新規出版

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▼自己紹介

 

　  在グアム20年の芳賀健介です。出版とオプショナルツアーを主宰しています。

　グアムにジャングルトレッキングを紹介して17年すっかり定着して政府観光局目玉になりました。

　

　75％を占めるグアムのジャングルを数百回となく探索している間にグアムの歴史にふれ、またその文化の高さに驚きました。「ジャングルトレッキング」はその中のグアム（チャモロ人）の文化紹介を、そして「戦跡巡りツアー」はかつてこの島で戦闘した我々日本人の先人たちが遺した遺品を見つけたことが動機になっています。

　

　「戦跡巡りツアー」で若い参加者をガイドしている時に戦没者を慰霊することを思いつき、早速有志と慰霊祭を定期的に始めました。それまで不定期な場所での鎮魂慰霊祭を政府の敷地内に勧めてくれたのが副知事のレイ・テノリオ氏でした。そこに「グアム鎮魂社」が創建されました。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

　本「実録・グアム戦争の1033日」は戦争時の遺構の清掃をしていることで知り合った日米の戦争生還兵と被害に遭った地元民とのインタビューによって戦争の時代の空気をつぶさに聞き取り、グアム鎮魂社を創建する事をきっかけに書き物に残しておこうと思ったからです。ジャングル探索を重ね、関係者達にインタビューしてまとめたのがこの実録本です。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

　この本はそれまで資料として集めた客観的な視点による戦記物とはその趣旨が違います。

　グアム戦争の経緯をより具体的に、生還兵達が実体験した戦争を学生にも判りやすいように著しました。特にこの本は戦後初めて明かされる、

　○戦場で敗退した後の日本軍、その始まりから終わりまで

　○横井庄一の28年、発見時の横井とその後

　○地元民受難のすべて

　○グアムの日系人の闘い

　○小畑英良軍司令官謎に包まれた最期

　が網羅してあります。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

　この「実録・グアム戦争の1033日」は今後何十年となく読み継がれ語り継がれて欲しいと願って、入念な調査と実証を得ながら完成しました。「本物と実話」にこだわりました。

 

　叶うなら、「実録・グアム戦争の1033日」を多くの若者に読んで頂き、また、本をきっかけに「知らなかったあの時代、あの戦争」に興味を持ち、同時に「後世のためになるならば」と尊い生命を

擲った若き先人達の気持ちに思いを馳せて頂きたいです。

 

 

 

 

＜プロジェクト終了要項＞

・製作物    
B4サイズ、表紙付き

・出版完了予定日    
2020年2月11日

・著者    
芳賀建介

・発行部数    
1000部