花巻の高校生を招待し3.11を忘れないためのイベントを開催!

支援総額

750,000

目標金額 600,000円

支援者
74人
募集終了日
2015年3月19日

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プロジェクト本文

「3.11を忘れない」新宿スペースゼロ公演を成功させたい!

 

はじめまして。東日本大震災舞台芸術支援対策室長の多田純也と申します。私たちは大震災直後に子どもの舞台芸術に関わる諸団体にによって設立され、被災地にパフォーマーを派遣するとともに、東京において3.11を風化させないための活動にも取り組んでいます。

 

2015年3月28日(土)-29日(日)、新宿・全労済ホール/スペースゼロにおいて、今回4回目となる「3.11を忘れない」ためのイベントを行います。

 

当日は花巻の高校生たちを招待し、高校生たちにも

鹿踊りという伝統芸能を披露して頂きます。高校生たちを

招く費用をご支援頂けないでしょうか。

 

(2011年、亘理吉田西保にて)

 

私たちは、震災直後に何かできることはないかと思い、被災地の子ども

たちの心のケアにのためにパフォーマーを送り出すようになりました。

 

私たちの「東日本大震災子ども舞台芸術支援対策室」を構成する6団体には、200を超える団体、劇団、人形劇団、バンド、グループ、個人などが加盟していて、内容は、児童劇、人形劇、踊り、歌、語り、民俗芸能などパフォーミングアーツに分類されるすべてのジャンルが含まれています。主たる対象年齢としては3歳から小学生対象のものが一番多くなっています。しかし派遣する作品や内容にとって対象年齢は様々であり、0~3歳向けのものもあれば、大人が十分楽しめるものももちろんあります。

 

震災直後からこの4年間に、パフォーマーを被災地に派遣することを主たる取り組みとして175回の公演を行ってまいりました。このような大惨事も年月の経過とともにだんだんと風化していくものであり、特に被災地から遠く離れた場所では忘れ去られるのも早いものだと思います。

 

(気仙沼の避難所で獅子舞を舞った際の様子)

 

生の舞台に触れることは、その直後に何かが目に見えて劇的に変化するといことではないと思います。公演中、子どもたちは辛いことを一切忘れて夢の世界で自由に遊んでいるのでしょう。私たちが一番実感できることは公演中の子どもたちの「目」の輝きです。子どもたちが笑顔をなると大人たちも自然と笑顔になります。私たちの活動はいつの日か、被災地の子供たちが文化的に心の豊かな大人になっていることを心から願っています。

 

年一回は震災のあった春に東京において3.11を

風化させないための活動に取り組んできました。

 

私たちは被災地にパフォーマーを送る活動とは別に、毎年震災のあった春に今回のような取り組みを通して、子どもたちのその後を見つめ、今私たちに出来ることをもう一度考える機会にしたいと思っています。

 

私たちは今まで舞台での公演以外の取り組みとして、
●2012年3月、「復興の道のりと芸術の力」
「震災トラウマと復興ストレス」などの著書のある宮地尚子先生(一橋大学教授)を招き、講演会とトークセッションを行いました。
●2014年4月、「舞台の力で出来ること」
・生の舞台で被災地の復興支援に取り組んでいらっしゃる方々に集まっていただき、トークセッションを行いました。

 

今回は岩手県の花巻農業高校の生徒さんたちによる現地の伝統芸能である鹿踊り(ししおどり)を招聘します。被災地をよりよく理解するためにも、被災地の芸能を皆さんに紹介するのも私たちの重要な仕事の一つだと思っています。

 

 

鹿踊(ししおどり)は、現在の岩手県・宮城県などで受け継がれている伝統舞踊。鹿の頭部を模した鹿頭とそれより垂らした布により上半身を隠し、ささらを背負った踊り手が、鹿の動きを表現するように上体を大きく前後に揺らし、激しく跳びはねて踊ります。その起源については様々な説があり特定はできてません。

 

2014年秋に青森市で開かれた「子ども劇場おやこ劇場東北 2014年度例会企画交流会」にて、花巻農業高校の鹿踊り部の皆さんが全国からの参加者を出迎えてくれました。勇壮で日本人の魂を根源から揺さぶるような彼らの鹿踊りは、参加した私たちの心をも捕らえ、今回の招聘に至りました。宮沢賢治に「鹿踊りのはじまり」という作品がありますが、この花巻農業高校は宮沢賢治が教諭として勤務した花巻農学校の後身に当たる学校として知られています。

 

鹿踊り部のみなさんからも「自分たちの踊りが東京でどのように受け入れられてもらえるのか、楽しみです」「是非たくさんの人たちに鹿踊りを観てもらいたい」というメッセージをいただいています。

 

私たちは、被災地の伝統芸能に触れることにより現地を理解してもらい関心を持ってもらいたいと思っています。またシンポジウムも持つことにより、今後私たちの支援とは何かも、今一度考える機会にしたいと思います。

 

当日の詳細について

 

3月28日17:00開演~20:00終演(予定)
① 花巻農業高校「鹿踊り」
② 合同公演 チェルノブイリからのメッセージ 
絵本「カリーナのりんご」より「魔女の森へ」
③ シンポジウム「子どもたちの声を聴くということ」

3月29日 12:00開演~17:00終演(予定)
合同公演「今また、青い鳥を求めて」 他

*29日はホールでの公演の他に、ロビーでの公演もあります。
・手廻しおるがんClownシェフ伊とう「おるがん演奏&バルーン」
・北島愛子 おりがみ劇場「小人のくつや」
・クラウンまりんか「楽しいショータイム!!」など

 

また、シンポジウムとして、「子どもたちの声を聴くということ」と題し、原発事故の現実を問いかける「空の村号」(斎田喬戯曲賞受賞)の作者、篠原久美子さん(劇作家)をコーディネーターとして迎え、シンポジウムを開催いたします。

 

彼らを東京に招くための資金が不足しています。

 

引換券について

 

当日配布のパンフレットに、 SPECIAL THANKS としてお名前を記載。

 

当日、3月28日-29日の通し券

 

花巻農業高校プロデュースのさんまーぐ

*さんまーぐとは大船渡港で水揚げされたサンマを骨ごとすり潰してハンバーグとしたものです。開発段階では花巻農業高校のみなさんが青臭さを消すのに苦心をして3年がかりでようやく完成させたものです。


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プロフィール

伝統芸能の「ただじゅん企画」と、表現あそびを主とする「風光舎」を主宰。 この5年間に400回を超える被災地公演を行っている。

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リターン

3,000


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当日配布のパンフレットに、
SPECIAL THANKS としてお名前を記載。

支援者
46人
在庫数
制限なし

10,000


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当日配布のパンフレットに、
SPECIAL THANKS としてお名前を記載。

当日、3月28日-29日の通し券1枚を進呈。

花巻農業高校のさんまーぐ2個入りパック×2個をお届け。
*さんまーぐ=サンマのハンバーグ

支援者
26人
在庫数
制限なし

30,000


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当日配布のパンフレットに、
SPECIAL THANKS としてお名前を記載。

当日、3月28日-29日の通し券2枚(ペア)を進呈。

花巻農業高校のさんまーぐ2個入りパック×2個をお届け。

さけ焼売6個入りパック×2個をお届け。

支援者
5人
在庫数
制限なし

プロフィール

伝統芸能の「ただじゅん企画」と、表現あそびを主とする「風光舎」を主宰。 この5年間に400回を超える被災地公演を行っている。

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