文化財でのバレエとクラシック音楽融合の仮面舞踏会公演プロジェクト！

▼自己紹介

はじめまして！舞台プロデュース団体ArTRANDOM代表の前田哲央と申します。

私は、フランスのパリで生まれ、11年間を過ごしました。芸術公演プロデュースArTRANDOMを立ち上げ、現在関西を拠点にバレエ公演やクラシックコンサート等の芸術公演を企画・運営しております。

2015年ArTRANDOMとしての活動を開始し、2015年10月京都の美術館においてフランス大使館・フランス領事館・アンスティテュ・フランセパリ本部との共催展覧会マニュエラ・ポール＝キャバリエ展を企画し、フランス首相Manuel Valls氏の視察コースとなり、新聞各紙で話題になりました。

 

2019年4月、イタリア人ピアニストAlberto Pizzo ピアノリサイタル主催、2019年7月イタリア人ナンバーワンピアニストGiovanni　Alleviピアノソロコンサート大阪公演主催、2019年12月　世界的コロラトゥーラ田中彩子×カウンターテナー藤木大地コラボコンサート主催しました。

またコロナ禍の直近の公演として、バレンタインデーにちなんだ『愛』と『美』をテーマした芸術家達による饗宴『Musée Création（ミュゼ・クレアシオン）』、『ピアソラ生誕100周年記念　バレエと音楽コラボコンサート　～Passion〜With Astor Piazzolla』等、芸術分野横断型の芸術公演を手掛けてきました。

長く暮らしてきたヨーロッパのように、多くの芸術家が共存し、刺激しあい、新たな芸術を生み出す好循環を形成したい。

そして芸術に触れることにより、人々の気持ちが豊かになれることを祈り、『芸術で世界を豊かに』をテーマに日々活動を続けております。

 

　　　

 

 

 

公式Website　　https://artrandom.info/

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

２０２０年より、世界中で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、コンサートや舞台公演等の文化芸術事業が中止・延期を余儀なくされており、文化芸術関係者の活動に大変な影響が及んでいる状況が続きました。

このような情勢の中、これまでに様々な芸術家との公演企画に取り組んで来た立場から、ポジティブな芸術企画の仕組みを構築しなければならないと考えるに至りました。

舞台における発表・制作等の機会が極端に少なくなっている芸術関係者の中でも、特に若手の芸術家による活動を応援することを目的に、芸術家達が共通テーマを基にコラボレーションで表現する舞台を創出しなければならないと考えるに至ったのです。

世界で活躍する一流の芸術家と日本で活躍する若手芸術家が舞台上でのコラボレーションを通して交流を深める場を作りたいと強く考えるようになりました。

また、日本で表現された芸術公演を有効に世界に向けて発信する方法として、国の重要文化財等を有効に利用した芸術公演の創出を目指したいとの思いが募りました。

そうした思いから、分野横断型の芸術国際交流を実現する目的で、当公演事業を立ち上げることになりました。

 

▼プロジェクトの内容

今年8月19日（金）に大阪市中央公会堂中集会室にて『バレエとクラシック音楽による仮面舞踏会Bal masqué （バル・マスケ）』と題した公演を開催します。

当クラウドファンディングは、世界で活躍する若手芸術家の応援と新しい舞台表現の創出を目指した公演の制作費を募るとともに、従来のホール等でのバレエ公演とは一味違う国指定重要文化財を舞台として有効活用した新たな舞台芸術の楽しみ方を皆様にご提供したいと考えております。

『ヨーロッパの宮殿での仮面舞踏会』をイメージし、クラシック音楽とバレエで表現する豪華な舞台です。

プログラムは、フランスの作曲家を中心に、宮廷での仮面舞踏会を連想させる様々な時代の巨匠たちの作品をテーマに現世の夢の一夜を演出します。

舞台と客席の距離に近く、世界で活躍する素晴らしいバレエダンサーの息遣いさえも感じられる貴重な機会です。

国の指定重要文化財を舞台に、その場が持つ歴史や物語を紐解き、世界的な芸術家達と日本を拠点に活躍する芸術家との連携で芸術的に表現する上質な芸術エンターテインメントとして上演します。

今回の試みに、世界の舞台で活躍してきた素晴らしいバレエダンサーと音楽家の皆様にご賛同をいただき、開催が決定しました。

出演いただく世界的ダンサーたちが『ヨーロッパの宮殿での仮面舞踏会』をテーマにイメージした新たな振付の作品を、私たちに披露してくださいます。

ヨーロッパでの経験豊富なメンバーを中心に構成されたTRIO J.A.H.によるヨーロッパの色彩豊かな演奏が、舞台を彩ります。

巨匠指揮者であるダニエル・バレンボイムに注目され、ベルリン国立歌劇場にて主席指揮アシスタントを務め、現在スイスのヌーシャテル交響楽団フランスのペイ・バスク交響楽団の芸術・音楽監督を務めるVICTORIEN　VANOOSTEN（ヴィクトリアン・ヴァノステン）を特別ゲストとして初招聘し、バレエダンサー菅野茉里奈さんとコラボレーションパフォーマンスを演奏いただく予定です。

これまでに類を見ない、総合芸術公演『バレエとクラシック音楽による仮面舞踏会Bal masqué（バル・マスケ）』の応援をよろしくお願いします！

 

バレエとクラシック音楽による仮面舞踏会Bal masqué （バル・マスケ）

日時：2022年 8月19日 (金)

１７時４５分開場 １８時３０分開演

会場：大阪市中央公会堂中集会室

〒530-0005　大阪市北区中之島1丁目1番27号

TEL: 06-6208-2002  

 

主催： ArTRANDOM

大阪市芸術活動振興事業助成金採択事業

協賛：大和ハウスインシュアランス株式会社

後援:産経新聞社／サンケイスポーツ/夕刊フジ

協力:一般社団法人若手芸術家育成支援プロジェクト/バレエジャポン

 

演奏予定曲：

◎フォーレ:マスクとベルガマスクより

◎ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

◎サン・サーンス:死の舞踏

◎ドビュッシー:マスク

◎ドビュッシー:牧神の午後の前奏曲

◎ラヴェル:クープランの墓　

ほかを予定しております。

 

出演予定ダンサー（世界一流の舞台で活躍する日本人ダンサー）

●針山愛美　ベルリン国立バレエ団出身　一般社団法人イーアイアーツ代表理事）

●菅野茉里奈　ベルリン国立バレエ団　デミ・ソリスト

●福田昂平　ロシア国立ノヴォシビルスク劇場　第一ソリスト

●金子稔　　フランス・ツゥールーズキャピトルバレエ

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　針山愛美　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菅野茉里奈

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福田昂平

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金子稔

 

スペシャルゲスト

ピアニストVictorien ＶＡＮＯＯＳＴＥＮ（フランス人指揮者・ピアニスト）

スイス　ヌーシャテル交響楽団フランス　ペイ・バスク交響楽団の芸術・音楽監督。

元ベルリン国立歌劇場主席アシスタント指揮者

 

　　　　　　　　　　　　　　Victorien ＶＡＮＯＯＳＴＥＮ

 

出演予定演奏家

TRIO J.A.H.

●フルート　山本純子　　

●ヴァイオリン　今西 彩菜

●ピアノ　西岡仁美

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TRIO J.A.H.

 

その他

●舞台監督　有限会社アートファクトリー　宮村和樹

●舞台記録撮影　　株式会社ビデオジャイブ

●記録写真撮影　　ステージグラフィカ　野田直樹 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

国の重要文化財であり大阪を代表するロケーション大阪市中央公会堂の舞踏会場を思わせる中集会室を舞台に、その場所に真にふさわしい芸術性の高い企画を開催することによって、従来の芸術愛好者のみならず、若い方を含む新たな芸術鑑賞者・愛好者を創出する芸術啓蒙活動としての機能を持たせた企画として開催します。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　大阪市中央公会堂中集会室

 

日本における文化・芸術は、新たな顧客層を獲得することなく、徐々に先細りしていく傾向になってしまっております。そうした傾向に一石を投じる為、あえて分野を越える分野横断型の共通テーマを設定して、公演を制作します。

クラシック音楽の愛好者がバレエに触れてその魅力に気づき、バレエの愛好者が生演奏を聴き、その魅力を再認識する好循環が生まれます。

更に、芸術に触れる経験の少ないお客様に積極的にアクセスし、体験してもらうことによって、芸術鑑賞に対する精神的な敷居を取り払うきっかけとなります。

また、日本においては、クラシック音楽分野やバレエ分野の方々が交わりコラボレーションして舞台を制作することが極端に少ないのが現状です。

特に若い芸術家にとっては、従来関わりの少なかった異分野の最高峰の芸術家との共同制作は、芸術的感性に磨きをかけることつながる得難い芸術的経験となります。

各芸術分野に縛られず、独自のテーマをそれぞれの芸術家達の解釈で表現し、融合をしていただき、最高峰の芸術家なればこその上質なパフォーマンスが生まれます。

世界最高峰の芸術に触れて刺激を受けてもらうことにより、将来更に芸術性の高い作品が日本から生まれる体制を確立させるきっかけとなることを目標に企画を続けて行きます。

ぜひともプロジェクトの応援をよろしくお願いします！！

 

注：イベント開催が予定通り開催不可となった場合の対応に関して

万が一、新型コロナウイルス感染症拡大等の影響を受けるなど天災等の不可抗力等での予定日通りでのイベント開催が不可能となった場合は公演を延期とし、お申し出をいただいた方には返金致します。

 

ArTRANDOM主催公演２０２２年１０月２３日『ピアソラ生誕100周年記念　

バレエと音楽コラボコンサート～Passion〜With Astor Piazzolla』大阪市中央公会堂にて。

 

ArTRANDOM 主催公演　２０２２年２月１３日『Musée Création（ミュゼ・クレアシオン）』

ロームシアター京都サウスホールにて。

 

ArTRANDOM 主催公演　２０２１年９月２６日『幽玄の舞　小督KOGO』

京都嵐山虚空蔵法輪寺にて。針山愛美出演。

 

出演アーティスト　プロフィール

針山　愛美（はりやまえみ）　

バレエボリショイバレエ学校を首席で卒業。モスクワ音楽劇場バレエ団、エッセンバレエ団（ドイツ）、米国バレエインターナショナル、クリーブランド・サンホセバレエ団、ボストンバレエ団でプリンシパルとして、ウラジーミル・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団で10年間活躍。レニングラード国立バレエに招かれ『白鳥の湖』と『ジゼル』に主演、大成功を収める。モスクワ国際バレエコンクールで特別賞、ニューヨーク国際バレエコンクールで銅メダル（日本人初）、パリインターナショナルコンクール銀メダル（金メダル無し）。アメリカ、ロシア、ヨーロッパなど世界各地でガラ公演でイリク・ムハメドフ、ウラジーミル マラーホフ、ホセ カレーニョ等と競演。世界各地でダンスと音楽のプロデュース公演を行う。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団とバーデンバーデン音楽祭や本拠地ベルリンでも共演。ベルリンでも、日本大使館、劇場などで公演をプロデュース、英国大使館ではミハイル・バレンボイムなどの音楽家と日本の震災復興の為のチャリティー公演で共演。2016年、ベルリンにて「マラーホフとフレンド」ガラ公演で自作の作品を踊り大好評を得る。ロシア、ヨーロッパ、日本各地でバレエコンクールの審査員として招かれている。又、ヨーロッパ、アメリカなどで日本との架け橋になる如くインターナショナルワークショップなどを主催。

 

 菅野 茉里奈（かんのまりな）

バレエ神奈川県藤沢市出身4歳より地元でバレエ、ピアノを始める。

木村公香に師事。 16歳でワガノワバレエアカデミーに2年間留学。

イリーナシトニコワの第1期生と して 卒業する。

卒業後、ウィーン国立歌劇場バレエ団に入団。2年間在籍しとのち、ウラジーミ ルマラーホフに引き抜かれベルリン国立バレエ団に移籍。

3年目にデミソリスト に昇格。

以降、ナチョ・ドゥアト、ヨハネス・オーマン、サーシャ・ワルツを監督として踊る。

クラシックからコンテンポラリーまで同時に幅広いレパートリーを踊る。ゲストとしてインターナショナルガラ公演等にも多々出演。バレエ以外にも現地ののインターナショナルモデルエージェンシーに所属しフォトモデル、CMにも出演。     

 

福田昂平（ふくだこうへい）

ロンドンでバレエを始める。日本国内バレエ団で主役、準主役等を務めジルベスターコンサート、王様のブランチ、等メディアにも多く出演。2016年よりロシア国立ノヴォシビルスク劇場に移籍し2020年より第1ソリスト。芸術監督のD.マトヴィエンコ/F.ルジマートフ/L.サラファーノフの元、海賊のアリ/ランケデム、白鳥の湖の道化、チッポリーノのトマト隊長、バヤデルカのブロンズアイドルなど年間200公演以上に出演。ロシア全土の芸術フェスティバル審査員や各種イベント、映画に出演し講師も務める。2019年日露を結ぶ「Spasibo Project」 発足。有望な人材を発掘し留学やワークショップをサポート。

 

金子稔（かねこみのる）

京都市出身９歳からバレエを習う2009年立命館守山中学在学中から今井淳子に師事

2014年７月英ロイヤルバレエスクール卒業

2014年９月よりフランスツゥールーズキャピトルバレエ入団

2017年 6月パリ Champs-Élysées劇場に於いてベラルビ振付の海賊でスルタンを演じる

。ベラルビ版ジゼルでヒラリオン、ペザント。ドンキホーテでエステバン。

くるみ割り人形でドロッセルマイヤー。ヌレエフ版白鳥の湖で王子。シンデレラよりデュエット。ジョン・ノイマイヤー、デイヴィッド・ダウソン、モーリス・ベジャール、ローラン・プティ等の作品で主要なパートを踊る。 

 

Victorien ＶＡＮＯＯＳＴＥＮ（指揮者・ピアニスト）

パリ国立高等音楽院（Conservatoire national supérieur de musique et de danse de Paris）

卒業。ピアノをMichel Béroff とDenis Pascal、指揮Alain Altinogluに師事マルセイユオペラ座　2014-2017シーズン常任指揮者Lawrence Fosterローレンス・フォスター主任助手を務める。

ベルリン国立歌劇場2017-2019シーズン常任指揮者Daniel Barenboimダニエル・バレンボイム主任助手を務める。  

 

トリオTrio J.A.H.

山本純子（フルート）

フルート幼少よりピアノ、12歳よりフルートを始め、京都大学工学部を卒業後、渡仏。

国立パリ地方音楽院(Conservatoire Nationale Region de Paris)、またザルツキ財団とアルベルト・ルーセル財団より奨学金を受け、パリ・エコールノルマル音楽院に入学。

両校をそれぞれ審査員満場一致にて卒業。国立パリ地方音楽院ではフルートのディプロム(DEM)の他に、高等室内楽科及び高等ピッコロ科を修了し高等ディプロム(DEMS)を取得。フルートを故立花千春、山崎たくじ、伊藤公一、工藤雅子、工藤重典、中務晴之、ヴァンサン・リュカ、フィリップ・ピエルロの各氏に、室内楽をエリック・ルサージュ、ポール・メイエの各氏に、ピッコロをナタリー・ロザ氏に師事。UFAM国際音楽コンクール１位(フランス)、第７回パドヴァ国際音楽コンクール木管部門１位(イタリア)など様々なコンクールにて上位入賞。平成22年度日本演奏連盟推薦・新人演奏会に出演。現在、大阪にて音楽スタジオSTUDIO CC'を主宰。フリー奏者として関西を中心に演奏活動を行う。これまでにソリストとして日本センチュリー交響楽団、テレマン室内オーケストラ等と共演。また、来日アーティストのレッスン通訳、講習会アシスタントなどを多く務め、その経験を活かし後進の指導にも力を入れている。ユニバーサルフルートオーケストラ団員。日本演奏連盟正会員。

 

 

今西 彩菜（ヴァイオリン）

京都市立芸術大学音楽学部を経て、同大学院音楽研究科修士課程を修了。第17回熊楠の里音楽コンクール大学・一般の部第3位。第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。室内楽では、第13回秋篠音楽堂室内楽フェスタにてフェスタ賞（第1位）を受賞。第19回万里の長城杯国際音楽コンクール、アンサンブル部門Aにて第1位、並びに審査委員長賞受賞。第33回草津夏期国際音楽アカデミーにてW.ヒンク氏のマスタークラスを、第34回同アカデミーにてP.フランチェスキーニ氏のマスタークラスを受講。室内楽ではPhoenix OSAQA 2011にて、アカンサス弦楽四重奏団としてジャパン・ストリング・クヮルテット（JSQ）のマスタークラスを受講。 これまでに宇田美代子、渡邊穣、池川章子、豊嶋泰嗣各氏に師事。 現在、関西を中心に室内楽やオーケストラ、レコーディング等の演奏活動を精力的に行っている。

 

西岡仁美（ピアノ）

ピアノ京都市立芸術大学卒業。リヨン国立高等音楽院修士課程ピアノ専攻、国立パリ地方音楽院室内楽専攻、伴奏専攻を審査員満場一致の一等賞で修了。2010年フランスのサント=フォワ=レ=リヨンにて、こけら落とし公演としてソロリサイタルを開催。2010年、2012年、ポーランドのグダニスクにて、Euro Chamber Music Festivalに招聘される。ロンティボー国際コンクール入賞者ヴァイオリニスト Ch.ブリエ氏と2013年CDリリースするなど、7年半に渡りヨーロッパ各地で活躍後帰国。現在は、時代やジャンルを問わず様々な音楽家と共演すると共に、2017年全国共同制作プロジェクト オペラ「蝶々夫人」、2019年芸術監督・指揮 西本智実 オペラ「カルメン」等のオペラピアニストや合唱伴奏、後進の指導にも当たる。京都フランス音楽アカデミー公式伴奏者。