【プロジェクト結果報告】徳島に200頭のサクラ猫が。
プロジェクト達成から一年・・
応援してくださった皆さまに、
まず あらためて心より御礼申し上げます。
2019年5月に立ち上げました「阿波の猫たちを救おう!」という、徳島の不幸な猫たちを減らすことを目的としたプロジェクトは、公開からわずか18日で目標金額の100万円を達成しました!そこからさらに約20日間 ネクストゴールに挑戦し、その結果、総数134名のご支援者さまより、当初の目標金額を大きく上回る175万2千円のご支援を集めることができました!!
とにかく、「猫たちを1頭でも多く救いたい!」という思いから無我夢中で始めたプロジェクト。「本当に100万円も集めることが出来るのだろうか・・」という不安の中、スタート初日から次々と届いた あたたかいメッセージと応援に、田舎の小さな団体の私たちが どれほど励まされたかは、言葉では言い尽くせません。
沢山の方々の「徳島の猫たちを助けたい」という想いを受け、ボランティアメンバー一同 感謝で胸がいっぱいになったのを思い出します。
皆さまのおかげで、この1年間 TNRとレスキュー&譲渡活動に専念することができ、たくさんの猫たちを「過酷な環境下で暮らし続ける」という連鎖から救うことができました。
徳島県に地域猫という存在を広め根付かせるには まだこれから かなりの時間を要するだろうと感じます。しかし、今回のプロジェクトにより、「不幸な猫が生まれ続ける連鎖を断ち、小さな命を大切にしていく地域づくり」へ向けての第一歩を踏み出せたのではないかと思います。
徳島の猫たちに心をお寄せいただいたこと、
この場を借りて支援者の皆さまに深くお礼を申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【実績・収支報告】
「飼い主のいない猫」
約250頭が、
サクラ猫になりました。
●2019年5月〜2020年5月現在●
総手術頭数
253頭
☆ご支援金により手術できた頭数 60頭
(TNRと同時に治療が必要となった子の医療費にもご支援金を使わせていただきました)
ご支援金のおかげで沢山の猫たちを病院に連れていくことができました。ありがとうございます!
保護総数
158頭
①医療費総額 約300万円
②フード代・衛生用品を含む飼育消耗品 約50万円
(物資現物支援分は含まず)
③保護施設維持費 26万円
☆①②にもご支援金を一部 使わせて頂きました。
団体の活動実績
(2019年1月〜2020年5月)
■TNR活動実績【すべて徳島県内】
・2頭〜10頭未満の小さな現場 8ヶ所
・10頭〜20頭未満の小〜中規模現場 3ヶ所
・20頭以上の大規模現場 1ヶ所
☆具体的な地域名は、
いたずら防止のため公表を控えさせていただきます。
■虐待や多頭崩壊家庭からのレスキュー
保護頭数 47頭
(保護総数の中に含まれてます)
【活動記録】
TNRした子たちの記録の一部です。
術後や患部の画像が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
↓↓↓↓↓
【リターンの発送について】
2019年11月の時点で、ご支援者さま全員へのリターン品の発送が完了しております。
(辞退者さまを除く)
万が一、不着の方がおられましたら対応させていただきますので、お手数ですがお知らせいただけると幸いです。
【さらに活動を続けていくために・・・】
あわねこ保育園のこれから。
「阿波の猫たちを救おう!」 プロジェクトの達成により、「あわねこ保育園」の活動はこの1年で大きく進みました。地域猫として頑張って生きている子、里親さんの元で家族として大切にしてもらっている子・・かたちは違えど、今も 1つ1つの命が存在してくれていることに感謝します。
2019年の後半から少しずつボランティアメンバーも集まりはじめ、協力病院も増え、猫たちのためにしてあげられることの幅も広がりました。
しかし、徳島の抱える闇は深く、「捨て猫」「虐待」「無計画な自家繁殖」「多頭崩壊」・・、そう簡単に不幸な命は減りません。私たちが関わることができた命は、ほんの一握りであることも、活動を通じて痛感しています。
まだまだ、終わりの見えない活動ではありますが、続けていかねばなりません。今後も、「TNR」「啓蒙」「レスキュー」「譲渡」の4つの活動を軸として、徳島の猫たちの為に頑張ってまいりますので、何卒 応援をよろしくお願いいたします。
皆さまの存在があることが、何より心強く、
「救いたい気持ちに限界はないのだ!」と思えます。
どうかどうか これからも、
あわねこ保育園の活動と猫たちを見守ってください。
あわねこ保育園
園長 井上 智美
活動を報告しています!
見に来てください♪
保護した園児たちの里親募集