鉄道×スニーカーで高校生の"足"を考える "ASHI"プロジェクト

支援総額

1,264,000

目標金額 600,000円

支援者
57人
募集終了日
2021年9月15日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

【達成の御礼とネクストゴールについて】

 

7月28日よりスタートした本クラウドファンディングですが、21日目に目標金額である60万円を達成しました。御支援くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。

 

たくさんのご支援のおかげでプロジェクトは着々と推進できております。共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
 

スニーカーづくりはこれまで3回のワークショップを通じ、高校生たちのアイディアと感性が形になりつつあります。現在、宮城興業においてプロトタイプ(試作品)の制作中で、デザインした高校生たち自身もドキドキしながら次回ワークショップを楽しみにしています。


彼らの頑張った成果をより多くの方々にご覧いただけるように、また、ローカル鉄道と沿線の地元企業との連携をより広く発信できるように、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。
 

次の目標金額は100万円です。
 

ネクストゴールに向けていただいたご支援金については、プロモーション活動の充実(スニーカーの御披露目イベントの開催、カタログの増刷)のため大切に活用させていただきます。


*仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くの御支援をいただけましたら幸いです。
 

令和3年8月17日追記
フラワー長井線利用拡大協議会
会長 長井市長 内谷 重治

 

 

自己紹介

 

はじめまして、フラワー長井線利用拡大協議会です。

 

山形鉄道株式会社が運行するフワラー長井線は山形県南部の2市2町を走るローカル鉄道で、赤湯駅(南陽市)から荒砥駅(白鷹町)まで総延長30.5㎞を結んでいます。持続可能なまちづくりに向け、地域の賑わいを支えるローカル鉄道の役割は、今後ますます重要になっていきます。

 

鉄道沿線2市2町の自治体、関係団体、山形県などでつくる「フラワー長井線利用拡大協議会」が実施主体となり、フラワー長井線を運行する山形鉄道株式会社/鉄道沿線の革靴製造業 宮城興業株式会社と連携し、このプロジェクトを進めていきます。

 

 

 

「滑舌の悪さ」と「聞きまちがい」

 

さかのぼること4カ月前、長井駅近くのとある喫茶店。

向こう5年間の経営改善策に関し、重箱の隅をつつくような協議を終えた後、山形鉄道の専務と沿線自治体の担当者が今後の利用拡大策について話している。

 

 

南陽の担当

「コロナの収束は見通さんにぇ...んだげど 何が考えんなねべ...」

 I don’t know when things back to normal. However, we have to think...

 (コロナの収束はまだ見通せないけれど、それでも何か考えなければ...)

 

長井の担当

「やっぱよ、山形鉄道の新しい"グッズ"制作どが やってがんなねデネ?」

 Actually,we have to make NEW 'GOODS' of YamagataRailway!!

(山形鉄道の新しい“グッズ”制作とかをやっていかなれけばいけないんじゃない?)

 

山鉄の専務

「あ゛!? なに? "ズック"?...いぎなり "ズック" あんて ウヂで作らんにぇず」

 What? 'ZUKKU'? ...We can't make 'ZUKKU'.

 (え?なに?"ズック"?"...急に "ズック"なんて うちでは作れないよ)

 

長井の担当

「違う、"ズック" じゃねくて、"グッズ"!だず」

 NO! NOT 'ZUUKU', I said 'GOODS' ! 

 (違う、"ズック"じゃなくて、"グッズ"だよ!)

 

山鉄の専務

「あぁ、"グッズ" がぁ!"ズック"じゃねくてな...」

 Oh,"GOODS” !! I heard ”ZUKKU”...

 (あぁ、"グッズ"か!"ズック"じゃなくてね...)

 

南陽の担当

「いや待ッテケロ!"ズック"だって作られっぺ!宮内さ宮城興業(※)あんも!」

 Stop! Wait! It's possible!! MIYAGIKOGYO there is, in Miyauchi.

 (いや、待って!"ズック"だって作れるよ!宮内に宮城興業があるじゃないか!)

 

(※)ズック <オランダ語> deok

1  麻の繊維を太よりにし、平織りにした布。帆布・テント・かばん・靴などに用いられる。

2 (1)の布でつくった靴のこと。当地方においては「靴」全般のことを総称して「ズック」と呼ぶのが慣例で、一種の方言のようなものといえる。

[例] 内ズック(一般に言う「内履き」)、ズック袋(一般に言う「シューズケース」)

 

(※)宮城興業株式会社

山形県南陽市宮内で革靴を製造する鉄道沿線の老舗企業。抜群の履きやすさと耐久性・デザイン性を両立した革靴は全国にファンをもつ。

宮城興業株式会社 公式WEBサイト    

 

 

 

「高校生」と「スニーカー」

 

空っぽになった珈琲カップの上で繰り広げられる自由奔放な会話は、いつしか「高校生」と「スニーカー」というキーワードに行き着いた。

 

 

山形鉄道フラワー長井線の乗客はそのほとんどが沿線の高校生たち。彼ら・彼女らの通学の"足"として、長井線は走り続けてきた。そして、それは「高校生が山形鉄道を支えてきた」ことの裏返しでもある。

 

新型コロナウイルスの影響は、山形鉄道の経営にも深刻な影を落としていた。旅行商品は軒並みキャンセル、観光利用の乗客数は前年を大幅に割り込んだ。先の見通せない苦しい経営状況。

 

それでも長井線を利用し続け、山形鉄道を支えてくれていたのは、まぎれもなく高校生たちであった。

 

「自分が履きたいと思えるスニーカーを高校生がデザインしたら?」

「自分が考えたものが具現化するという体験はステキなこと!」

「高校生と地元企業と靴職人とが"鉄道"でつながるという企画に!」

 

“聞きまちがい”が、“思いつき”に。

“思いつき”は、“構想”に。

“構想”は“計画”に形を変え、今日に至っています。

 

 

 

鉄道×スニーカーで高校生の"足"を考える

 

フラワー長井線沿線の高校生がスニーカーのデザインに挑戦します。

 

令和3年7月より10月までの期間で4回程度のデザインワークショップを開催する予定です。参加するのは、鉄道沿線の高校(長井高校、長井工業高校、南陽高校、荒砥高校、置賜農業高校の5校が募集対象)に在学し、ワークショップ参加に応募した16名の高校生たち。

 

自分の住んでいるまちを見つめ直し、歴史や伝統、文化、風景、産業からインスピレーションを膨らませ、そこに高校生ならではの感性を組み合わせて「山形鉄道オリジナルスニーカー」の具現化を目指します。

 

◇ 第1回ワークショップ

日程:令和3年7月31日(土)

場所:長井市役所(長井駅直通)

内容:参加者顔合わせ、グループ編成、デザイン構想

 

◇ 第2回ワークショップ

日程:令和3年8月4日(水)

場所:宮城興業本社・蔵楽(宮内駅集合)

内容:製造工程の見学、革についてのレクチャー、デザイン考案

 

◇ 第3回ワークショップ

日程:令和3年8月12日(木)

場所:蔵楽(宮内駅集合)

内容:デザインまとめ・レビュー

 

◇ 第4回ワークショップ

 日程:令和3年10月上旬ごろ

 場所:白鷹町中央公民館(荒砥駅集合)

 内容:試作品(プロトタイプ)の確認、デザインの最終仕上げ、PR方法の検討

 

※ワークショップの日程・場所・内容は、変更となる場合があります。

 

【新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けて】

新型コロナウイルスの感染状況により、参加者が一堂に会する形でのワークショップ開催が難しいと判断される場合には、グループを再編成し学校ごとに分けて実施します。

 

 

 

高校生の感性と発想の具現化に向けて

 

スニーカーの制作を担うのは鉄道沿線の革靴製造の老舗企業 宮城興業株式会社。「革に勝る素材なし、熟練された技に勝る機械なし」を靴づくりの哲学として、1941年の創業以来、職人による最高の靴を追求し続けています。

 

フルオーダーをはじめとする極小ロットの生産方式を確立してきた同社であれば、究極どんなデザインだって実現してもらえるかもしれません。

 

 

しかし、協議会ではあえて次のようなことを依頼しています。

 

「できなくはない、でも実現はできない。たとえ、どんなに芸術的で素晴らしいデザインであっても、材料の調達や工程管理、生産コストの課題をクリアし、採算性を確保できるものでなければ、"ものづくり"として成立しない。そういう現実も含めて高校生に見せてほしい。」

 

真の意味で「ものづくりの現場」を高校生に体感してもらうのが大切だと考え、このプロジェクトでは次のような方針を掲げています。

 

*あくまでも一般販売を想定した製品開発として進めていくこと

*「高校生が履くこと」を想定した価格帯での製品化を目指すこと

*端材の有効利用を促進し生産コスト/販売価格の低減につなげること

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

果たして、どんなスニーカーができあがるのか。今の時点ではそれは誰にも分かりません。

 

もしかしたら、奇抜でカッコいいスニーカーができあがるかもしれません。チャーミングで愛くるしいデザインに仕上がるかもしれません。一方で、どれも履いてみたいと思えるようなものはない...そういう可能性もあります。

 

アイディアの原石は、高校生の頭の中に眠っています。学校、学年、住んでいる町を超え、彼らの感性がぶつかり合った瞬間に、何か新しいものが生まれるのだと信じ、期待しています。

 

 

プロジェクトの展望として、事務局では次のようなことを考えています。

 

◇ スニーカーの御披露目について

ワークショップ・試作品(プロトタイプ)の制作を経てデザインされたスニーカーは、令和3年10~11月ごろを目途に御披露目する予定です。

*プロジェクトレポートのひとつとして、一冊のカタログとしてまとめます。

*フラワー長井線の鉄道駅や沿線高校などでの展示を予定しています(期間未定)。

 

◇ スニーカーの一般販売について

スニーカーの御披露目とあわせ、一般販売(注文受付)を開始します。

数量限定の受注生産となる見込みですが、お好きなデザインをお選びいただき、サイズ合わせ(フィッティング)をしたうえで御注文いただきます。

 

*販売価格は未定ですが、2万円程度を想定しています。

*スニーカーのお届けは注文後2カ月ほどを想定しています。

*素材調達の関係上、スニーカーはいずれも数量限定となります。

 

 

◇ 高校生に履いてもらうための学割制度を

熟練の靴職人が手づくりした革製スニーカー。

販売価格は未定ですが、現在の想定では2万円程度と高校生が履くスニーカーとしてはやはり高額なものとなります。一方で「高校生自身が履きたいと思えるスニーカー」を目指すものでもあるため、「学割」のような、少しでも安く購入できるような制度創出を目指していきます。

 

 

クラウドファンディングへの挑戦について

 

フラワー長井線利用拡大協議会ではプロジェクトの事業費として30万円を予算化しました。共催の山形鉄道株式会社・宮城興業株式会社でも、それぞれ鉄道運賃や試作に係る材料費などで経費圧縮を図っていただいておりますが、プロトタイプの制作や完成したスニーカーを披露するカタログ製作が最小限のものとなってしまいます。

 

「予算がないから、ここまでしかできない」  のハードルをできるだけ低くして、可能な限り高校生たちのアイディアとチャレンジを具現化させてあげたい!との思いでクラウドファンディングに挑戦します。

 

何より「スニーカーができるのが楽しみ!」「自分も履いてみたい!」という期待が高校生たちのワークショップへの意欲にもつながると思っています。

 

皆様からいただいた御支援は、プロトタイプの制作(完成時にワークショップに参加した高校生ひとりひとりに進呈できるように...)とプロモーション活動の充実(カラー刷り/冊子タイプのカタログ制作と広報動画の制作)を図るための資金とさせていただきます。

 

皆様の御支援・御声援をお願い申し上げます。

 

 

 

クラウドファンディングの代理支援(代理納付)について

 

クラウドファンディングのご支援をいただく場合、本来はREADYFORでの会員登録やインターネットでの決済が必要となります。支援はしたいけれど操作方法が分からないという方からは、「代理支援」という形での支援も承っています。

 

山形鉄道株式会社に支援金を御持参(または口座振込)いただき、山形鉄道株式会社が納付手続きを代行して、御支援をクラウドファンディングに反映させる方法です。

 

◇ 代理支援の申込方法

フラワー長井線 長井駅の窓口に備付けの「代理支援申込書」を御記入いただき、支援金と合わせてお預かりいたします。口座振込の場合は、申込書に記載の指定口座までお振込みください。入金確認後、山形鉄道株式会社よりクラウドファンディングへの代理支援(代理納付)を行います。

 

※リターンの内容については、通常のクラウドファンディングと同様です。

※支援金の振込に係る手数料は、支援者様の御負担となります、御了承ください。

 

 


「プロジェクト終了要項」


製作物:革製スニーカー及びスニーカーカタログ(山形鉄道オリジナルデザイン)

製作完了予定日:2021年12月20日

製作個数:50足程度を想定

その他:高校生がデザインする'山形鉄道'オリジナルスニーカーを、沿線の地元企業が制作するチャレンジです。

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プロフィール

"ASHI"プロジェクトを実施するフラワー長井線利用拡大協議会です。 鉄道×スニーカーで高校生の'足'を考える今回のプロジェクトでは、フラワー長井線沿線の高校生が'山形鉄道オリジナルスニーカー'のデザインにチャレンジします。 スニーカーの製作を担うのは沿線で革靴を製造する老舗企業 宮城興業株式会社。 高校生の感性 と 熟練の職人技 とを鉄道でつなぎ、地元らしさをブランドにしたスニーカーの開発を目指します! 全国の皆様の期待が力になります。御支援をお願い申し上げます。

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リターン

2,000


サンクスレター&プロジェクトレポート

サンクスレター&プロジェクトレポート

〇サンクスレター、プロジェクトレポートをお送りさせていただきます。

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


プロジェクトオリジナルパスケース

プロジェクトオリジナルパスケース

〇サンクスレター、プロジェクトレポートをお送りさせていただきます。

〇プロジェクトオリジナルパスケース(革製)をお送りいたします。

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


alt

プロジェクトオリジナルスニーカー 御仕立券

〇サンクスレター、プロジェクトレポートをお送りさせていただきます。

〇プロジェクトで制作する「山形鉄道オリジナルスニーカー」の御仕立券をお送りいたします。

高校生がデザインしたスニーカーは令和3年10~11月を目途に御披露目の予定です。カタログを送付しますので、お好きなデザインをお選びいただき御注文ください。

※スニーカーは受注生産品となります。
※スニーカーのお届けは、注文受付後2か月程度の見込みです。
※フィッティング(サイズ合わせ)については、申込者に別途ご案内いたします。
※有効期限:令和4年3月31日まで(期限までに御注文いただくようお願いいたします)

支援者
19人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年12月

50,000


alt

プロジェクトレポートへのお名前の掲載

〇プロジェクトレポート(活動報告書、スニーカーのカタログ等)にお名前を掲載させていただきます。

※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

〇サンクスレター、プロジェクトレポートをお送りさせていただきます。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


フラワー長井線 貸切列車&プロジェクトレポートへのお名前の掲載

フラワー長井線 貸切列車&プロジェクトレポートへのお名前の掲載

〇フラワー長井線の貸切列車(1回分)をプレゼントします。
(有効期限:令和4年3月31日まで御乗車ください)

〇プロジェクトレポート(活動報告書、スニーカーのカタログ等)にお名前を掲載させていただきます。

※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

〇サンクスレター、プロジェクトレポートをお送りさせていただきます。

支援者
2人
在庫数
3
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

"ASHI"プロジェクトを実施するフラワー長井線利用拡大協議会です。 鉄道×スニーカーで高校生の'足'を考える今回のプロジェクトでは、フラワー長井線沿線の高校生が'山形鉄道オリジナルスニーカー'のデザインにチャレンジします。 スニーカーの製作を担うのは沿線で革靴を製造する老舗企業 宮城興業株式会社。 高校生の感性 と 熟練の職人技 とを鉄道でつなぎ、地元らしさをブランドにしたスニーカーの開発を目指します! 全国の皆様の期待が力になります。御支援をお願い申し上げます。

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