第2弾! 紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から留学生を招こう

寄付総額

1,425,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
147人
募集終了日
2020年5月31日

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2020年05月18日 12:20

日本初! 東外大アフリカ地域専攻の歩み

毎年秋に行われる外語祭では、アフリカ地域専攻の学生たちがアフリカ料理の出店を出します

 

東京外国語大学には、国際社会学部にアフリカ地域専攻があります。学部レベルでアフリカを学べるコースとして、2012年に日本で初めて設置されました。本学には歴史あるアジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)がありますが、このAA研に所属する研究者をはじめ、アフリカを専門とする教員から、歴史、政治、開発、平和・紛争、経済など、幅広いことを学ぶことができます。

これまで私たちが招致してきたアフリカからの留学生たちも、授業で、そしてプライベートで、このアフリカ地域専攻の教員や学生たちと交流し、互いに学び合ってきています。

 

今日は、同専攻の立ち上げから関わっている坂井真紀子准教授より、同専攻のこれまでの歩みについて紹介してもらいます(本稿は、『東京外語会報No.144』に掲載された記事を再構成したものです)。

 

アフリカ地域専攻は、2012年の大学組織改編に伴い国際社会学部に新しく設置されました。学部レベルで地域研究を主軸にアフリカを学べる日本で初めてのコースです。なぜ今、アフリカなのでしょうか?その背景には、国際社会におけるアフリカの重要性の高まりがあります。これまでアフリカは、貧困、紛争、飢饉などネガティブなイメージでしか語られませんでした。しかし、1990年代後半から急速な経済成長を経験し、この20年ほどで経済的、政治的影響力は増し、同時に様々な地球的課題(気候変動や国際安全保障など)における重要な存在としても注目を集めています。グローバル化に伴う国際社会の大きな変化について、アフリカを抜きに議論することはもはや難しい時代なのです。

 

2018年4月、多摩動物公園にて。毎年4月には新入生たちとショートトリップに行きます

 

このような現代において、私たちはどのような学びを提供できるのでしょうか? まずはアフリカという異質な世界と向き合うと同時に、社会における自分自身の根っこを感じてほしいと思います。自分が生きる場としての「日常」に責任を持つこと、自分がコミットすることで社会は変えられることに気づくこと。それは、アフリカの多くの人たちが、日常の中で静かに実践してきたことです。独裁体制の息詰まる社会、内戦後の復興の道のり、都市化の波に追いつかないインフラの不備に苦労しながら…、一人ひとりの工夫の積み重ねの上に、今のアフリカは存在しています。私たちも自分の所属する社会と主体的に向き合うことで、初めてアフリカと同じ地平に立つことが可能になります。今、アフリカの若い世代は、社会を変えるエネルギーにあふれています。アフリカは、これまで援助や研究の「対象Object」として取り扱われてきました。それが今、互いに対等な「主体」として対話する関係へと変化しつつあります。私たちはその大きな変化に積極的に関わっていきたいと考えます。

 

毎年秋学期に行っている、南部アフリカ開発共同体(SADC)大使たちを招いてのリレー講義

 

2011年の秋に着任し新組織設立の準備に携わってから、瞬く間に9年が過ぎました。大学の枠組みが大きく動くなかで、多くの方々にアフリカ地域への理解と支援をいただいてきました。初年度の新入生に「パイオニアとして、一緒にアフリカ地域を作っていってほしい。」と挨拶したことを今でも思い出します。はじめてザンビアやルワンダに留学した学生たちは、後輩に道を作ってくれました。その後、毎年、アフリカ各地に留学やインターン、ボランティアなどで渡航する学生が増え、リアルなアフリカを体験する機会が増えつつあります。また現代アフリカ地域研究センターの支援により、アフリカからの留学生招聘が実現し、キャンパスにおける交流が広がりつつあります。何年も経って振り返った時、卒業生を介して日本とアフリカが日常レベルで近くなり、相互理解の礎が広がっている、そんな世界を思い描いています。私たちが耕した畑からどのような芽が育つのか、これからも見守っていきたいと思います。

ギフト

3,000


留学生との交流会へご招待

留学生との交流会へご招待

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送

寄付者
86人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


留学生のフォトをお届け

留学生のフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


直筆メッセージ入りフォトをお届け

直筆メッセージ入りフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①アフリカ写真集リーフレットをお送りします
②留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りいたします
③留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
④留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑤寄附領収書の発送

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①当センターの公式ウェブサイト内「現代アフリカ教育研究基金」ページ内にお名前を掲載させていただきます(ご希望に応じて)
②ルワンダ写真集リーフレット(12P)をお送りします。
③留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
④留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
⑤留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑥寄附領収書の発送

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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