クラウドファンディング終了のご報告
「葦の芸術原野祭」クラウドファンディングの支援募集期間が終了しました。
ご支援、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。
【結果報告】
コロナ禍に初めて行う芸術祭に、少なからず不安もありましたが、皆さまのおかげで第1回を無事に実現することができました。
アーカイブブック制作のために開始した本クラウドファンディングは、
当初目標金額60万円および継続開催のためのネクストゴール100万円を達成し、総額1,054,000円のご支援をいただく結果となりました。
たくさんの方々から次回以降の継続的な開催をご期待いただき、とても嬉しく思います。
会期中、この地に息づくたくさんの思い出と出会いました。
思い出が集まっていく過程そのものが、『おもいでうろうろプロジェクト』にとってすごく大切なことでした。
「こういうものも、展示してくれるの?解釈間違ってないかしら」
「歴史的な展示物があるって友達に聞いてよ。見に来たんだ」
「これ!うちにもあるよ、今度持ってくるから隣に置いてよ」
人が人を呼び、モノがモノを呼び、顔も知らない誰かの思い出が忘れかけていたことを呼びさますような展示になりました。
予期せぬ出会いや数多の言葉が行き交い、また形なく揺れ動き溶け合い、ひとつの空間として現れていました。
葦の芸術原野祭は続きます。
2回、3回と続けていくことで生まれる表現や築くことができる関係性があります。
これからも何度でも可能性の扉を開きたい、声が行き交う場を作りたいと思っています。
知床斜里というこの土地・人々との関係性を築いてゆくこと、芸術という想像力の原野を育てていくこと、これらは切り離すことができない葦の芸術原野祭のテーマです。
【支援金の用途について】
皆さまからご支援頂いた資金1,054,000円のうち、約60万円をアーカイブブック制作にかかる編集費用や印刷費、配送料に使用させていただきます。
また、葦の芸術原野祭 第2回に向けたフィールドワークやリサーチ、また会場準備費等に約30万円を充当させていただきます。
(※クラウドファンディング実行手数料として126,480円をREADYFORに支払います。)
【リターンの発送について】
ご支援いただいた皆さまとお約束しているリターン制作に、現在メンバー全員で取り組んでいます。発送予定時期は1月となります。(なお、ジャガイモのリターンは11月中に発送予定です。)発送時にまた改めてご連絡をさせていただきます。今しばらくお待ちください。
【今後について】
あしげい第2回の開催に向けて動いていきます。
バストリオや松本一哉が再び斜里に訪れ、フィールドワークをしたり、知床メンバーと新しい企画を議論する予定です。
今回紡いだ声を大切に、また今回の展示でできたことやできなかったことを省みて、次なる挑戦とより広く開かれた可能性を目指して第2回に繋いでゆきます。
来年もお楽しみにお待ちください!