小さな積み重ねが社会を変えることにつながる

私はブリッジフォースマイルの「親を頼れないすべての子どもが笑顔で暮らせる社会へ」というヴィジョンに共感して入職しました。

私の周りにも児童養護施設出身ではなくても親を頼れない友達がいます。

社会的養護の枠組みにとどまらず、広く親を頼れない子どもを想定している点がとても良いなと思いました。

初めて巣立ちセミナーに参加したとき、同じ班の高校生となかなか会話が弾まず、気を遣わせていることに申し訳なさを感じました。

その日のセミナーは「一人暮らし」がテーマでしたが、回の後半で私が一人暮らしのエピソードを話したときにたまたまその高校生と共通点が見つかり、それがきっかけで打ち解けることができ嬉しかったです。

大人としての責任は持ちつつも、「何かしてあげよう！」と構えすぎるのではなく、自然に関わることの大切さを感じました。

親を頼れない中でこの社会で生きていくのは本当に大変です。

なので、この問題を当事者の方だけに背負わせるべきではないと私は強く感じています。

変わるべきは子ども・若者ではなくてこの社会の方ではないでしょうか。

このページをご覧いただいているみなさんにもできることは色々あります。

寄付やボランティアといった直接的な行動はもちろんですが、例えば職場や学校などで親を頼れない人がいると想像してみること、何気ない世間話の家族や実家の話で辛い思いをする人がいるのかもしれないと考えてみることなども、とても大事なことだと思います！

この問題について少し時間をとって考えてみること、行動してみることなど小さな積み重ねが社会を変えることに繋がると思います。

よんじ　

前職はNPOで子どもの貧困・教育格差解消事業に携わる。2023年11月にブリッジフォースマイルに入職。人材開発チームに所属。