4度目のバングラデシュ。

これまでで最も目的が明確だった渡航でした。

貧困層を写真に撮り、日本で公開し、貧困を解説しよう。

とにかく、貧困状態にあるということが、どういうことなのか、

写真と言葉で伝え、理解してもらわなければならないと感じていました。

 

旅行やバックパックで海外に行ったことがある人はたくさんいるけれど、

貧しい人々と触れ合い、彼らの生活について考えた人はどれだけいるのだろうか。

実際に出会ってみて、何かを感じた人もたくさんいるだろう。

しかし、彼らについて知るために本を読み、議論をした人はどれくらいいるのか。

 

日本では、普段の会話で政治や社会問題についての話題が出ない。

私も、なんだか場の空気を壊しそうで、そういった話題を出せないことが多い。

 

社会問題には明確な答えの無い物が多いですが、

そういうものは、

たくさん議論をして、自分の価値観や持っている偏見を何度も再評価し、

考えを確立し、相互に理解し合えるようになっていかなければならない。

しかし、そういった機会が少ない。


なので、何か伝えたいことがあるときは、

まずは「場」を作ることが重要なんだと気がつきました。

貧困を伝える写真展なら、

貧困について堂々と話題を出し、議論し合える。


「場」を作ろう。

貧困について話し合える空間を作ろう。

写真展を開こう。

これまでの渡航は何かを吸収しようと受け身でしたが、

ここで初めて活動の一環としての渡航が始まりました。

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