楽しむ気持ち

お母さんのSさんと、Aちゃん（８ヶ月）は、

ベビーマッサージ教室をきっかけにありんこ文庫をご利用いただいてます。

この写真で読み聞かせているのは、こちらの写真絵本シリーズの一冊です。

偕成社　世界のともだち

http://www.kaiseisha.co.jp/special/friends/

どちらかというと、赤ちゃんよりも小学生向きに制作されているシリーズです。「読み聞かせ」というより、お母さんと「いっしょに読む」ような雰囲気です。お話を伺うと、まずお母さん自身がこの絵本に関心があって、お子さんに「いろんなことに興味をもって欲しいし、大きくなったら自分で世界にでかけて欲しいと思って」とのことでした。

よく、

「どんな絵本を選んだらいいでしょうか」

「〜才にはどの絵本を読むべきでしょうか」

のようなご相談をいただきます。

今は分かりやすい参考書や、年齢ごとにおすすめを集めている便利なサイトもあります。赤ちゃんの発達に合わせて作られた絵本もたくさんあります。そのことを知識として持っていれば、絵本えらびの参考になります。実際のところ、ありんこ文庫には絵本以外に、親御さん向けの参考書もそろえています。

でも、一番大事なのは、読み手である大人の「気持ち」だと思っています。子どもたちと絵本を楽しむ気持ちは必ず伝わります。赤ちゃんはその気持ちを感じて、覚えて、その時間を大切にするでしょう。そして、自分でも読むようになったり、誰かに読んであげることを自然に身につけるでしょう。

SさんとAちゃん親子のように、

たくさんの方が、のびのびと絵本を楽しんで欲しいと願っています。

ありんこ文庫から、そのことを発信していきます。

ありんこ文庫

池城かおり

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