アフリカの留学生を東京外大へ!日本とアフリカの交換留学を続けたい。
寄付総額
目標金額 1,500,000円
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プロジェクト本文
東京外国語大学は、日本で初めてアフリカの地域研究を学部レベルで学ぶ機関として2012年に国際社会学部アフリカ地域専攻を設立、2017年に現代アフリカ地域研究センターを設立しました。
学術および学生交流のハブとして、日本とアフリカの学生が相互に留学を経験できる枠組みを作るべく努力を続けてきました。
今、アフリカは大きく変化しています。その中心には若い世代のあふれんばかりのエネルギーがあります。私たちは、これまで続けてきたアフリカの8の協定校との学生交流を通じて、その変化をひしひしと感じています。
多くの本学学生が、アフリカの大学に温かく受け入れてもらう一方、アフリカからの留学生は、高い志を持ち、日本独自の歴史や地域社会に触れ、その体験を持ち帰って社会の未来に役立てようとしています。
彼らにとって日本は、欧米の価値観とは異なるオルタナティブな学びの場として大変重要な位置を占めているのです。
しかし、彼らが日本への留学を実現するためには、渡航費と生活費を自ら確保しなければなりません。アフリカの学生たちにとっては、これが経済的に大きなハードルとなっています。
アフリカと日本の学生交流の流れを途絶えさせず、さらに発展させるために、私たちは第3弾のクラウドファンディングを行います。
現代アフリカ地域研究センターは、東京外国語大学における長年のアフリカ研究の蓄積を踏まえて、現代アフリカの諸問題に関する研究の拠点として2017年4月に設立されました。
多くのセミナーやシンポジウムを国内外で開催するとともに、その成果を出版しアフリカ研究関連機関に広く発信しています。また、アフリカ研究者の招へいや留学生の招致、国内外のアフリカ研究機関との連携などを通じて、現代アフリカに関わる研究・教育活動の促進とネットワークの構築を進めています。
研究・教育やネットワーク構築の成果は、現代アフリカの諸問題に対応できる人材の育成や関心を共有する諸機関への幅広い情報提供によって社会還元するとともに、ウェブサイトを通じて積極的に発信しています。
それと同時に、現代アフリカの動向についての短信(「今日のアフリカ」)をウェブサイト、SNS等で発信することで、広く一般に対してアフリカに対する情報を提供し関心を高める役割を担っています。( 活動の詳細についてはこちらから)
_武内進一センター長_
皆さんこんにちは。現代アフリカ地域研究センターの武内進一です。このセンターは2017年に設立され、アフリカに関する様々な研究教育の取り組みを行ってきました。なかでも留学生招致には力を入れ、これまでに30名以上の交換留学生を呼び寄せてきました。
日本からアフリカの大学に留学する若者は増えてきましたが、アフリカ人学生を日本に招くためには、航空券や日々の暮らしを支える奨学金など、様々な支援が必要です。
今回は、アフリカ3ヵ国(ルワンダ、ザンビア、カメルーン)の大学を支援対象とし、留学生に航空券を支給するとともに、彼らが安心して日本で学べるようサポートしていきます。ご支援よろしくお願いします。
本学は、現在サブサハラ・アフリカ7ヶ国、10校の大学と学術および学生交流協定を締結しています。
2012年のアフリカ地域専攻の設立以来、アフリカの大学に留学する本学学生はいましたが、アフリカの協定校から本学への留学は2017年度まで全くありませんでした。アフリカ地域は未だ1人当たりのGDPが著しく低く、渡航費や滞在費を負担できないことがその原因です。
そのため2018年以降、トヨタガーナ社の協力を得てガーナ大学の学生招致を開始しました。2018年と2020年には、特に関係の深いルワンダ・プロテスタント大学(PUR/旧PIASS)にターゲットを絞り、2回のクラウドファンディング「紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう」(第1弾、第2弾)を実施しました。
2回のクラウドファンディングを通じて、ルワンダ・プロテスタント大学からそれぞれ4名ずつ留学生の招致を実現できました。
さらに、2020〜2024年度には、京都大学と共同で「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」を実施し、留学生の相互交流のための資金を確保しました。しかし、今年度で同事業は終了を迎えます。
今後は私たちで渡航費を捻出しなければ、アフリカから留学生を招致することはできません。すると、双方向の学生交流の流れが断ち切られ、本学と協定校との間に構築されたネットワークの維持・存続が危うくなります。
以上の状況から、2025年度以降の留学生招致の必要経費を確保するため、4年ぶりにクラウドファンディングを実施することにいたしました。
_過去のクラウドファンディング「紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう」
2018年:https://readyfor.jp/projects/asc-piass
2020年:https://readyfor.jp/projects/asc-piass2020
*2024年にプロテスタント人文社会科学大学(PIASS)はルワンダ・プロテスタント大学(PUR)に名称を変更しました。
私たちは学術・学生交流協定にもとづき、毎年、各大学相互に1または2名ずつの学生の交換留学の実施を約束しています。本クラウドファンディングの目的は、上記のような経済的困難を補い、アフリカからの学生たちを招致するための渡航費を用意することです。
_クラウドファンディング実施期間と目標金額
*ルワンダ・プロテスタント大学(PUR)様、ザンビア大学様、ヤウンデ第一大学様より寄贈を行うことおよび名称掲載の承諾を取得しております。
*ネクストゴールとは、当初の目標を期間内に達成できた場合に、残りの期間を用いてさらなるご寄付をお願いするものです。当初の目標より多くの資金をいただくことができた場合、より多くの留学生を招致することができます。
*滞在中の生活費 (10ヶ月分)については、学生支援機構 (JASSO)奨学金による支援が受けられる予定です。
*プロジェクト終了後に余剰が出た場合は、「現代アフリカ教育研究支援基金」でお預かりし、2026年度以降のアフリカからの留学生招致の経費の一部として使わせていただきます。
_実施後のスケジュール
2025年1月 クラウドファンディングの終了、招聘人数の決定 各協定校へ募集の告知
2025年3月 各協定校、日本留学希望者の選考
2025年4月 日本留学予定者の決定→渡航準備
2025年9月末 来日
2025年10月末 留学生交流会
2026年7月末 帰国
_支援対象の大学について
本学は、ザンビア大学、ルワンダ・プロテスタント大学、ガーナ大学、南アフリカのプレトリア大学、ステレンボッシュ大学、カメルーンのヤウンデ第一大学と協定があります。そのうちガーナ大学の学生2名はトヨタガーナのご支援による渡航費で招致が可能になっています。
南アフリカの2校については、経済的な観点からアフリカの他の国々と比べた際に自費で来日できる学生が多いため、対象から外しております。
_ ①ルワンダ・プロテスタント大学(PUR)_
ブタレ神学校(1970年設立。1990年にプロテスタント神学科となる)が母体となり、ルワンダ南部州ブタレにおいて5つのプロテスタント教会によるキリスト教研究所として2010年に設立された私立の大学です。神学・宗教学部、教育学部、開発学部から構成されます。2024年にプロテスタント人文社会科学大学(PIASS)からルワンダ・プロテスタント大学(PUR)に名称を変更しました。
PURで教鞭を執る佐々木和之教授(平和構築学)の協力により、長期にわたり親交を温めてきました。ルワンダ人学生だけでなくブルンジ、コンゴ民主共和国、ウガンダ、カメルーン、スーダン、南スーダンなど近隣のアフリカ諸国の学生たちの日本留学のハブになっています。
交換留学経験者が、本学の平和構築コース(PCS)や国際日本学部の正規学生として再来日する例も増え、学生交流が循環するモデルケースになっています。
_ ②ザンビア大学_
1966年に設立され、文化人類学などの調査研究で世界的に有名なローズリビングストン研究所の後継研究所 (1938年設置:アフリカ研究所を経て現在は経済社会研究所) が付置されています。ザンビアの最高学府です。
農業科学部、教育学部、工学部、法学部、鉱山学部、薬学部、自然科学部、獣医学部、人文社会学部から構成されます。2012年のアフリカ地域専攻設立後のはじめての協定校です。最初の10年間は本学学生の留学受け入れのみで、ザンビアの留学生は渡航費が捻出できず来日ができませんでした。
2020〜2024年度にかけて「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」が採択され、初めて招聘が可能になりました。今後も継続して交流を深めたいと考えます。
_ ③ヤウンデ第一大学_
大学改革により、ヤウンデ大学がヤウンデ第一大学と第二大学に分割されて1993年に創設されました。カメルーンで最も歴史のある国立大学です。
人文社会科学部、理学部、教育学部から構成されます。2024年から開始した新しい協定校で唯一のフランス語圏の大学です。2024年度春から初めてヤウンデ大学の学生が外大での留学生活をはじめ、秋からは外大生がヤウンデ大学への留学をスタートさせました。これから実績を積み上げていきます。
_留学生活について
来日後、留学生はどのように過ごすのでしょうか。
留学生は、大学の学年暦に則って講義を受講します。多数用意された英語開講の講義から関心のあるものを受講するほか、日本語も学びます。本学学生とだけでなく、世界中から集まった留学生とも切磋琢磨しながら学ぶ機会にもなっているようです。サークルに入る学生もいます。
例えば映画研究会で映画を制作したり、剣道や空手サークルで稽古に励む学生もいました。留学生の活動は学内だけに留まりません。市民団体や高校生と交流を深めたり、インターンシップやボランティアを経験するなど、その活動は多岐に渡っています。
日本各地を訪れたり、親しくなった友人の実家を訪れた学生もいました。留学生は、出会った方たちと交流を深める中で、日々さまざまな学びを得ています。
* 現代アフリカ地域研究センターのHP「留学生紹介」の個人ページから、これまでに招へいした留学生の日本滞在記をお読みいただけます。
_大学の世界展開力強化事業(アフリカ)の実績
本学では2020年度から「大学の世界展開力強化事業『アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム』」(通称「展開力アフリカ」)を京都大学との協働により実施してきました。
事業の目的は、アフリカ協定校との学生交流の促進と、アフリカと日本の大学・実務組織間のネットワーク構築や交流プラットフォーム整備です。これにより、ザンビア大学から初めての留学生の受入、新規協定校のステレンボッシュ大学(南アフリカ)とヤウンデ第一大学(カメルーン)からの留学生の受入と派遣が実現しました。
2023年度には、サハラ以南アフリカの協定校から本学史上最多の学生8名の受入と11名の派遣も実現し、双方向の学生交流を拡大することができました。
受入・派遣の実績(交換留学)
私たちは外大とアフリカの大学との交換留学の継続を目指す学生チーム通称With Africaです!私たちは、アフリカからの留学生と日本で培ってきた関係をもとに、アフリカ各地へ留学や旅行をすることで交流を深めてきました。
ところが、今年度で「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」が終了するのに伴い、アフリカからの留学生は十分な金銭的な支援を受けられなくなります。日本とアフリカの間には残念ながらまだ大きな経済格差があり、多くのアフリカの学生は渡航費の支援なしでは来日できません。
アフリカからの留学生が来られないことで、学生の相互派遣を前提とする交換留学制度では日本からの学生派遣も困難となります。様々な方の尽力で誕生したこの交換留学の制度は、外大生とアフリカの学生の手によって、日本とアフリカの架け橋となってきました。
例えば、日本で得られるアフリカ各国での生活情報は限られている中で、私たちが留学を円滑に進められるのは、外大に留学をした現地の学生によるサポートのおかげです。また、外大での交換留学をきっかけに、更なる学びを求めて多くのアフリカの学生が日本に戻ってきています。
これまで、私たちは多くのアフリカの留学生と同じキャンパスで日常生活を共にしてきました。この日常は当たり前ではなかったことを痛感しています。
_交流の様子
_なぜアフリカから交換留学生を呼ぶのか?
アフリカは、今世紀末に世界最大の人口を擁する地域になると予測されています。人口増加に伴う市場拡大に加えて、天然資源の存在など、ビジネス面で関心を引いています。また、アフリカの自然環境保全や武力紛争の解決は、世界的な課題です。
アフリカは、日本そして世界が関わりを深め、友好関係を築き、課題を解決していかねばならない重要な地域です。アフリカに留学する日本人学生は増えつつありますが、日本のアフリカ人留学生は非常に少ないのが現状です。
東京外大で続けてきた相互交換留学の枠組みを維持発展させ、アフリカ人学生を交換留学で日本に招き、日本語や日本文化を学ぶ機会を提供することが大切です。
_佐々木和之先生メッセージ
ルワンダ・プロテスタント大学(PUR)と東京外国語大学は、2013年にPURが初めて東京外大から留学生を受け入れて以来、これまで10年以上に渡って交流を続けてきました。
最初の5年間は、外大生がルワンダに来て学ぶという一方向の交流でしたが、2018年に交換留学制度が始まってから双方向のものになり、これまでルワンダで学んだ東京外大からの留学生は21名(うち交換留学生10名)、日本で学んだPURのアフリカ人留学生は15名になります。
この継続的で相互的な交流により、両大学で学んだ若者たちは、留学生であったかどうかを問わず、お互いに親しみとリスペクトを持ち、強い信頼関係で結ばれています。
現在、在外公館員、JICA職員、NGO職員、研究者としてアフリカと関わる、元PUR日本出身留学生は9名、PURを卒業後、東京外大の大学院や日本語学科で研究・研修を続ける元アフリカ人留学生も5名に上ります。私はこれからも、東京外大とPURの交換留学が、日本とアフリカの懸け橋となる人々の輪を拡げていくことを願ってやみません。
_アフリカから日本への留学事情
日本政府が掲げた目標「留学生30万人計画」に対し、2023年は約28万人の留学生を受け入れました。その9割はアジア諸国から来た私費留学生です。
アフリカからの留学生は約2500人で、全体の約1%に過ぎません。アフリカ人留学生のほとんどは何らかの支援を受けていますが、最も重要なのは文部科学省の国費留学生制度です。海外からの国費留学生はここ数年、年間1万人弱で推移しており、その中心は理系をメインとする大学院生です。
アフリカからの国費留学生は約800人で、そのうち学部生は100人程度です。JICAなどの支援は増えてきたものの、地域の重要性にもかかわらず、アフリカから日本への留学の道は依然として限定されています。
参考:
・アフリカ出身国費留学生 円グラフ2点
出所:文部科学省 『学校基本調査/高等教育機関/学校調査/学校調査票(大学・大学院)/22/旧報告書掲載集計/国籍・地域別関係学科別外国人学生数(大学)』および
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040128627
『学校基本調査/高等教育機関/学校調査/学校調査票(大学・大学院)/24/旧報告書掲載集計/国籍・地域別関係学科別外国人学生数(大学院)』2023年度に基づいて作成。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040128629
・日本に来る留学生の9割はアジア諸国の私費留学生 円グラフ2点
出所:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)『外国人留学生在籍状況調査』2023年度より作成
https://www.studyinjapan.go.jp/ja/statistics/enrollment/data/2405241100.html
_交換留学を通じて続いていく関係性〜ガーナと日本〜
_小佐野アコシヤ有紀 さん
国際社会学部アフリカ地域専攻2020年度卒
『ガーナ流 家族のつくり方 -世話する・される者たちの生活誌-』著者
(向かって右側がコフィさん)
コフィと私は、2018-19年にガーナ大学と東京外大を行き来した派遣留学生同士です。卒業後、コフィは再度来日して修士・博士号取得を目指し、私は民間企業で働く傍らガーナの家族関係に関するフィールドワークを続けてきました。お互いの調査や生活を支えてきたコフィは、私にとって「双子のきょうだい」のような存在です。
私がフィールドワークを続けるのは、なによりも、他者を真剣に分かろうとすることによって自分自身が問い直される瞬間に出会うことができるからです。日本で学ぶコフィも、それは同じだと思います。私たちはお互いの存在によって、自分にしかできない研究を全うできているのだと感じます。これからの学生たちにも、そんな存在がありますように。
_東京外大に来てよかった!日本に戻ってきた留学生たちの声。
私たちは交換留学で新たに道を拓くことができました。アフリカで待っている若者たちにも、東京外大に来るチャンスができることを切に願っています。
_林佳世子 様
東京外国語大学 学長
文化豊かで、広大で、複雑で、魅力あふれるアフリカは、世界の言語・文化・地域を教育研究する東京外大にとって、大きなフロンティアです。アフリカ専攻ができたのが2012年、現代アフリカ地域研究センターができたのが2017年。今も、新しい挑戦が続いています。サブサハラ・アフリカの本学の協定大学は、すでに10校に増えました。
一人でも多くの本学学生にアフリカに留学にいってほしい、アフリカ諸国からも一人でも多く、迎えたいというのが願いです。彼ら彼女らの活躍が将来の日本とアフリカの結びつきを支えるからです。ただ、留学生の場合、来日後は日本学生支援機構(JASSO)からの奨学金が頼りとなりますが、渡航費は、残念ながら、ほとんどの場合、自己負担です。それではアフリカから留学生を迎えることができません。クラウドファンディングはその打開策のひとつです。アフリカに心を寄せる皆さんのご協力を心よりお願いいたします。
_Toyota Ghana Company Limited 様
谷中社長(向かって左端)・小川CFO(向かって右端)
Toyota Ghana Company Limitedは2018年よりコロナによる中断期間を除き、ガーナ大学の学生に東京外国語大学への留学時の渡航費用を支援させていただいております。
ガーナでは日本政府の教育支援活動の一環等で日本に渡航経験のある方が数多くいらっしゃり、日本で得た知識を活用して母国帰還後、様々な形でガーナの発展に貢献されています。ガーナで事業を行う日系企業としても、こうした二国間交流の強化は大変重視しております。
今後も学部レベルでアフリカ専攻を持つ東京外国語大学とガーナ最高峰の学術機関であるガーナ大学との留学制度への支援を通じて、学術面からも二国間の相互理解の深化に微力ながら貢献出来ればと考えております。
_北岡伸一 様
東京大学名誉教授・国際協力機構(JICA)特別顧問(前理事長)
世界の人口が停滞する中で、ただ一つ人口が急増しているのがアフリカです。アフリカが発展すれば、大きな市場となり、発展しなければ、世界に大きな負担となります。世界の国々がアフリカとの関係強化を急いでいるのは、そのためです。しかし、アフリカはかつて植民地化されたことから、西洋諸国に対する意識は複雑です。G7の中で西洋でないのは日本だけです。
日本は1993年にTICADを開始し、西洋諸国と異なるアプローチで、対等の資格で話し合い、協力する方針で、信頼を築いてきました。その最も重要な絆は人材です。JICAではこれまでアフリカなどの途上国から保健、教育、工学、農業、公共政策などの大学院生を招致してきました。他方で、人文・社会科学の留学生はまだ少ないのが現状です。その意味で、東京外大が行う学部レベルでの交換留学制度は、大変貴重です。
この制度によって、日本とアフリカの若者間の交流を促進することは、将来の両地域の関係の深化や、世界が抱えるさまざまな問題に共同で取り組むことにつながるでしょう。東京外大の交換留学制度の継続と発展を期待しています。
_鈴木裕之 様・ニャマカンテ 様 ご夫妻
鈴木裕之様(文化人類学者・向かって左)・ニャマカンテ様(歌手・向かって右)
えっ、いくらかって?もう計算しません。なぜなら、私たちの「出会い」から得られるものは、お金に換算できないから。人生はコスパではありません。大切なのは、人が生きているということ。人と人が出会って直接的なコミュニケーションが生まれ、そこから何かが芽生え、成長してゆく。この世界の「出会い」と「学び」を活性化するために何かができれば、それは素晴らしいことだと思います。
_戸田建設株式会社 様
(フェリックス・ウフエ=ボワニ大学)
_田中真知 様
作家
どんなにアフリカの本を読んでも、行かなくてはわからないことがあります。旅して初めてアフリカの魅力が人だとわかりました。なにより驚いたのは、自然や人生の見方に日本人と重なる点が多かったこと。しかも、若い世代には弾けんばかりの純粋な活力や志があります。アフリカの学生に日本を体験してもらって、いっしょに考えたいと、なんども思いました。それはアフリカと日本の関係を豊かな未来へつなげていくうえで大きな力になります。ご支援をよろしくお願いします。
ご支援いただいた方には、寄附領収書やサンクスメールをお送りするほか、留学生との交流会にご招待します。また、ご支援が一定額以上の方に留学生のメッセージ入り写真や、写真集リーフレットなどをお送りします。交流会は来年後半(10月末予定)に開催予定です。
*公式ウェブサイトへのお名前掲載はご希望に応じて承ります。寄附選択画面にて掲載可否に関しご入力ください。
*リターンのお届け先は日本国内の住所をご記入ください。
*紙の領収書をご希望の方は寄付選択画面でご入力ください。
(ペーパーレス化の観点から可能な限り電子領収書をお選びいただけますと幸いです)
*寄附領収書の但し書きは「現代アフリカ教育研究支援基金(東京外国語大学基金)として」となります。
「プロジェクト運営チーム」
・東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター
・東京外国語大学「大学の世界展開力強化事業(アフリカ)」
・学生団体With Africa
・学生サポーターズ
※プロジェクトページ内に使用している画像・名称については、全て掲載許諾取得済みです。
※18歳未満の方については、保護者の方より掲載許諾取得済みです。
- プロジェクト実行責任者:
- 武内進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年7月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターが、アフリカの協定校(ルワンダ、ザンビア、カメルーン)から3名の留学生を招致します。2025年9月末に来日予定。目標額150万円の内訳は、渡航費3名分(120万円)+Readyfor 手数料16%。
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プロフィール
現代アフリカの諸問題に関する研究や教育の拠点として、東京外国語大学(TUFS)に2017年4月に設立されました。アフリカに関わる多様な人々をつなぐネットワークを充実させ、アフリカを愛し理解するアフリカニストを育てることを目指します。
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ギフト
1,000円+システム利用料
留学生との交流会へご招待!(学生限定)
【学生限定】
①留学生との交流会にご招待(2025年10月末予定)
③寄付領収証の発送
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3,000円+システム利用料
留学生との交流会へご招待!
①留学生との交流会へご招待(2025年10月末予定)
②留学生からのサンクスメール
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留学生の外大到着時の記念フォトをお届け
①留学生との交流会へご招待します。(2025年10月末予定)
②留学生からのサンクスメール
③寄付領収証の発送
④留学生の外大到着時の記念フォトをお届けします。
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アフリカの大学キャンパスオンラインツアーにご招待
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⑤留学生の外大到着時の記念フォト(直筆メッセージ入り)をお届け
⑥直筆サイン入りの紙のお礼状をお届け
⑦フォトエッセイをお届け(紙媒体かPDFをお選びいただけます)
⑧アフリカの大学キャンパスオンラインツアーへのご招待(オンデマンド・有効期限:1年)
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- 2025年10月
100,000円+システム利用料
留学生が日本で撮影した写真集をお届け、公式ウェブサイトに氏名・企業名を記載
①留学生との交流会へご招待します。(2025年10月末予定)
②留学生からのサンクスメール
③寄付領収証の発送
⑥直筆サイン入りの紙のお礼状をお届け
⑦フォトエッセイをお届け(紙媒体かPDFをお選びいただけます)
⑧アフリカの大学キャンパスオンラインツアーへのご招待(オンデマンド・有効期限:1年)
⑨公式ウェブサイトに氏名・企業名を記載
(ご希望に応じて承ります。寄附選択画面にて掲載可否に関しご入力ください。)
発送完了予定月までに、サービス内容などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
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プロフィール
現代アフリカの諸問題に関する研究や教育の拠点として、東京外国語大学(TUFS)に2017年4月に設立されました。アフリカに関わる多様な人々をつなぐネットワークを充実させ、アフリカを愛し理解するアフリカニストを育てることを目指します。
子ども食堂の備品(冷蔵庫・イス)を充実させたい!
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#国際協力
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- 1,490,000円
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広島市安佐動物公園|マルミミゾウの赤ちゃん誕生をみんなで支えよう!
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- 45日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
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- 18,792,000円
- 寄付者
- 783人
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科学技術立国日本をもう一度。研究開発資源を循環させるコラボに進化を
#起業・スタートアップ
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#子ども・教育
- 現在
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