仕事と生きがい、どちらも捨てない生き方を考える活動を広めたい

このプロジェクトをより知ってもらうために色んなことをここで共有してきたいと思います。

今回はこのプロジェクトが生まれた「社会を変えるチーム創造」セッションでの経過とその間のチームの様子についてお話ししたいと思います。

私がこのプロジェクトを知ったきっかけはcococi　Coworking spaceにて講座を取材にきたサイボウズさんと市川さんの対話からでした。
そんなセッションがあるのね、と思ってその場で検索をしてざざっと概要を読んですぐに申し込みました。

ワクワクしながら第一回の開催を待っていたらまさかの台風直撃で翌月末に延期。期待も高まりつつ始めて京橋にあるイトーキさんのSYNQAへ向かいました。
サイボウズ ベストチーム実行委員会の企画、イトーキの会員制のスペースでの開催そしてポラリスの始めてのフューチャーセッションでファシリテーターをしていただいたフューチャーセッションズの野村さんがメインファシリテーターというのも楽しみでした。これでおもしろくないのがおかしいとおもうくらいの面子です。

第1回のセッションレポート：http://team-work.jp/feature/2432.html

でも面白いという動機だけで行ったら実際プロジェクトを始めなくては行けないということに参加してから気づきました。他の方に聞いたら、同じように企業内でのチームづくりについてアイデアをもらおうと思ったなど、結構理解せずに参加している人が多いように感じました。

まぁ、でもおもしろいし次回以降も来てみたいから何かプロジェクトに参加しようということで興味のあるテーマアップされた中から「マルチワーク」というテーマに参加しました。第１回でアイデア発想→テーマアップ→チームメンバー決定→各プロジェクトの狙いまでを形作りました。第１回に限らず毎回5時間に渡るワークショップは内容が密で、終わりには喉が渇くし肌はかさかさ、帰る電車では目が落ち窪み大変なパワーを使うセッションでした。

第２回のセッションレポート：http://team-work.jp/feature/2598.html

チームを作ってからは各セッションの度に宿題があり（例えばFBで100いいね獲得、次のセッションまでにワークショップを行うなど）、セッションに参加するだけではすまない状態でした。仕事の合間を縫ってSYNQAに集まり、土曜日くらいしかみんな都合が付かず、時には大雪の時にも集まりました。足を運べないメンバーはオンラインでつないでなるべく全員で対話する時間を多く持つように気を使いました。

第３回セッションレポート：http://team-work.jp/feature/2737.html

チームづくりをする中で当初から出ていたキーワードがあります　−「アレもコレもジブン」

それぞれのメンバーが違う立場で違う状況で働いているにも関わらず、自分の弱いところを出すことで誰かが助けてくれるということをみんな実感していました。パズルのピースをあわせるように自分の凸凹を理解していれば誰かの凸凹とあわせることができる。一人でやるよりチームでやったほうが何倍もの速度で何倍もいいものができあがる。それを最初の対話で引き出せたことでプロジェクトの中身は右往左往してもチームづくりはどこか安心して進めることができました。

最後のセッションでは今後のプロジェクトの行き先を決めたとも言えるイトーキの社長 松井社長とサイボウズの青野社長がゲストとしてやってきました。松井社長から出た「覚悟」という言葉の重みを心の底に刻み付けた日となり、「おもしろそうだな」で参加したプロジェクトが「やらねばならぬ」に徐々に変化していくスイッチをしっかりと押されたタイミングでした。
あの日のことはきっといつまでも忘れられない出来事だと思っています。

第４回のセッションレポート：http://team-work.jp/feature/2868.html

今日はこんなところで。
次回は実際行ったワークショップでどんなことを行ったかというのをお話ししたいと思います。