エネルギーウェブサイトより
 長野県上田高校、上田染谷丘高校での断熱ワークショップ例)

 

【ワークショップ実施教室へのエアコン設置の寄贈】

ワークショップを実施する教室に、他の教室と比較するために、同じ出力のエアコンの設置し、比較するために青森の温暖化対策を考える会から原別小学校さまへ寄贈したいと考えております。

 

【資金使用使途・費用内訳】

・工務店の事前施工、木製サッシの作成、材料費:106万円(税込)

・エアコン設置費用:配線・エアコン本体と架台など設置費用:42万円(税込)

 (新品での見積もりですが、中古エアコンが使用できないかどうかも電気店と検討、相談していきたい。)

・諸費用 温度、電気使用量などのモニタリング費用 他 10~20万円

・クラウドファンディング手数料など 22万4400円(第一目標120万円の場合)~30万円

 

合計必要経費:180万4400円 (クラウドファンディングの手数料を合わせて200万円を目指します!)

 

※寄付金額が足りない時は、補填して実施にむけて企画は進めたいと考えています!

※寄付金が余った場合は、青森の温暖化対策を考える会の「気候変動を止めるための活動費」にさせていただきたいと思います!

 

協力工務店:丸喜 株式会社 齋藤組 (青森市)

協力設計事務所:稲見建築設計事務所(青森市)

 

【プロジェクト実施完了日までの予定】

・クラファン終了後、事前施工を実施 3月

・断熱ワークショップ参加者募集 4月

・断熱ワークショップ実施 5月連休明け~6月

 

【報告書の作成】

ワークショップ実施後、温度環境変化のモニタリングの結果も踏まえて報告書を作成し、青森市などへ見ていただきたいと考えています。

 

以下のような効果を報告することで、教室断熱への意識を高めていただけると考えております。

 

  • 隣の教室と同じ出力のエアコンを設置して室温、電気使用量の変化を実感する
  • 物価高騰の中での省エネ化によって、光熱費を削減する
  • 子ども達の環境教育に対する視野を広げる 

 

注:①ワークショップ実施報告書(当日の様子など) と②モニタリング結果報告書の2種類を作成予定です。

 

ご支援いただいた方には、

①をメールにて送付させていただきます。(2025年7月中送付目標)

②に関しては、時間がかかる可能性があることから、でき次第、メール送付という形をとらせていただきたいと思います。(2025年10月中に送付目標)

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

今回のワークショップで、多くの保護者さまや関係者さまに、断熱の効果を実感してもらい、青森で断熱の重要性について、より理解を深めてもらい、学校改修などのタイミングなどの時には、断熱改修(内窓設置や天井断熱)を考えてもらう材料としたいと思っています。

 

まず内窓の効果を実感してもらうことで、もし内窓の設置を進める第一歩となります。子ども達には、夏の暑さや冬の寒さなどの影響を減らすことができます。

 

また、結果的に、税金での光熱費が減り、市民のメリットにも将来的にあるかもしれません。何よりも、温室効果ガス削減のための施策が広がることで、将来世代が住む環境を守ることにつながります。

 

青森市で開催することで、他の地域、例えば、弘前、八戸 他の市町村などでもやってみよう!という声が出てくるかもしれません。

 

また、ガラスではなく、中空ポリカという素材を使う事で、DIYでも窓を断熱できることを多くの方に知ってもらいたいと思います。

 

青森で断熱と気候変動への意識を高めるきっかけづくりを目指します!

 

(2024年12月15日 青森市環境フェア出展の様子 
 ※断熱実験装置でガラス種類(単板と複層ガラスなど)での熱伝わり方の違いを体験してもらっている)

 

青森で、気候変動対策を加速して、他の地域にも広げたいという希望です!

 

多くの方が賛同していただくことが、学校での対策を進める力になります。

 

気候変動について考え、いっしょに盛り上げてもらえると嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします!

 

(2024年12月19日 脱炭素と街づくり セミナー開催時の様子)
(2024年12月19日 脱炭素と街づくり セミナー開催時の様子)

 


※ 青森市教育委員会 様と 青森市立原別小学校 様に、プロジェクトを行うこと、寄贈を行うこと(エアコンの設置)、名称記載、画像掲載を行うことの許諾を取得しております。  

※ 写真にお顔が写っている方には、画像掲載の許可をいただいております。

※ 上田市民エネルギー様に画像使用許可をいただいております。

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりワークショップが開催できなかった場合、プロジェクトを延期します。

プロジェクト実行責任者:
中堀一弥(青森の温暖化対策を考える会)
プロジェクト実施完了日:
2025年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

青森の温暖化対策を考える会が、原別小学校の1教室にて、公募した参加者(小学校5年生以上(小中学生は保護者同伴)の一般)を対象として断熱ワークショップを実施する。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
2025年4月に断熱ワークショップの実施日を決めて参加者募集を開始します。 断熱ワークショップの開催日程は6月1日と6月8日のどちらかに実施します。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填いたします。

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※ワークショップの日時は、6月1日か8日どちらかで行います。(学校側 工務店には確認済みです。)
4月~5月中に見学についての日時などの詳細のメールをお送りします。(ワークショップ開催場所は原別小学校:青森県青森市原別袖崎8)

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