プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

シルバーエイジとなった今、カンツォーネ歌手への再挑戦。

ナポリ民衆の前で、ナポリの音楽家と共演し、

古典カンツォーネをナポリ語で歌いたい!

 

はじめまして。ジュジャーノ・アライ(新井裕治)(あらいゆうじ)と申します。私は愛知県立芸大を卒業し東京・二期会に入り、オペラでの声帯酷使がもとで音声障害を起こし声楽家を断念。その時点で自分の声帯がオペラには向いていないことを悟ります。その後、指揮者として25年間活動、海外公演した折、ふとしたきっかけから声帯の回復を偶然にも知り、声楽家に復帰することを決心します。弱声での歌唱を特徴とするカンツォーネ歌手になろう。シルバーエイジ67歳が行う夢への再挑戦。しかしそれはエベレスト山に単独で登るような冒険でした。現在まで日本人で古典ナポリ・カンツォーネのリサイタルを単独でやられた方はおられません。それは「やっていない」ではなく「やれなかった」それほど独学での調査を必要として、学習を積み重ねないと実行できない大きな壁だったからです。

 

このような形でリサイタルを開催します

 

 

遠く離れ、辞書もない日本でナポリ語の勉強。

悪戦苦闘の毎日が、数十年後に役に立つ

 

他の国の文化を理解することは多大な困難を伴いました。さらに、古典ナポリ・カンツォーネはナポリ語の詩で作曲されたものであり、当初は全くといっていいほどわかりませんでした。その発音と意味を理解するには、辞書もない日本では一層困難を極めました。

 

イギリスにあった英語とナポリ語の解説書を取り寄せ、イタリア語とナポリ語の辞書を頼りに10年かけて翻訳し、自作の手引き書を作成しました。そして紀元前より続くナポリ音楽史で生まれたカンツォーネを正しく歌うために、ナポリ歴史文献を翻訳しカンツォーネ誕生の年代記・風習の変遷を調査する日々の連続でした。

 

カンツォーネ歌手への再挑戦です。私は自分の声と音楽の解釈に対する是非を問うべく、ナポリ楽派の名門血筋をひく古典カンツォーネ界大御所クルティス先生に師事しました。タッソー劇場、ベッリーニ歌劇場でも歌い、それから先生よりサン・カルロ歌劇場で歌いなさいというオファーも受けましたが、先生がお亡くなり、それから中断を余儀なくされました。

 

まずはナポリに渡り、クルティス先生に師事しました

 

 

愛しのナポリを歌う!

偶然が重なった日本人初の古典カンツォーネリサイタル

 

ナポリは音楽の宝庫です。“Napoli e miniera di musica.” 1961年、ニコロ&ナポリ・クウィンテットが来日し、カンツォーネ・ナポレターナ歌手エンツォ・デ・シモーネの声を聴いたことがすべてのきっかけでした。映画『ナポリの饗宴』『太陽が沈む時』のジャコモ・ロンディネッラの声、甘くて透明で軽いベルカント唱法による古典カンツォーネを聴いたその感動から約50年後、リサイタルのチャンスが到来しました。

 

2016年は日伊国交樹立150周年、愛する音楽の国イタリア・ナポリで開催できたとしても現地ナポリ人の観客を呼びますことは困難の限り、そこで公演の信憑性を持ってもらうためイタリア大使館、日本大使館、ナポリ市に後援依頼し何ヶ月間かかりましたがようやく内容が認められ承認を得られました、さらにサン・カルロ歌劇場の歌手が応援で前座を盛り上げてくれます。奇跡のような話。このようなラッキーな偶然が重なり、歴史上日本人初となるナポリ古典カンツォーネ・リサイタルができることになりました。

 

ポスターです。このリサイタルにご出演いただける方々です。

 

 

会場は映画『ナポリの饗宴』の舞台にもなった

ナポリの歴史を綴る場所

 

リサイタルを開く場所は「ガンブリヌス」というカフェです。ここは“Nel salotto più elegante di Napoli, il Gran Caffè Gambrinus.” (ナポリでもっともエレガントなサロン、偉大なるカフェ・ガンブリヌス。) と言われています。江戸時代より続く160年の歴史を持つこのカフェのテーブルの間を行き来した人々たち…。王、王妃、文化人、著名人がひとときを過ごすためにやってきた、画廊であり比類なき音楽サロンが、カフェ「ガンブリヌス」なのです。

 

かつて、このカフェには小さなオーケストラが奏でるナポリ民謡のメロディーが流れていました。世界最高にエレガントなカフェ「ガンブリヌス」は、ナポリの重要な歴史を見つめ続けてきただけではありません。多くの作曲家、詩人がこのカフェの広間に集いインスピレーションを得て、カンツォーネ・ナポレターナが生まれました。いわば聖地と言えます。映画の舞台にもなりました。

 

カンツォーネの聖地 グラン・カフェ・ガンブリヌス

 

 

シルバーエイジも若者も関係ないもの。

その答えは「夢」への挑戦!

 

ひとつのことを何十年かけてやってみれば、どんな人でも何かを習得できます。それにより思いもよらない国を越えた人々とのつながりを体験できます。私の場合、シルバーエイジとなった67歳からの夢への挑戦です。驚かれますか?それでもナポリ音楽に魅せられ、ナポリ人の前でナポリ人と共演して、カンツォーネを披露する。その喜びは音楽家としての極みです。

 

シルバーエイジになっても夢への挑戦は続けるべきではないでしょうか。団塊の世代の強さは簡単に諦めない姿勢にあります。他人のできないことをやってのけ、粋な物知りで、型にはまらず駆け抜ける。この厳しい世の中で、こんなくだけた老人は若者にどう映るかわかりませんが、私は夢に明るい未来を投影したいと思っています。

 

今でも勉強を続けています。

 

 

ナポリだけを見つめ、勉強してきた日本人の半世紀にわたるストーリー。

皆さま、応援よろしくお願いします!

 

本リサイタルは、南イタリア・ナポリへのリスペクトの気持ちが、ナポリ人に受け止められ、双方の想いが詰まったものです。またお亡くなりになったクルティス先生に贈るメモリアル・コンサートでもあります。

 

今回、私の熱いナポリに対する情熱にカフェ・ガンブリヌスの支配人は、開業160年、歴史上初めて日本人にリサイタル開催OKの返事を出してくれました。リサイタルを成功させると同時に、これから大好きな古典カンツォーネの普及にも尽力したいと考えております。 ご静聴ありがとうございました。

 

ギター奏者:ガエータノ・ブルッチ氏

 

マンドリン奏者:マルチェッロ・ズミリアンテ氏

 

 

カンツォーネ・リサイタルの概要

◎日時:2016年9月20日

◎場所:IL GRAN CAFFE GAMBRINUS

◎ナポリ人共演・演奏家
・バイオリン:Valerio Starace氏(バレーリオ・スタラーチェ氏)
・マンドリン:Marcello Smigliante氏(マルチェッロ・ズミリアンテ氏)
・ギター:Gaetano Brucci氏(ガエータノ・ブルッチ氏)
・ソプラノ:Olga De Maio氏(オルガ・デ・マーイオ氏)
・テノール:Luca Lupoli氏(ルカ・ルーポリ氏)

 

◎協賛:ナポリ芸術文化協会”Noi per Napoli” 、サン・カルロ歌劇場( Napoli )

 

 

◆◇◆リターンについて◆◇◆

ご支援をいただいた方に、金額に応じて以下のアイテムをお送りします。

 

◎サンクスメール
◎ 現地プロ音響技師が録音した演奏CD

◎現地プロ撮影技師による当日演奏DVD

◎現地プロ撮影技師による当日演奏DVD
◎写真アルバム通信

◎JUGIANOカンツォーネ・ディナーショーのチケット1名様分
※2016年末開催予定です。

 

 

 


最新の新着情報