この秋にいよいよ100名となったレインボーチルドレン奨学金は、年2回行う奨学生ミーティングも過去最大規模となりました。
デリーでは新入生21名を含む31名が、そしてダラムサラではサラ大学とノルブリンカ合わせて新入生19名を含む65名が、このミーティングに参加しました。
またデリーには、卒業生2名も駆けつけ、想いのこもったスピーチをしてくれました。

 

奨学金制度を受けれたことで見つかった将来への展望を語ってくれた、ターチンの力強いスピーチ

 

新入生が卒業生のスピーチを聞くのは実はミーティングが始まって以来初めてのことで、みな真剣な眼差しで先輩の話に耳を傾けていたのが印象的でした。

 

スピーチに聞き入る新入生

 

今回のメインイベントとなる文化交流ワークショップでは、先日も紹介した、現地インターン五郎くんが講師となり古着のTシャツを活用した"布わらじワークショップ"を開催しました。
2016年秋のミーティングで竹細工職人・大介さんが行った竹かごづくりワークショップの際にも、手先が器用で物作りやアートが大好きな奨学生たちから大きな反響を呼び、日本文化に触れられる手工芸をまた体験したい!という意見が多くあがっていました。

 

インドへ到着してからもメンバー全員で練習しました


現代では日本人でさえなかなか体験することのないわらじづくり。
奨学生たちに教えるために日本人メンバーも一生懸命練習を重ねました。

また、このワークショップでは約100名分のわらじをつくるために、衣類専門のリユース・リサイクル事業を経営されている株式会社Kurokawa・黒川さんが、材料となるTシャツ250枚を寄付してくださいました。
黒川さんも、以前スタディツアーに参加されたお一人です。

デリーでのわらじづくりは、五郎くんを筆頭に、日本人メンバーが各グループに講師としてつきました。

 

メンバーはグループごとの先生役になりました

 

新入生にとっては初めてのミーティング、一体何が始まるのだろう、とドキドキしているのが伝わりましたが、大学、学年や性別関係なく、自然と作業を手伝いあったり、道具を貸しあったりしながら、没頭してわらじを完成させました。

 

初めての体験。やり遂げた喜び。

 

ダラムサラは、サラ大学・ノルブリンカ合わせて65名という大規模なワークショップとなり、一部のワークショップ、二部では奨学生たちによる文化紹介のパフォーマンスが開催されました。

 

 

二部の奨学生たちによるパフォーマンスでは、チベットの伝統的な食べ物や舞踊など、盛りだくさんの内容でした。

一部のワークショップでは、実は講師となる現地インターン五郎くんはすでに帰国の途についており、残された日本人メンバーだけではひとりひとりを見きれない可能性がありました。
しかし、今回のワークショップは今までとは違う大きく変化が見られたのです。
実は五郎くんがダラムサラ滞在中、この懸念点を見越してノルブリンカとサラの在校生数名に事前のわらじづくりのレクチャーをしてくれていたのです。

 

サラ大学の屋上でWARAJIと共に全体写真

 

 

学生主体のワークショップが実現。日本人メンバーはサポートにまわりました。

実はグループリーダーとしてわらじづくりを他の皆にレクチャーしてもらうことを、当日その場で伝えたのですが、真剣な表情で2つ返事に「もちろんです!」と引き受けてくれ、手際よくグループ分けも彼ら主体で行いました。

デリーの際も、在校生たちが自主的に他の奨学生たちへの連携をとり、手伝ってくれたりと、たしかにこの毎年2回の訪問とミーティングがわたしたち発信の一方向ものではなく、彼らの中でミーティング開催に対する意欲や自主性を感じることができた、
"Be the change"に繋がるミーティングでした。

新着情報一覧へ