プロジェクト概要

 

解体を目前に控えた阿佐ヶ谷住宅の姿を写真集にして遺したい。

 

はじめまして、iPhone写真家のえんぞうと申します。このプロジェクトの主役となる阿佐ヶ谷住宅は、建築的な評価も非常に高く、景観の良さやその独特の居心地の良さから近隣住人のみならず、現在でも非常に多くの人々に愛されています。僕も阿佐ヶ谷住宅が大好きで、毎日の様に散歩していました。しかし、構造体の老朽化や住人の高齢化に伴ってその多くが空き家となり、治安悪化や土地の有効利用の観点から2009年3月に再開発計画が正式に可決され、同年9月より住人の退去が始まっています。明日にも工事が再開されて、あっという間に跡形もなくなってしまうかもしれません。

 

これだけファンの多い阿佐ヶ谷住宅なのですが、関連書籍は驚くほど希少です。写真集に至っては一冊も存在しないのです。どうか皆さま、多くの人々の心に残る阿佐ヶ谷住宅の写真集を出版するためにご協力いただけないでしょうか。

 

(昨年制作の『阿佐ヶ谷住宅』。本プロジェクトで撮り下ろし大幅改定を行う。)

 

僕は係る事情を知る以前から、阿佐ヶ谷住宅を昼食後の散歩コースにしていました。阿佐ヶ谷住宅を訪れると日常の窮屈さから開放されるのです。晴れの日も雨の日も雪の日も時には休日も、3年間毎日のように通っては、iPhoneで写真を収めて来ました。下手をしたら住人の方々より道に詳しくなったかもしれないと思うくらいです。

だから、阿佐ヶ谷住宅の撮影スポットを僕は知っているし、実際に撮影して皆さんに伝えることが出来るように思うのです。この思いは随分前から抱いていたのですが、iPhone写真家として4年目に入る節目である今こそ、その時だと思い立ったのです。
 
 

阿佐ヶ谷住宅を遺そう。
 

(前川國男に依る設計のテラスハウス。この形状が存在する集合住宅は

阿佐ヶ谷住宅、鷺宮住宅、烏山第一住宅だけだという。 iPhone4。)

 

東京メトロ南阿佐ヶ谷駅下車徒歩10分。

JR阿佐ヶ谷駅徒歩15分と、賑わいを見せる都心は杉並区の繁華街からほど近くに忽然と姿を現す阿佐ヶ谷住宅は、そこだけ時間の流れが止まってしまったかのような憩いの空気を揺蕩わせながら僕等を迎え入れてくれます。

 

(税務署側から望む。春は桜が非常に美しい。 iPhone4。)

(湾曲したコミュニティ道路に沿ってテラスハウスが並ぶ。異国の風景のようだ。 iPhone4。)

 

昭和33年竣工。阿佐ヶ谷住宅は日本住宅公団に拠って分譲された総戸数350世帯の集合住宅です。東京タワーと同い年。初期高度経済成長の中、街づくりとして明確な設計思想の下、前川國男、津端修一ら日本を代表する建築家の手に拠って手掛けられました。

阿佐ヶ谷住宅は、近隣住人のみならず多くの団地愛好家にも親しまれ、廃墟ブーム以降は廃墟マニアにも支持され、非常に多くの人々に愛されるスポットとして現在に至ります。

 

本来であれば既に解体工事が着工しているところなのですが、再開発計画に反対する周辺住人と地権者や行政との係争が続いており、計画は遅延している模様です。2013年1月現在は一部区画に仮囲いが設置されており、遅々としながらも計画は進行している様に見受けられるという状況です。惜しむ声は後を絶ちません。

 

(治安保全の観点から住民側でベニヤで封印したらしい。 iPhone4。)

(阿佐ヶ谷住宅名物のコモンと呼ばれる緑地。 iPhone4。)

 

今始まったもので、終わりゆくものを撮り、残す。

 

僕は本業サラリーマンの傍らiPhoneで写真を撮影から仕上げまで一貫して仕上げるiPhoneographyと呼ばれる手法を用いた謂わばiPhone写真家として3年程活動しています。全国誌を含め、様々なメディアにiPhoneカメラに関する連載や寄稿をさせていただいています。また海外のiPhoneographyサイトで紹介頂いたり、ギャラリーサイトに作品を掲載して頂くなど、有難いことに一定の評価を頂いて来ました。

僕はiPhoneを立派なカメラだと思っています。iPhoneしか持っていない訳ではなく、カメラはデジタルアナログ含めて数十台所有しています。そのうち9割がiPhoneで写真を撮り始めてから入手したものなので、とどのつまりは、いろいろ使ってみた結果としてiPhoneを選んだという訳なのです。

 

(集合住宅名物の水道塔。阿佐ヶ谷住宅のランドマークだ。 iPhone3GS。)

 

 

今まさに終焉しようとする阿佐ヶ谷住宅の歴史を、

新しいムーブメントであるカメラとしてのスマホで撮り、遺したい。

 

iPhoneカメラを含め、スマートフォンに搭載されている俗称ケータイカメラはいまやコンパクトデジタルカメラに肉薄する品質と機能を擁し、事実市場を侵食し始めています。一方でスマホカメラのムーブメントは実力不相応に評価されていません。僕の主催するグループにも多くの素晴らしい才能を持ったユーザーが参画下さっていますが、作品として、また作家として評価を得る事が無いばかりか、またそのような場すら存在していないという有様なのです。

 

僕はこのプロジェクトを通じて、iPhoneやスマホ写真表現能力についてより多くの方々に知って貰いたいというもう一つの想いがあります。プロジェクトが実現すれば、エッセイや技術書を除く純粋なiPhone写真集としては日本初のISBNコードを持った出版となり、写真史に残る事件だと考えています。僕は願わくばこの事を、多くの優秀なスマホ写真家が活躍できる環境づくりの契機にしたいと考えています。

 

(テラスハウスの扉は木製。誰の帰りを待っているのだろう? iPhone3GS。)

(テラスハウス南面。二階建になっている。 iPhone4。)

 

 

--『阿佐ヶ谷写真集』(予定)--

出版予定日:2013年7月 

仕様:A4サイズ/40頁 フルカラー 無線製本
発行部数:500部予定  
出版社:リブロアルテ
  

--目標金額内訳--

引換券費用は全額写真集の印刷製本費用及び経費に充当します。
達成金額が目標を上回った場合は写真集の装幀やページ数、コンテンツ内容をその分増強します。

--引換券--

【エディション版について】

コンテンツワークス社のphotobackサービスを利用し、引換券の枚数分を印刷製本する予定です。

【キャンバスプリントについて】

株式会社プラザクリエイト社のインテリアフォトサービスを利用する予定です。
※キャンバスプリントは、本プロジェクトの「新着情報」に毎週5点を目標に作品を発表して行きますので、その中からお好きな作品を選びいただけます

 

--プロフィール--

えんぞう 会社員 33歳 男

InstagramersJapan(IGersJP)主催 http://instagramers-japan.com/

最近ではインターネットを利用した写真発表や交流が盛んで、僕も多分に漏れず好きが高じてInstagramというスマートフォンに特化した写真共有機構の日本最大のユーザーグループ(愛好家の集いとでも言いましょうか)の代表を務めております。

2013年1月現在で5,000人のフォロワーを擁しており、昨年は北は札幌から南は福岡まで、グループ展で飛び回りました。海外ユーザーの作品を日本で展示するなど、活動はグローバルに展開しています。

 

※クレジットカードをお持ちでない方は、僕の方で振込で立て替え対応します。
お気軽に、asagaya@dj-enzo.net若しくは、twitter@Photoenzoまでご連絡下さい。

 

参考:

・ 私の主要な作品はを参照頂けます。

http://www.photo-enzo.net/

・ 随時更新されている最新の作品一覧を参照頂けます。

http://photoenzo.tumblr.com/

・ 海外のギャラリーサイトに掲載されている作品です。

http://www.pixelsatanexhibition.com/?s=enzo%20dj

・ マイナビ社iPadiPhoneWireの連載です。

http://iwire.jp/tag/0000247/index.html


※阿佐ヶ谷住宅を遺そうプロジェクト向けに2サイトを新設しました。
・ プロジェクトのコンセプトサイトです。
http://www.strikingly.com/enzo-asagaya
・ プロジェクトのブログサイトです。
http://enzo-asagaya.tumblr.com/

 

・ 阿佐ヶ谷住宅日記 

http://www.geocities.jp/asagaya_jyutaku/

・ 公団ウォーカー 

http://codan.boy.jp/

・ 舞台は阿佐ヶ谷住宅 

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/original/asagaya01.html


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