自転車ヘルメット着用率の全国47都道府県市場調査

▼自己紹介

命を守るヘルメットを、もっと多くの人に使ってもらいたい。

 

自転車ヘルメット委員会・事務局の馬場誠です。中学の頃から自転車が好きで、2006年から2016年まで自転車業界に勤め、米国スペシャライズド社の日本法人やワイ・インターナショナル社の代表を務めました。その後フリーとなり、自転車関係のいくつかのプロジェクトを主宰しています。多くの人がごく自然にヘルメットを着用し、死亡・重症事故を減らし、より楽しく安全な自転車社会を作りたいと考えています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ヘルメット着用の啓発のため、自転車好きでヘルメット着用は当然とお考えの著名人7名：増田寛也（元総務大臣）・三浦雄一郎（プロスキーヤー）・疋田智（テレビプロデューサー）他にお声かけし2015年に自転車ヘルメット委員会を発足させました。下の写真は発足イベント時のもの。

 

 

昨年、日本では自転車乗車中の交通事故で433人が亡くなっています。そのほとんどがヘルメットをかぶっておらず、半数以上は頭部損傷が死因で、もし全員がかぶっていたら大半は助かったはず。自転車に乗る誰もがヘルメットをかぶった方が良いのは明らかです。本人だけでなく悲しむ家族や友人をつくらないためにも。

 

今回は新企画として、ヘルメット着用率を把握するための全国市場調査を実施したいと思います。道交法で着用努力義務のある13歳未満は最近かなり着用していますが、13歳～大人はごく少数しか着用していません。全国的な着用率情報はこれまで公表されたことはないので、メディアを通じて調査結果を世間に広め、種々の議論を巻き起こし、結果的により多くの人がかぶるようになって死亡・重症事故の減少を目指します。

 

▼プロジェクトの内容

皆さまからいただいたご支援で、有力調査会社に依頼し、ヘルメット着用率に関する全国的な大規模市場調査を実施します。

 

47都道府県ごとの着用率、（全国ベースでの）年代別着用率などの情報が日本で初めて高い精度で把握されます。この調査結果をプレスリリースにまとめメディアに配信し、また関連する企業や官庁に直接提供し、国・自治体・自転車業界・学校などで活用していただければと思います。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今後も本調査を定期的に実施し、世の中の定番イベントとなるようにして、ヘルメットについての関心を維持向上し続けます。

 

今回に続き本調査を毎年か隔年で実施し、メディアや関連官庁企業・一般市民に正確で有益な情報を提供して、信頼される情報ソースとなるよう努めます。今後ともヘルメットについての話題を世の中に発信し続け、より多くの人がヘルメットを着用することにより死亡・重症事故が減り安全な交通社会を作るための一助となりたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

運営期間    
2020年7月1日～10月30日

運営場所    
馬場誠の自宅

運営主体    
自転車ヘルメット委員会

運営内容詳細    
自転車ヘルメット着用率の全国市場調査の実施