皆さまからの日々のご支援に大変感謝しております。

本日は、プロテスタント人文社会科学大学(PIASS)留学経験者で、留学候補生であるシュクルさんとイチャーツェさんを直接知る、東京外国語大学4年、河野賢太さんから応援メッセージをいただきましたので紹介いたします。

 

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イチャーツェさん(左)と河野さん(右)

 

皆さま初めまして。

東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻の新4年、河野賢太です。私は2016年9月から1年間、PIASSにて留学していました。

 

まずは、私の平均的な寮での一日を紹介させてください。

 

AM 7:00  起床
AM 8:00  シャワー(冷水です)&相部屋の友達と洗濯
AM 9:00  散歩や宿題
AM 12:00 神学部の学生とお昼ご飯
PM 13:00 昼寝や勉強、友達との談笑
PM 18:00 平和構築学科(シュクルさんやロドリグ君が所属)の授業
PM 21:00 授業終わりにシュクルさんやロドリグ君らと皆で晩御飯(これが一番楽しい時間です)
PM22:00 神学部の友達と談笑、議論、宗教について教えてもらい、就寝

 

今回は、支援の呼びかけをさせていただきたいと思い筆をとりました。今回受益者であるシュクルさんとロドリグ君とは寮生活で同じ釜の飯を食った仲間であり、尊敬する友人でもあります。2人を直接知る人間として、シュクルさんとロドリグ君の人となりを紹介させていただきます。

 

シュクルさん(中央)と友人たち

 

シュクルさんはとても聡明な女性です。成績もトップクラスでした。自分の意見をしっかりと主張して、周りを引っ張るリーダーシップがあります。ちょうど1年前のこの時期に、劇の主役を務めたときのことが強く印象に残っています。その劇とは、「ジェノサイドから23年(昨年時)経ってなお、癒えることのないトラウマを抱えている主人公が、仲間と共に人生を前向きに歩んでいく」という内容のものです。PIASSでジェノサイドの犠牲となった方々への追悼式典が執り行われた際にも、数百人の前でこの劇を披露しました。シュクルさんはこの劇で主人公を演じ、辛い実体験のにじみ出るような鬼気迫る演技を披露してくれました。


最近は、「和解の理論と実践」という授業で、和解されたジェノサイドの加害者と被害者の方々と出会い、ジェノサイドに新たな視点を持つようになったと聞きました。私自身もルワンダだけでなく、アフリカ数か国を訪れてさまざまな人たちと出会い、アフリカに対してまた違った視点を持つようになりました。聡明なシュクルさんなら、日本で過ごす1年間でまた新たな価値観や視点を持ち帰り、ルワンダで生かすことができると確信しています。

 

ロドリグ君も成績はトップクラスで、かつ他人への気遣いができる人物です。私は、ブルンジにある彼の実家にホームステイをさせてもらったこともあります。別の日本人留学生が帰国する際には、日本語の歌を覚えて歌ってくれました。彼は優しいだけでなく、大学生ながら平和構築関連のNGOの中核メンバーという顔も持ち合わせています。

 

一昨年に初めてルワンダという異国で生活を始めて、多くのルワンダ人と関わることにより、多くのことを学んだと、彼は言っていました。そのひとつは、ブルンジで吹聴されている「ルワンダ人像」の多くは偏見に基づいていることに気づいた、ということです。ルワンダで多くのことを得た彼だからこそ、日本という全く異なる国でさらに多くのことを学び、祖国ブルンジ(ブルンジはルワンダと比べて、政治的混乱が続いています)の平和に尽力してくれると私は思っています。

 

2人に共通して言えるのは、将来がとても期待される平和構築人材であることです。彼らが私の大学で1年間を過ごすことは、2人にとって稀有な経験となるだけでなく、アフリカと切り離せないグローバル環境で過ごす我々日本人にとっても、大きな益となります。どうか皆さまのご支援を賜れば、幸いこの上ありません。どうぞよろしくお願い申し上げます(お願いをするだけでは図々しいので、私も少ないながら寄附をさせて頂きました)。

 

東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻4年 河野賢太

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