1つぶの種から緑の山へ、山林種苗農家を継続したい。
支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 6人
- 募集終了日
- 2020年8月14日
台湾花蓮地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 48,267,000円
- 寄付者
- 4,968人
- 残り
- 66日
海が見える山奥の集落で、自然の余力で営む余暇のための宿を作りたい!
#地域文化
- 現在
- 1,535,000円
- 支援者
- 82人
- 残り
- 11日
今後の日本の生産者、消費者を救う自然栽培「半夏生米」にご支援を!
#地域文化
- 総計
- 23人
富山県にいかわ地区に安心の学び舎を!フリースクール運営資金に
#地域文化
- 現在
- 265,000円
- 支援者
- 25人
- 残り
- 46日
【最終期】#ここから始まる新たな一手|新 将棋会館建設プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 78,715,000円
- 支援者
- 1,213人
- 残り
- 66日
「のとじま水族館」の生き物を守る共同支援活動継続のために!
#地域文化
- 現在
- 25,245,000円
- 支援者
- 2,392人
- 残り
- 10日
100年後の森の姿をアニメーションで描き、多くの人に伝えたい
#子ども・教育
- 現在
- 5,868,000円
- 支援者
- 334人
- 残り
- 1日
プロジェクト本文
▼自己紹介
私の夫は長野県大町市で3代続く山林種苗農家の長男です。大町市は北アルプスのふもとにあり、冷涼で澄んだ空気と体に染み渡る美味しい水に恵まれています、温泉はもちろんのこと、表情の異なる3つの湖を擁していて、キャンプやウォータースポーツ、釣りや写真、風景画を描くなど豊かな時間を過ごしたり、里山の緑の香りに包まれてサイクリングやトレッキングを楽しむ人の姿が見られます。
夫は、高等学校卒業後サラリーマン生活を経たのち33歳で家業を継ぎました。山林種苗農家とは木の種をまき、山へ植樹できる大きさになるまで木の苗を育てる農家です。わが家では、山桜やカラマツなどの苗をはじめとした山林種苗のほか、庭木の生産・販売をしています。かつては近隣に何軒か同業農家がありましたが、木材の需要減少や後継者難などで今や地域では我が家が最後の1軒になりました。
それでも夫がこの仕事を続けているのは、「日本に山があるから、日本の深く豊かな山の森を後世に残したいから」です。そして「元気な木を育てる経験知を絶やしてはいけない」という使命感です。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
この度の新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、植樹イベントなど緑化にかかわる多くのイベントも中止になりました。
植樹できるまでに育ててきた苗たちは突然行き場をなくしてしまいました。母なる山に抱かれる日を迎えられないどころか、植樹が延期になって、成長が進むと規格外として処分されてしまう運命にあるものもあります。
山の木の幼苗育ては、やさしいものではありません。幼いが故のはかなさもあります。気象条件や木の表情を見ながら育てていくためには根気と情熱、そして多くの人手と技術が必要です。めでたく植樹を迎える苗たち1本1本には幸せな未来を願わずにはいられません。
そのような中、今年のイベント中止による減益で人件費他必要経費が賄えなくなり、山林種苗農家の継続が困難になってしまいました。どうか私たちに家業を継続させてください、そして周辺にはどなたでも苗木育ての現場や、多くの樹木に触れられるようなルートを整備する予定です、このプロジェクトへ皆様のご支援をいただきたいと願います。
▼プロジェクトの内容
青々と茂る森の木も始まりは一粒の種からです。森の木は森の時間軸で一生を送ります。人間の子は約10か月で誕生しますが、森の木たちの一生はその多くが土の中で眠る数年間から始まります。そして数十年かけて大木へと成長する木も、幼いうちはゆっくりゆっくり成長します。
種苗農家の仕事は木の発芽を促す技術から始まります。発芽すると、夏の暑さや害虫、信州の厳しい冬の寒さが待っています。幾多の試練を乗り越えながら次第に強さをたたえて成長していく苗たちのドラマを動画や写真で解説し森の命や緑化への関心を深めていただきたい。そして育苗の現場を歩きながら里山の澄んだ空気と水を体験できるルートを整備したいと考えています。
今回のプロジェクトでは、子供から大人までどなたでも、訪れて育苗の現場を見たり、木の種類を知ることができるように数か所に案内板を表示し、周囲には濃いピンクの花が見事な大山桜を植樹して休憩所や遊歩道を整備します。
・プロジェクトの終了要項
オープン完了予定日
2021年7月1日
建築・改修場所
長野県大町市常盤912
建築・改修後の用途
どなたでも訪れて、苗木育成の現場や多種の木を見ながら散策することができるルートとして使用
その他
着手予定日:2020年12月15日
新型コロナウイルスの影響や自然災害により、プロジェクトの着手及び完了に遅延が生じる場合があります。その際は支援者様へプロジェクトの変更等のご連絡をさせていただく所存です、ご了承下さい。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
信州大町の里山は木や植物や動物の宝庫でもあります。冬の寒さが厳しい気象条件の中でも、生き物たちは連綿と命をつないできました。山に登れば、カモシカやライチョウなど気高いたたずまいの生き物たちに出会えるかもしれません。厳しい寒さ、澄んだ空気、冷たい湧き水はこの地で育つ苗木たちを質実剛健に育てます。夫はこの素晴らしい土地に生を受け、農業ができることに喜びを感じているといいます。
将来は土地への感謝と恩返しの気持ちを込めて、「信州の山郷で生きる」をテーマにした、エリアづくりをしたいと考えています。つまり山郷の自然とともに農業や林業を通して生きている人々の姿を見たり体験することができる場所です。
現在私の家の周囲には、山の小道にチップが敷かれ、湧き水があります。リンゴ畑やそば畑や水田があります。そして苗木の畑もあります。そこでは、海外から来られた方や、学校に通うことが困難な子やハンディキャップを抱えた方々も参加して働いています。できることをできる範囲でボーダレスに行う柔軟さが農業や林業にはあることを教えてもらいました。今はそれぞれの場所が点在しているのですが、それらを関連させて、だれでも自由に散策してくつろげる場所にすることや山郷で生きる人々のありのままの姿に触れ持続可能な農林業について学び、研修できるエリアへと整備することが願いです。
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プロフィール
1965年長野県に生まれる。 幼少の頃から森は大好きな遊び場で、虫取りや綺麗な葉や石集めなどして過ごした。 強い風の吹く日の高原が特に好き。 東京で仕事をしていた時に、山林種苗家の夫と出会い結婚。 山の木を育てる仕事の繊細さに驚き、日本の山の森を守るために、種から木を育てている農家が縁の下の力持ちの存在になっていることを知る。 「苗木づくりは緑化の始めの第一歩」として環境保全を訴えていきたい。
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リターン
3,000円
温かなご支援に感謝します
サンクスレター
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
育苗(いくびょう)の愛セット
サンクスレター
やまと種苗園の育苗だより「苗の秋・信州の秋」(紙媒体)
もち2種類
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
30,000円
育苗(いくびょう)の愛スペシャルセット
サンクスレター
やまと種苗園の育苗だより(紙媒体)を郵送します。第1号の「苗の秋・信州の秋」は同封されます。第2号「苗の春・信州の春」は来年5月に、第3号「苗の夏・信州の夏」は来年8月に送付予定です。
リンゴ3キログラム
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月
50,000円
育苗(いくびょう)の愛特別限定セット
サンクスレター
大町葛温泉源泉「温宿かじか」1泊1名様宿泊代ご招待券
*ご確認ください:①ご宿泊は2名様以上にて承っております。②ご招待券には1泊2食付き消費税込み料金が含まれます。入湯税(¥150)は現地にてお支払いください。③ご宿泊は直接お電話にて1週間前までにご予約をお願いします。④ご招待券の有効期間は令和2年12月1日から令和3年6月末日までです。
やまと種苗園の育苗だより(紙媒体)を郵送します。第1号の「苗の秋・信州の秋」は同封されます。第2号「苗の春・信州の春」は来年5月に、第3号「苗の夏・信州の夏」は来年8月に送付予定です。
「温宿かじかURL」 https://onjuku-kajika.com
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2020年11月
プロフィール
1965年長野県に生まれる。 幼少の頃から森は大好きな遊び場で、虫取りや綺麗な葉や石集めなどして過ごした。 強い風の吹く日の高原が特に好き。 東京で仕事をしていた時に、山林種苗家の夫と出会い結婚。 山の木を育てる仕事の繊細さに驚き、日本の山の森を守るために、種から木を育てている農家が縁の下の力持ちの存在になっていることを知る。 「苗木づくりは緑化の始めの第一歩」として環境保全を訴えていきたい。