プロジェクト概要

 

 

誰もが夢や選択肢を持って、自分の未来を決められる世界を目指して

 

みなさん、はじめまして。中央大学4年の大西美波と申します。私は、これまで国際NGOの学生団体を通じて、インドやタイでの住居建築ボランティアや、特定非営利法人LOOB JAPANで、フィリピンのイロイロ市で就学児童に対する給食および栄養教育活動などをしてきました。

 

フィリピンでこの活動をする中で、アティ族という先住民族に出会い、ラニットという都市部から離れた地で生活する24の家族を知りました。彼らはイロイロ市の最低賃金の半分以下の収入で、多くは土地を持たず、不法占拠者または路上で暮らしてきた経験があり、これまで食糧や家屋などの一時的な支援が行われてきました。しかし、アティ族がこれからの生活水準を向上させていくためは、今後は手に職をつけていかなければいけないと思いました。

 

そこで「生計向上プロジェクト」として、アティ族伝統の手工芸品を多くの女性がつくれるようになり、ブランドとしてしっかりとした価格で販売できる仕組みを作りたいと考え、活動を始めました。2017年10月から2018年2月までフィリピンに滞在していた時に、11人の女性に最初の技術指導をすることができました。

 

しかし、今後この活動を続けていくためには、品質向上のための追加指導、商品開発、販路をつくることなどまだまだ取り組まなければいけないことも多く、活動に関わる費用が不足しています。このプロジェクトが、ラニットの女性たちがそれぞれ持つ夢や挑戦の第一歩になることを目指しています。ご支援なにとぞよろしくお願いします!

 

いろいろな国で本当に必要な支援を学んできました。

 

 

見て見ぬ振りをしていた現実恵まれていると実感した自分がやりたいと思ったこと。

 

私が、国際協力の分野に関心を持った最初のきっかけは、友人の話を聞いて何気なく興味を持ち参加したインドでのボランティアでした。そこでは住居建築のボランティアを行いましたが、その内容以上に、物乞いの人やストリートチルドレンに出会ったことが衝撃でした。

 

私が出会ったストリートチルドレンの子ども達は、私たちのところへ走り寄ってきて、自分で書いた絵を買ってとお願いしてきました。

 

 

「お金がないとご飯が食べられないし、学校にも行けないから。」と。

 

 

彼らは裸足で、ところどころやぶれた服を着ていました。その時の私は正直にどうすればいいか分からず、動けませんでした。同時に、物乞いの人やストリートチルドレンの存在を出会う前から知っていたのに、これまで何も行動してこなかった自分を情けなく感じました。私は彼らを実際に目の前にするまで自分事として捉えてなかったのだと思います。

 

どこの国のどんな環境に生まれたとしても、人間はみんな同じ人間で、そこに国境なんて関係ないという、そんな当たり前のことを私は本当の意味では分かっていませんでした。

 

何も返す言葉がでなかった経験

 

 

その後、フィリピンで教育支援活動をしていた間に、ショッピングモールの前で物乞いをするアティ族の子どもの姿を目にしました。

 

彼らの姿を見たとき、今度こそ見て見ぬ振りしたくない。ストリートチルドレンという存在が生まれるこの社会を自分の力で変えたいと強く思いました。また、より多くの人に彼らのことを知ってほしいと感じました。

 

一人でも多くの子どもたちの笑顔を

 

 

自分にもできることはある。後悔しないためにも。

 

先住民族のアティ族は、フィリピン国内で独自の文化を持ち、地域を移動しながら生活してきました。しかし、肌の色が違うために差別され、仕事に就くのが難しい状況が続いていたり、フィリピンのリゾート地の開発に伴って土地を追い出されたこともあります。

 

私が出会ったラニットという地域に住んでいるアティ族のコミュニティは、パスター(牧師という意味)という方が中心となって集まってできていました。彼は、イロイロ市の都市部で路上生活をするアティ族の子どもを見かけ、さらにそれが自分の親族だったことに強いショックを受け、こうして立ち上がったのだと目に涙を浮かべながら私たちに話してくれました。

 

アティ族の女性は昔から手工芸品を作っており、多くの女性は現在もそれを売って、お金を稼いでいます。しかしラニットは都心部から離れているために交通費が必要で、さらに手工芸品はつくるのに時間がかかる割に、フィリピン国内では安く売られており、あまり手元にお金が残りません。このプロジェクトを通じて持続的かつ安定的に収入を得られるようにしていきたいと考えています。

 

今回は、このコミュニティと一緒に生計向上プロジェクトを立ち上げます!このプロジェクトは、アティ族伝統の「ニト」という素材を使った手作りの製品をブランディングし、国内だけではなく、まず私ができることとして日本へも販売していける仕組みを作るプロジェクトです。

 

いろいろなニト製品

 

 

そのために必要なことは3つあると考えています。

 

①品質の向上

1つ目は品質の向上です。すでに製品の作成方法を学ぶ初回の技術指導を終えましたが、現在、理想の価格に見合ったしっかりとした製品を作れる人はわずかです。そのため、他の人は作りながら覚えるというかたちで、まずはしっかりとしたトレーニングを行い、製品の質を上げるトレーニングを行う必要があります。

 

②製品開発

2つ目は、製品開発です。今作られている商品だけではなく「ニト」という素材を生かしながら、日本人はじめ多くの方に受け入れられる新しい商品を生み出していきたいと考えています。現在、メガネケース・クラッチバックの開発を進めています。

 

③販売ルートの確保

3つ目は、販売ルートの確保です。作った製品の販売は、私が生活していた特定非営利法人LOOB JAPANのシェアハウスおよび、アティ族のコミュニティであるラニットにある教会でのゲストに向けた販売が決まっています。今後は、まず日本国内で販売する方法として、国際イベントでの出展やオンラインショップの開設を進めたいと考えています。

 

これらを通じて、フィリピン国内、そして日本の方にも手に取ってもらえるような仕組みを作っていきたいと考えています。今回は、その最初の段階となる、品質向上につながる技術指導を終える予定です。土台となる仕組みを作った後は、彼女たちが自分たちの力で一層盛り上げていくことを目標としています。

 

自分たちの文化に付加価値を。

 

 

誰もが夢に向かって挑戦できる世界へ

 

私はトレーニングの合間を縫って、集まってくれた女性ひとりひとりに参加したきっかけや夢を教えてもらいました。

 

「自分の子どもが不自由なく学校に通うこと」

「自分で新しいビジネスを始めること」

「学校に戻って勉強すること」

 

など、みんな素敵な夢を持っていました。このプロジェクトがそんな彼女たちの夢をかなえる第一歩になることを期待しています。そして私にとっても、これまでさまざまなボランティアを経験した上で、必ず実現したいと考え、全力で取り組んできたプロジェクトです。この活動を通じて、未だ大きな格差が残っているという社会課題を今後さらに解決していきたいと思っており、そのために自分自身も成長したいと考えています。

 

ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

 

環境を改善する第一歩を!!

 

<資金使途>

現地教育費用 60,000円

販売広告費用 80,000円

日本人スタッフ運営費 150,000円

クラウドファンディング手数料 84,456円

その他諸経費(リターン・製品運搬費など) 80,000円

 


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