報告:寿ゞ家本館増築部分の解体作業終了しました!
御支援者の皆様
この度は、
「足助の町並み・大正の旧料亭が新たな暮らしづくりの場として蘇る」にご支援賜り、大変ありがとうございました。
皆様のご支援のおかげで、寿ゞ家再生プロジェクトは大きな一歩を踏み出し、
新たな活用を図るために懸案だった水道とトイレの整備へと進むことができました。
クラウドファンディングの成立から着々と準備を進め、
4月23日に安全祈願を行い、
同月25日に着工した寿ゞ家本館の改修工事は、
6月9日に本館の増築部分の解体作業の終了を確認し、
今回ご支援いただいた内容を無事完了することができました。
皆様には御支援及び御応援いただきまして、ありがとうございました。
改めて厚く御礼申し上げます。
増築部分(北側トイレ棟)解体後の本館遠景
増築部分(東側地階・1階)解体後の本館と地蔵小路の様子
(比較参考)寿ゞ家再生プロジェクト着手以前の寿ゞ家の様子
増築部分(南側:厨房の一部・浴室等)解体後の地階の様子
構造を補強するために次の工程の準備(既存建物の持ち上げ)も進められ、
建物上部を支えるための枠組みが多く組まれています(画像内の白い木の部分)。
(比較参考)寿ゞ家再生プロジェクト着手前の本館地階厨房の様子
解体作業に伴う騒音や埃の発生などにもかかわらず、
快くご協力いただいたご近所にお住まいの方々や、
人力でしか搬入搬出ができない現場で頑張ってくれた施工業者さんなど、
関係者の皆様にもこの場を借りて感謝申し上げます。
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、
サイトへの手数料や返礼品の経費を除いた全額を、
寿ゞ家本館改修工事費の第1回支払い額450万円の支払いに使わせていただきました。
(寿ゞ家本館改修工事費の全体額は約2,100万円です。)
450万円の振替払い書
工事費用の請求書
お約束のリターンについては、
寿ゞ家ゆかりの品やオリジナルデザインの製品等は、
既に発送を完了しました。
今後開催予定の寿ゞ家でのワークショップや花火鑑賞会、
足助の町並み案内等の返礼品をご希望の方については、
それぞれ参加券の発送をしましたので、開催決定時にまたお知らせいたします。
返礼品についての御意見や御質問等がありましたら、
地域人文化学研究所のアドレス宛メールでお問い合わせください。
また、オリジナルデザインの製品等の使い勝手などもお知らせくだされば幸いです。
今回御支援いただいた増築部分の解体作業は完了しましたが、
本館改修工事全体は、令和2年2月末の竣工を予定しています。
今後は、腐朽材の取り換えや構造補強工事、
念願の水道とトイレの整備、
外観の修理・修景工事が同時並行的に進む予定です。
これら今後の整備については、
地域人文化学研究所のホームページで進捗状況等を随時ご報告等しますので、
是非ご覧いただきたいと存じます。
⇒ 地域人文化学研究所ホームページ「チカクのトビラ」
工事竣工の際には、御披露目会なども企画したいと考えていますが、
そのお知らせ等もホームページで行いたいと存じます。
今回のプロジェクトは大きな一歩ではありますが、
地階や1階の供用部分の内装や設備の整備は今回の工事に含まれず、
屋根の改修や塀の再築は今後の課題となっています。
また、足助の町並み全体を見渡せば、
寿ゞ家と同様の建物も多く残されていますので、
新たな機能を付加して再生する取り組みの継続が必要です。
歴史と文化が積み重なった足助の町並みを未来へ住み継ぐために、
今後とも、寿ゞ家再生プロジェクトに対する御理解と御協力を賜りますよう、
なにとぞよろしくお願いいたします。