竹の油抜きをしました！

昨日は竹林で、竹の油抜き作業をしました。

竹の油抜きとは、竹の表面にコーティングされている油分を落とす作業のことです。竹の表面は内部の水分を逃がさないために油膜があるそうですが、これを取らないと水分が抜けきらずに内部にこもり、竹が腐ったり虫がわきやすい原因になるので、表面の油膜を落とす油抜きの作業が必要になります。

火で竹の表面を満遍なくあぶり、てかりが出てきたら、布で素早くふき取ります。言葉で聞くと簡単ですが、慣れるまでは約3mの1本を仕上げるのに30分かかりました。火加減や火に当てる時間が最初分からなくて、なかなか油が浮き出てこなかったり、一か所に当てすぎて変色してしまったり、と。

特に耐久性が求められる用途に使用される場合は油抜きするそうで、サウナ小屋の床やベンチ、整い場所のテラスなどに使用予定です。